リザードン育成論

リザードンの育成論。

リザードンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

★メガリザードンの育成法はメガリザードンX育成論メガリザードンY育成論の方を参照。

リザードンの基本データ

全国 No.006 リザードン
リザードン 分類 : かえんポケモン
タイプ : ほのお / ひこう
高さ : 1.7 m
重さ : 90.5 kg
種族値 タイプ相性
HP 78
攻撃 84
防御 78
特攻 109
特防 85
素早さ 100
×4
×2 水 電
×1/2 炎 格 鋼
×1/4 草 虫
無効
特性
もうか 自分の残りHPが最大HPの1/3以下になると、ほのおタイプのわざの威力が1.5倍になる。
隠れ特性 (夢特性)
サンパワー 天気が晴れのとき、毎ターン終了時に自分の最大HPの1/8のダメージを受けるが、特攻のステータスが1.5倍になる。

リザードンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 リザードンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

リザードンの特徴

【良いところ】

  • リザードンは実戦で型が多く、物理か特殊か判断しづらいため相手の対処が遅れやすいです。
  • 高めの素早さから先制で「みがわり」を連打し、特性「もうか」を発動させて高火力となることができます。ついでに「カムラのみ」「ヤタピのみ」を使って全抜きを狙っても。
  • 使えるサブウェポンを多く覚えることができます。
    物理サブウェポンは「じしん」「ドラゴンクロー」「かみくだく」、特殊サブウェポンは「りゅうのはどう」「ソーラービーム」「きあいだま」など。特殊技は「めざめるパワー」もあります。
  • 特殊型メインウェポンの「エアスラッシュ」は3割ひるみの追加効果があります。もうムリ・・・という時でも運よく相手がひるんで押し切れることも少なくありません。
  • 最近流行りのハッサムにタイプ的に強いです。メインウェポンの鋼・虫技に耐性があり、「ばかぢから」も半減。

【悪いところ】

  • 岩タイプが4倍弱点のため、「ステルスロック」で1/2も体力が削られてしまいます。特に6on6では「ステルスロック」の使用率が高いので、パーティに「こうそくスピン」持ちのポケモンがいると理想です。「みがわり」「はらだいこ」できのみ発動等の目的でHP4n調整をすることもありますが、きのみを使わないならHPは奇数調整にします。奇数にしておくことにより、「ステルスロック」をギリギリ2回耐えられるようになります。
  • メインウェポンの炎技と飛行技で弱点をつける相手で、草タイプと虫タイプが被ってしまいます。
  • 素の種族値はどれもあまり高くありません。特性「もうか」、「ヤタピのみ」「カムラのみ」、積み技などに頼らないと突破力は微妙です。

リザードンの型

【はらだいこ型】

性格 :
いじっぱり
努力値:
攻撃252、HP4n調整、残り素早さ
持ち物:
カムラのみ
メイン:
ほのおのパンチ
サブ技:
じしん
補助技:
みがわり、はらだいこ

「みがわり」を張って「はらだいこ」する型です。一度成功すれば全抜きできるかも。
リザードンの有利な相手に出して交代読みで「みがわり」を張ります。コチラの催眠ポケモンが相手を眠らせてからリザードンに交代し、「みがわり」を張ってもOK。「みがわり」のあとは「はらだいこ」を積みます。同時に「カムラのみ」で素早さUP&「もうか」発動で全抜きを狙います。

性格・努力値について。
いじっぱり攻撃特化にします。性格を攻撃↑にすることにより、「はらだいこ」+「もうか」発動の「ほのおのパンチ」でHP振りラティオスがギリギリ確1となり、HP4振りボーマンダ (「いかく」込み) も高乱数1にできます。
HP4n調整をしておくと、「みがわり」+「はらだいこ」でちょうどHPが1/4となり「カムラのみ」を発動させることができます。HP4n調整にするデメリットは、「ステルスロック」を1回しか耐えられなくなることですが、なるべく体力を残して「カムラのみ」を発動させたいので仕方ありません。
リザードンのHP個体値がVなら、HPに20だけ振ればLv50でのステータス実値が156となり、4n調整ができます。

