メガヤミラミ育成論

メガヤミラミの育成論。ポケモンオメガルビーアルファサファイア (ORAS) 対応版。

メガヤミラミの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

★ヤミラミの育成法はヤミラミ育成論の方を参照。

メガヤミラミの基本データ

全国 No.302 メガヤミラミ
メガヤミラミ 分類 : くらやみポケモン
タイプ : あく/ゴースト
高さ : 0.5 m
重さ : 161.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 50
攻撃 85
防御 125
特攻 85
特防 115
素早さ 20
×4
×2
×1/2
×1/4
無効 無 格 超
特性
マジックミラー 相手が使った状態異常にする技や能力を下げる技などの変化技を跳ね返す。
隠れ特性 (夢特性)
-

メガヤミラミのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 メガヤミラミを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

メガヤミラミの特徴

【良いところ】

  • ヤミラミはルビーサファイアで初登場した宝石を食べるポケモン。ポケモンORASでメガシンカを獲得しました。メガシンカしたことで防御・特防が大きく伸び、攻撃・特攻も少しずつ上がっています。素早さはメガシンカで下がってしまいましたが、元から鈍足で先制しにくいためそこまで関係ありません。
  • メガヤミラミは特性「マジックミラー」を持つため、相手の補助技が読めれば無償降臨に期待できます。「マジックミラー」では、主に「でんじは」「おにび」などの状態異常技や「ステルスロック」などの補助技を相手にはね返せます。補助技は使用タイミングが読みにくいことが欠点ですが、はね返しに成功すれば相手の戦略を崩せます。
  • メガヤミラミは弱点がフェアリー技しかなく、メジャー技のタイプに弱点を持ちません。また無効耐性をノーマル・格闘・エスパーの3つも持っているため、色々な場面での無償降臨に期待できます。

【悪いところ】

  • メガヤミラミは攻撃・特攻種族値がどちらも85と低く、素早さもとても低いためアタッカーとしては微妙です。覚える技も低威力のものが多く、相手ポケモンに与える負担が小さいです。
    攻撃力が低いメガヤミラミにはタイプ耐性を生かさずとも交代出しできてしまうポケモンも多く、メガヤミラミが相手の高火力アタッカーを呼び寄せてしまった場合は後が大変です。
  • メガシンカ前のヤミラミは、種族値合計が380ととても低いポケモンでした。メガシンカしても種族値合計は480にしかならず、メガシンカポケモンとしては低い水準の能力となっています。メガヤミラミはメガクチートと共に最も種族値合計が低いメガシンカポケモンですが、メガクチートは特性「ちからもち」で攻撃が上がるため、メガヤミラミが実質メガシンカポケモンで最低種族値となります。
  • メガヤミラミは無効耐性を3つも持つことが強みですが、メジャータイプへの耐性が少ないです。メガヤミラミが持つタイプ耐性の中でメジャーといえるのは格闘タイプくらいです。そのため無効耐性が多いにも関わらず、メガヤミラミは繰り出しやすいポケモンとはいえません。
  • メガシンカ前のヤミラミは隠れ特性「いたずらごころ」を持ち、低い素早さにも関わらず補助技を先制で出すことができました。メガヤミラミは「いたずらごころ」を持てないため、「おにび」「じこさいせい」などの強力な補助技を先制で使うことができません。
  • メガヤミラミと種族値が似ているゴーストポケモンとしては、ギルガルド シールドフォルムが挙げられます。ギルガルドは鋼タイプ複合のため12個ものタイプに耐性を持ち、無効耐性も3個持っています。また耐久系種族値も、メガヤミラミよりギルガルド シールドフォルムの方が高いです。ギルガルドはメガヤミラミと比べ、かなり交代で繰り出しやすいポケモンです。
    ギルガルド シールドフォルムはメガヤミラミよりも攻撃力が低いですが、ギルガルドは特性「バトルスイッチ」によりブレードフォルムになることができます。ブレードフォルムでは攻撃系種族値が150に達し、相手の交代先のポケモンに大ダメージが期待できます。
    ギルガルドはメガヤミラミと異なり、メガシンカ枠を消費しないのもポイントです。
    メガヤミラミの差別化点となりえるのは、特性「マジックミラー」や、「おにび」「じこさいせい」「めいそう」などの補助技が使えることです。特性「マジックミラー」は相手が補助技を使ってこないと役に立たず、差別化点としては弱いです。メガヤミラミの生き残りは、ギルガルドが覚えない補助技を生かせなければとても厳しいです。
  • 1回のバトルでメガシンカできるポケモンは1匹までなので、ヤミラミをメガシンカさせると他の有用なメガシンカポケモンが使えなくなってしまいます。メガシンカポケモンには高火力のアタッカーなど有用なポケモンが揃っているので、どのポケモンをメガシンカさせるか悩みどころです。

メガヤミラミの型

【めいそう型】

特性 :
マジックミラー
性格 :
ずぶといorわんぱくorのんき
努力値:
HP252 防御252 素早さ4
持ち物:
ヤミラミナイト
確定技:
めいそう/じこさいせい
選択肢:
あくのはどう/バークアウト/シャドーボール/ふいうち/イカサマ/かげうち/
メタルバースト/おにび/あやしいひかり/ちょうはつ

