めざパのタイプ・威力の仕組み
「めざめるパワー」 ( めざパ ) のタイプ・威力の仕組みについて解説。
ポケモンの個体値が分かると、前のページでも紹介しました めざパくん で簡単に 「めざパ」 のタイプと威力が分かります。しかし、個体値から 「めざパ」 を計算する仕組みは知っておいた方が良いです。欲しい 「めざパ」 を持つポケモンを厳選するとき、よくあるうっかりミスでその欲しい 「めざパ」 が出にくくなってしまうことがあります。ただでさえ時間がかかる作業なので、このようなミスは避けたいところです。
個体値からめざパのタイプが分かる仕組み
「めざパ」 の 「タイプ」 は、個体値の 「偶数」 「奇数」 の組み合わせにより決まります。
下の表を見てみましょう。例えば、
HP - 攻撃 - 防御 - 特攻 - 特防 - 素早さ
の順に、
奇数 - 偶数 - 奇数 - 偶数 - 奇数 - 偶数
であるとすると、 「めざパ」 のタイプは 「炎」 であることが分かります
■めざパタイプ表
| HP | 奇 | 偶 | 奇 | 偶 | 奇 | 偶 | 奇 | 偶 | 攻撃 | 奇 | 奇 | 偶 | 偶 | 奇 | 奇 | 偶 | 偶 | 防御 | 奇 | 奇 | 奇 | 奇 | 偶 | 偶 | 偶 | 偶 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 素早さ | 特攻 | 特防 | |||||||||
| 奇 | 奇 | 奇 | 悪 | 竜 | 竜 | 竜 | 竜 | 氷 | 氷 | 氷 | |
| 偶 | 奇 | 奇 | 氷 | 超 | 超 | 超 | 超 | 電 | 電 | 電 | |
| 奇 | 偶 | 奇 | 電 | 草 | 草 | 草 | 草 | 草 | 水 | 水 | |
| 偶 | 偶 | 奇 | 水 | 水 | 炎 | 炎 | 炎 | 炎 | 鋼 | 鋼 | |
| 奇 | 奇 | 偶 | 鋼 | 鋼 | 霊 | 霊 | 霊 | 霊 | 虫 | 虫 | |
| 偶 | 奇 | 偶 | 虫 | 虫 | 虫 | 岩 | 岩 | 岩 | 岩 | 地 | |
| 奇 | 偶 | 偶 | 地 | 地 | 地 | 毒 | 毒 | 毒 | 毒 | 飛 | |
| 偶 | 偶 | 偶 | 飛 | 飛 | 飛 | 闘 | 闘 | 闘 | 闘 | 闘 | |
この表から分かるように、 「めざパ」 のタイプは個体値の 「偶数」 「奇数」 の組み合わせのみで決まります。個体値によっては絶対に出ないタイプがあります。
今、特殊アタッカーのポケモンのために 「めざめるパワー炎」 が欲しいとします。ところが、うっかり特攻がVの両親を使っていたとします。上の表を見て下さい。 「めざパ」 が 「炎」 になるとき、 「特攻 - 特防 - 素早さ」 は 「偶数 - 奇数 - 偶数」 でなければいけません。つまり、特攻は偶数でなければいけません。
ところが、今、両親が特攻がVなので、特攻V ( =31=奇数 ) の子供たちが多く生まれてきます。この子供たちの 「めざパ」 は 「炎」 ではありません。これでは 「めざパ炎」 はとても出にくくなってしまいます。このようなときは、特攻がU ( =30=偶数 ) の両親を使うようにしましょう。
(↑これは昔、 「めざパ炎」 マンタインを作ろうとしていた副管理人がやってしまったミスです プ)
このように、欲しい 「めざパ」 のタイプによっては理想の個体値VにできずUで妥協しなければならないことがあります。特に素早さVを狙えないときは、他の素早さ種族値が同じポケモン達との最速争いに負けて先手を取れないなど、戦略上不利な立場に立たされることもあります。そのため、 「めざパ」 と 「最速」 のどちらを優先させるべきか選択しなければいけない場合もあります。
個体値からめざパの威力が分かる仕組み
「めざパ」 の威力は、個体値から以下のめざパ計算式により決まります。
- それぞれの個体値を4で割る。
- 4で割った余りが 2か3 の個体値の能力があれば、その能力毎に 「設定された値」 を足し合わせる。
余りが2か3の個体値 HP 攻撃 防御 素早さ 特攻 特防 設定された値 +1 +2 +4 +8 +16 +32 - めざパの威力 = 足し合わせた合計値×40÷63+30 ・・・※
( ※小数点以下は切り捨て )
この式より、めざパの威力は 30~70 の間の値を取ります。
例えば、手持ちのポケモンの個体値を調べてみたら、
| ステータス | HP | 攻撃 | 防御 | 素早さ | 特攻 | 特防 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個体値 | 15 | 20 | 14 | 31(V) | 26 | 30(U) |
| 個体値を4で割った余り | 3 | 0 | 2 | 3 | 2 | 2 |
だったとします。
個体値は 「 奇 - 偶 - 偶 - 奇 - 偶 - 偶 」 なので、上のめざパタイプ表よりタイプは 「毒」 になります。
では威力を調べてみましょう。個体値を4で割った余りのところを見て下さい。 「HP」 「防御」 「素早さ」 「特攻」 「特防」 を4で割った余りが 2か3 になっています。よって、 「めざパ」 の威力は、
(1+4+8+16+32)×40÷63+30=68 ( 小数点以下切り捨て ) となります。
「めざパ」 は実用性を考えると威力65以上は欲しいです。 「めざパ」 威力65以上を出すには、個体値厳選のときに 「素早さ」 「特攻」 「特防」 にUやVを狙えばよいです。
「素早さ」 「特攻」 「特防」 の3つともUかVになっていれば、上の ※ の式より、 「めざパ」 の威力は必ず65以上になります。
例えば、 「めざパ草」 のポケモンが欲しいとします。このとき、上のめざパタイプ表を見ると、 「草」 が一行に並んでいます。その行の 「 素早さ - 特攻 - 特防 」 を見ると、 「 奇 - 偶 - 奇 」 となっています。よって、狙うべき個体値は、 「 素早さV(奇) - 特攻U(偶) - 特防V(奇) 」 です。この個体値を狙えば、 「めざパ」 のタイプは 「草」 で威力65以上となります。
「めざパ」 は不利な相手の弱点を突くことができる非常に便利な技ですが、それでも本来タイプ不一致の技を使っている訳なので、上で述べたように威力65以上は欲しいところです。しかし、ただやみくもにタマゴを孵化させていたのでは、欲しいタイプと威力の 「めざパ」 を持ったポケモンを作るのは非常に大変です。そこで欲しい 「めざパ」 を出すために、 個体値厳選 と同様に一定の手順を踏んで欲しい 「めざパ」 を持つポケモンを厳選をしていく必要があります。