持ち物について。
全抜きを狙うため、素早さUPの「カムラのみ」推奨です。

技について。
「みがわり」「はらだいこ」「ほのおのパンチ」「じしん」という構成にします。
サブウェポンの「じしん」は「ほのおのパンチ」を半減してくる炎・岩・水・ドラゴンタイプに撃ちます。対ドラゴンに限っては「ドラゴンクロー」の方がダメージが大きいですが、ドラゴンタイプは半減「ほのおのパンチ」でもなんとかなることが多いため「じしん」が使いやすいです。

「はらだいこ」サポートについて。
有利な相手に出していき、リザードン自身で交代読み「みがわり」を張ることもできますが、超火力となるまでに3/4もHPを消費しなければならないため、味方のサポートが欲しいところです。
サンダース・クロバットでのサポート法を紹介します。もちろん他のポケモンでサポートしてもOKです。催眠に頼るサポートが成功率が高いです。

(サンダースでサポート)
相手の交代読みなどでサンダースが「みがわり」を張ります。相手が「みがわり」を壊しに来るターンに「あくび」をし、相手を流します。相手が交代したら、再び交代読み「みがわり」か「あくび」をします。攻撃技を撃ちつつ、これを何度か繰り返します。最終的にサンダースが「あくび」をし、相手はサンダースを倒すために攻撃します。サンダースが倒れ、コチラのリザードンVSあと1ターンで眠る相手という状況ができます。
ここから、
リザードンが先制で「みがわり」→相手の攻撃→相手眠る→リザードンの「はらだいこ」
or
相手眠るのを防ぐため交換→リザードンが「みがわり」→リザードンの「はらだいこ」→相手の攻撃
のいずれかの流れとなり、「はらだいこ」を積むことができます。
「あくび」を使うので、相手の「ラムのみ」「カゴのみ」に非常に弱いです。
サンダースをサポートに使うメリットは、「はらだいこ」サポートだけでなく、「みがわり」+「バトンタッチ」のサポートもできるため、汎用性が高く使いまわしやすいことです。

(クロバットでサポート)
初ターンに相手に「くろいまなざし」をかけて逃げられなくした上で、「さいみんじゅつ」を使います。相手が眠ったら、次のターンにクロバットだけ交代すれば、コチラのリザードンVS眠った相手という状況ができます。
ここから、
相手交代→リザードンが「みがわり」→リザードンの「はらだいこ」
という流れとなり、「はらだいこ」を積むことができます。
クロバットをサポートに使うメリットは、「ちょうはつ」が使えるため相手の「ちょうはつ」に強いこと・「さいみんじゅつ」を使うので、サンダースの「あくび」よりも確実に相手を眠らせることができることです。

「はらだいこ」型の注意点について。
この型のリザードンは「みがわり」→「はらだいこ」までが決まれば超火力となり、先制で敵をなぎ倒していけますが、負け筋は少なくありません。
主な負け筋は、
「ちょうはつ」「アンコール」を受ける・「ステルスロック」を撒かれて「はらだいこ」できない・体力を減らして戦うので、先制技で倒される などなど・・・
「ちょうはつ」は、リザードンが受けると困るというよりは、むしろリザードンをサポートするポケモンが受けると困ります。リザードンは攻撃特化ですし、最悪「はらだいこ」が積めなくても攻撃手段がないわけではありません。

○参考
攻撃特化「はらだいこ」+「もうか」発動リザードンの「ほのおのパンチ」で

  • HP4振りボーマンダ (「いかく」込み) に 95.9~112.8%ダメージ (高乱数1)
  • HP4振りギャラドス (「いかく」込み) に 96.4~114%ダメージ (高乱数1)
攻撃特化「はらだいこ」リザードンの「じしん」で
  • HP4振りガブリアスに 105.9~125%ダメージ (確1)
  • 防御特化ヤドランに 62.3~73.7%ダメージ (確2)
という感じです。誰でも確1で倒せるわけではありませんが、かなりの火力が期待できます。
味方のポケモンで物理受けに予めダメージを与えておいたり、「ステルスロック」を撒いて「きあいのタスキ」を潰しておく等のサポートが欲しいところです。

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