◆型について

  • メガヤミラミを物理耐久特化にしておき、「めいそう」を積んで特殊耐久を上げることで居座りを狙います。物理耐久は積み技ではこれ以上強化できませんが、相手の物理アタッカーに「おにび」を当てて火力を落とすことならできます。
  • 相手に高火力の特殊エースが残っていると、「めいそう」が間に合わず押し負けてしまうことがあります。「おにび」が効かない炎ポケモンや、特性「こんじょう」の相手も苦手です。
  • メガヤミラミを繰り出すタイミングは、格闘技などを読んで無償降臨が理想です。無償降臨が前提なら耐久が上がっていないメガシンカ前に交代出ししても問題ありませんが、読み外したとき受けるダメージは大きいです。
  • 相手の補助技を読めれば「マジックミラー」で無償降臨ができますが、読み外して相手が攻撃してくる危険が伴います。補助技を使ってくる相手がメガヤミラミが得意な相手とは限らないこともあり、「マジックミラー」は中々生かしにくいです。
  • 瞑想型では「めいそう」で特殊耐久を上げつつ「じこさいせい」で回復する戦法をとるので、相手の「ちょうはつ」には弱いです。メガヤミラミは特性「マジックミラー」を持つため、相手の「ちょうはつ」をはね返せるのが良いところです。
    「マジックコート」はその他にも色々な補助技をはね返せます。居座り中に「どくどく」で耐久を落とされたり、こちらの能力を下げる補助技を使われることがありません。

◆特性について

  • メガヤミラミにメガシンカすると特性が「マジックミラー」になります。
  • メガシンカ前の特性は「するどいめ」「あとだし」と、隠れ特性「いたずらごころ」から選択です。すぐにメガシンカしてしまうためあまり関係ありませんが、「おにび」などを先手で使える「いたずらごころ」がオススメできます。

◆性格・努力値について

  • ずぶとい防御特化がベースです。残りは素早さに4振りしておくと、同速のナットレイなどに先手を取れることがあります。
  • 性格ずぶといでは攻撃が下がってしまいます。物理技を使う場合、攻撃の代わりに特攻が下がる性格わんぱくも候補ですが、「めいそう」で特攻を上げたときの火力が落ちるためオススメできません。
    攻撃・特攻を両方下げたくない場合、素早さが下がる性格のんきでもOKです。メガヤミラミが属する素早さ20族のメジャーポケモンはナットレイしかおらず、下の素早さ帯は5族のツボツボのみなので素早さを下げてもあまり問題ありません。

◆持ち物について

  • ヤミラミナイト:
    ヤミラミをメガヤミラミにメガシンカさせます。

◆技について

「めいそう」「じこさいせい」「選択肢」「選択肢」という技構成です。

  • めいそう:
    特攻・特防を1段階ずつ上げる補助技です。瞑想型なので確定です。
  • じこさいせい:
    最大HPの半分だけ回復できる便利な技。「めいそう」で特殊耐久を上げた後に回復すれば居座りが狙えます。
  • あくのはどう・バークアウト:
    タイプ一致の悪特殊技で、メガヤミラミのメインウェポン候補です。低威力なこともあり、「めいそう」を積まないと火力に期待できません。
    「あくのはどう」は威力80・命中100で、2割の確率で相手をひるませます。メガヤミラミは鈍足なのでひるみの追加効果には期待できません。
    「バークアウト」は威力55・命中90で、相手の特攻を1段階下げる追加効果があります。「めいそう」と合わせてメガヤミラミが特殊技で倒されにくくなりますが、威力がとても低いことが難点です。
  • シャドーボール:
    威力80・命中100のゴースト特殊技で、2割の確率で相手の特防を1段階下げます。ゴースト技はノーマル相手に無効なので悪技よりも優先度が低い一方、悪技と異なり格闘ポケモンに半減されません。
  • ふいうち:
    威力80の悪物理技です。先制技ですが相手が攻撃技を選択していないと失敗します。
    悪先制技は、メガゲンガーやラティアスなど素早い相手とのタイマン戦で有効です。メガヤミラミは特性「マジックミラー」を持つため、相手が攻撃技を選択しやすいのもいいところ。
  • イカサマ:
    威力95の悪物理技で、相手の攻撃ステータスを使ってダメージ計算が行われます。相手の攻撃が高ければ有効な技ですが、相手の攻撃が低いとあまり役に立ちません。
  • かげうち:
    威力40のゴースト物理技で、先制技です。「ふいうち」と異なりノーマルポケモンに無効化され、低威力なことが欠点です。
  • メタルバースト:
    使用ターンに相手の攻撃で受けたダメージを1.5倍にして相手に返す技。こちらが先制だと失敗してしまいますが、素早さの遅いメガヤミラミなら相手に先制しにくいです。また補助技を使われても失敗しますが、メガヤミラミは特性「マジックミラー」を持つため一部の補助技を使われにくいです。
    意表を突いて相手に大ダメージを与えられますが、メガヤミラミも同時に大ダメージを受けている点が微妙です。
  • おにび:
    命中85で相手をやけど状態にする補助技です。この型でメガヤミラミは物理耐久を上げる積み技を覚えませんが、相手をやけどにすれば物理技で倒されにくくなります。
    炎ポケモンには効かないため注意。また特性「こんじょう」「もらいび」などのポケモンに当たると相手を強化してしまいます。
  • あやしいひかり:
    相手を混乱状態にすることで攻撃回数を減らし、メガヤミラミが居座りやすくします。
  • ちょうはつ:
    3ターンの間、相手は補助技を使えなくなります。相手の積み技などを防げます。
    メガヤミラミは素の火力が低いため、この技がないと相手に積み技を積まれ放題になることがあります。

役割関係


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