マタドガス育成論

マタドガスの育成論。

マタドガスの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

マタドガスの基本データ

全国 No.110 マタドガス
マタドガス 分類 : どくガスポケモン
タイプ : どく
高さ : 1.2 m
重さ : 9.5 kg
種族値 タイプ相性
HP 65
攻撃 90
防御 120
特攻 85
特防 70
素早さ 60
×4
×2 地 超
×1/2 草 格 毒 虫
×1/4
無効
特性
ふゆう じめんタイプのわざを受けない。
隠れ特性 (夢特性)
-

マタドガスのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 マタドガスを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

マタドガスの特徴

【良いところ】

  • 特性「ふゆう」により地面技が無効となります。ガブリアスやドサイドン、マンムーなどの「じしん」読みで無償降臨ができます。
    マタドガスはガブリアスなどに対して有効打がありませんが、「おにび」を持つため相手は逃げてくれるでしょう。
  • 格闘技に耐性があり、ヘラクロスやルカリオなどの「インファイト」を半減で受けることができます。
    マタドガスは虫技にも耐性があり「メガホーン」を半減できるため、ヘラクロスに交代出しするポケモンとして優れています。しかしヘラクロスが「こだわりハチマキ」持ちの場合は、防御特化マタドガスでも「メガホーン」で中乱数3、「ストーンエッジ」で確3となります。マタドガスは「だいもんじ」が使えますが、火力がないため余裕はありません。
    格闘受けとしては「いかく」持ち飛行タイプのボーマンダやギャラドスが有名ですが、彼らは「ストーンエッジ」に弱く、ヘラクロスが初手で突然交代読み「ストーンエッジ」を撃ってきた時のダメージは大きいです。また飛行タイプのため、「ステルスロック」を撒かれると辛くなります。マタドガスは彼らに比べて火力はありませんが、岩技に弱いという欠点を持ちません。
  • メインウェポンに耐性はありませんが、ギャラドス・カビゴン・ハッサムなどそこまで火力の高くないポケモンにも交代出しできます。受けた後は、「10まんボルト」「おにび」「だいもんじ」などを撃ちましょう。
  • 「だいばくはつ」を習得できます。マタドガスは再生回復技もなく、元から安定して物理受けができるポケモンではないため、時をみて爆発してしまいましょう。相手の物理アタッカーを道連れにできれば理想ですが、交代先のスターミーなどを爆破できることもあります。
  • 弱点が実質エスパー1つだけです。エスパー技はマイナーなので、思わぬ相手から弱点を突かれにくいといえます。

【悪いところ】

  • 防御種族値は高いですが、HPが低いため数値的な物理耐久はそれほどでもありません。マタドガスが耐性のないタイプの強力なアタッカーに交代出しすることはキビシイです。「こだわりハチマキ」持ちのメタグロスやバンギラスの相手はできません。素早さが遅いため、相手に先手をとって回復しにくいのも欠点です。
  • 毒タイプのため、格闘流し役として期待できます。しかしヤドランのように混乱耐性がないため、カイリキーの「ばくれつパンチ」を安定して受けられないことが残念です。また格闘流しの中では、ヨノワールもヘラクロスに対応でき、カイリキーの「ばくれつパンチ」を無効化することができます。ヘラクロスかつカイリキーの対策をしたいならヨノワールを使いましょう。
  • 草技に耐性を持ち、ユキノオーの「ウッドハンマー」読みでの交代出しができます。しかし、ユキノオーの「ふぶき」を受けてしまうと大ダメージを受けるので安定はしません。マタドガスとユキノオーは同速であり、どちらが先手となるかも確実ではありません。ユキノオーにマタドガスを出すのは最終手段です。
  • 1ターンで再生回復できる技を覚えることができません。回復量の不安定な「いたみわけ」か、「カゴのみ」とセットでしか使えない「ねむる」を使うことになります。
  • 特性「ふゆう」により、毒タイプであっても相手に撒かれた「どくびし」の除去ができません。

マタドガスの型

【格闘流し型】

性格 :
のんき
努力値:
HP252、特攻調整、残り防御
持ち物:
くろいヘドロorイバンのみorカゴのみ
メイン:
なし
サブ技:
だいもんじ、10まんボルトorかみなり、だいばくはつ
補助技:
いたみわけorねむる、おにび

ヘラクロスの「インファイト」など耐性のある物理技や、ギャラドスなどそこまで火力のない物理アタッカーに交代出しします。

性格・努力値について。
「こだわりハチマキ」持ちヘラクロスにも対応するために、防御特化がベースです。
物理・特殊技どちらも使うため、性格で攻撃系の能力は下げたくありません。素早さを下げるのんきにします。素早さ調整をしているドサイドンに抜かれるとイヤですが、抜かれない場合が多いです。
特攻は調整です。例えば特攻に100だけ振ると、HP振りヘラクロスを「だいもんじ」で確2にできます。

持ち物について。
延命アイテムの「くろいヘドロ」がオススメです。ヘラクロスに対応しやすくなります。
「だいばくはつ」をしやすくなる「イバンのみ」も使えます。使うには慣れと耐久計算が必要です。
「ねむる」で回復する場合は「カゴのみ」です。

技について。
「だいもんじ」「だいばくはつ」「いたみわけorねむる」「選択肢」という技構成とします。
「だいもんじ」はヘラクロスの弱点をつける技のため必須です。「おにび」では「こんじょう」ヘラクロスを流すことはできません。
「だいばくはつ」は、時を見て相手を道連れにする技です。HP振りヘラクロスが確1、HP4振りガブリアスが高乱数1となる火力です。マタドガスが役割を終えた後に使うのが理想ですが、相手の物理アタッカーを道連れにできれば十分です。もたもたしていると使えずに終わってしまうので早めに爆発する割り切りが必要です。そもそも、耐久がそこまで高くないマタドガスは安定した物理受けにはなれません。物理アタッカーの対策を任せきるのではなく、マタドガスが爆発しても相手に対応していけるようなパーティを組みましょう。
「いたみわけ」「ねむる」は回復手段です。「ねむる」の方が安定して回復できますが、「くろいヘドロ」を持てなくなってしまうデメリットがあります。
残りの技は選択肢となります。
「10まんボルト」「かみなり」はギャラドスの4倍弱点をつける技。HP振りギャラドスが確2になります。「かみなり」でもおよそ2発なので、ギャラドスへの蓄積ダメージを考慮しないなら「10まんボルト」が安定です。電気技はスターミーへの牽制にもなります。
「おにび」は、持っているだけで物理アタッカーを流せる技です。しかし、「こんじょう」ヘラクロスを強化してしまう・ガブリアスが「みがわり」でかわして舞ってくる・ギャラドスが「ラムのみ」で無効化してくることなどを考慮すると優先度はそこまで高くありません。ドサイドンに当てることに成功すれば大活躍ですが、相手が特殊アタッカーに交代してくることが多いため狙った相手には当たりにくい技です。

役割関係

【マタドガスを繰り出せるポケモン】

【マタドガスに繰り出されるポケモン】


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