サンダース育成論

サンダースの育成論。

サンダースの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

サンダースの基本データ

全国 No.135 サンダース
サンダース 分類 : かみなりポケモン
タイプ : でんき
高さ : 0.8 m
重さ : 24.5 kg
種族値 タイプ相性
HP 65
攻撃 65
防御 60
特攻 110
特防 95
素早さ 130
×4
×2
×1/2 電 飛 鋼
×1/4
無効
特性
ちくでん でんきタイプのわざを受けると無効化し、自分の最大HPの1/4だけ回復する。
隠れ特性 (夢特性)
はやあし 状態異常になると、素早さのステータスが1.5倍になる

サンダースのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 サンダースを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

サンダースの特徴

【良いところ】

  • 素早さが高いです。最速にすれば、多くのポケモンに先手を取ることができます。また最速にせず、素早さを最速スターミー抜き程度に調整すれば、残りの努力値を耐久に回すことができます。
    3on3だとポケモン1匹1匹の対応範囲の広さが求められることもあり、最速もいいですが、6on6の場合は最速スターミー抜き調整でいいでしょう。6on6で、サンダースがオオスバメやプテラを相手することは基本的にないからです。
  • 「バトンタッチ」「あくび」「ねがいごと」など、ブイズらしい補助技を使い、味方のポケモンのサポートができます。
  • 特殊耐久はそこまで低くないため、耐久に努力値を振って水ポケモンを受け、相手の交代を読んで「みがわり」を張り「バトンタッチ」するみがわりバトン型ができます。交代読みで「ねがいごと」を使い「バトンタッチ」するねがいごとサポート型もアリ。サンダースでうまく地面技を誘うことができれば、地面技に強い後続物理エース (ヘラクロスなど) に繋いで有利な状況が作れます。特殊受けであるハピナス・カビゴンが出てきた時も、コチラの物理エースをサポートで出せば有利になれます。
    サンダースが耐久に無振りでも、特攻無振りハピナスの「れいとうビーム」で「みがわり」が壊れないことが多いので、ハピナスを起点に「みがわり」+「バトンタッチ」をすることもできます。
  • 特性「ちくでん」は優秀です。トゲキッスやハピナスの「でんじは」読みや、スターミーの「10まんボルト」読みで交代出しすることができます。「みがわり」で減ったHPも「ちくでん」で取り戻すことができます。

【悪いところ】

  • 単純な特殊アタッカーとして見ると、火力・耐久が足りない分ライコウの劣化と言われてしまいます。「バトンタッチ」を駆使すれば味方のサポートができますが、サンダースが後出しできるポケモンは電気・水タイプくらいしかいないため、交代出しできる範囲は広くないことが欠点です。
  • 「みがわり」を連打して「ヤタピのみ」を発動させ、高火力を狙う型もありますが、攻撃技が少なくキビシイです。「10まんボルト」の他には「めざめるパワー」くらいしかありません。
  • 素早さを最速スターミー抜き調整にしておくと、特性「ありじごく」のダグトリオから逃げることができなくなります。ダグトリオを抜いておけば「バトンタッチ」でそそくさと逃げられるのですが・・・
    捕まったら観念しましょう。。
  • 「みがわり」+「バトンタッチ」のコンボは相手の「ほえる」「ふきとばし」で完封されますので、そこは踏まえてやりましょう。
  • 「みがわり」をメインにする場合、連続攻撃技に気をつけましょう。特にドサイドンの「ロックブラスト」はランダム対戦でよく見かけます。

サンダースの型

【サポダース型】

性格 :
おくびょう
努力値:
HP252、素早さ・特攻調整、残り特防
持ち物:
たべのこしorオボンのみ
メイン:
10まんボルト
サブ技:
めざめるパワー (氷or草)
補助技:
みがわり、バトンタッチ、ねがいごと、あくび

ブイズの補助技を生かしたサポートサンダースです。
電気・水ポケモン中心に出ていき、相手の交代読みで「みがわり」「ねがいごと」「あくび」を使っていきます。

性格・努力値について。
素早さに性格補正をかけないと、最速スターミーをギリギリ抜くことができないため性格はおくびょうです。
サポート型であり、相手の耐久水タイプのメイン水技などを受けて交代出しする必要があるため、HPに振ります。
残りの努力値は最速の水ポケモンであるスターミーを意識します。素早さは最速スターミー抜きの調整、特攻はHP4振りスターミーを「10まんボルト」で確1にできるよう調整します。素早さ・特攻個体値がVなら、それぞれ140・28だけ振ればこの調整ができます。(「めざめるパワー」が草の場合は、特攻がUであるため特攻に32振ることに注意。)
残りは特防に振って少しでも耐久を高めます。

持ち物について。
「みがわり」や相手の攻撃で減ったHPを取り戻せる「たべのこし」「オボンのみ」がオススメです。「オボンのみ」を使うことにより、1ターン長く生きられる場合があります。

技について。
「10まんボルト」「めざめるパワー氷or草」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「10まんボルト」はバトル終盤の撃ち合いに使えるメインウェポンです。この技がなくても水ポケモンは勝手に逃げていきますが、いざという時にないと困るため入れておきます。
「めざめるパワー氷or草」は、「10まんボルト」が無効である地面タイプの対策の技です。
氷にすれば、電気技に耐性のある草タイプやラティ兄妹、ガブリアスにも効果抜群であり、ボーマンダの4倍弱点もつくことができます。
草にすれば、天敵であるラグラージやドサイドンの4倍弱点をつけます。
特にこだわりがないなら、読まれやすいですが氷がオススメ。
残りの技は補助技を選択します。
「みがわり」は「バトンタッチ」とセットで使う技です。サンダースを出すと相手の水ポケモンは交代するので、その隙に「みがわり」を張って次のターンに「バトンタッチ」します。ガブリアスなど、交代出しをしにくいポケモンを安全に場に出せるサポートです。しかし、サンダースのみがわりバトンはメジャーであり読まれやすいため、たまに水タイプが交代してくれないことがあります。素直に「10まんボルト」を撃ち、相手の水タイプを倒した方がオトクな場合もあるのでそこは流れで判断しましょう。みがわりバトンの起点はなくなってしまいますが・・・
「ねがいごと」は相手の交代読みで使い、次のターンにコチラも交代して後続を回復させるサポートです。シャワーズやラティアスでも同様のサポートをすることができます。
「あくび」は相手を流すことで「ねがいごと」をする隙をつくったり、交代してきた相手に当てるための技です。また、ライコウの「めいそう」など積み技を封じることができます。


【みがヤタ型】

性格 :
おくびょう
努力値:
HP4n調整、素早さ252、残り特攻
持ち物:
ヤタピのみ
メイン:
10まんボルト
サブ技:
めざめるパワー (氷or草)
補助技:
みがわり、バトンタッチ

高い特攻と素早さを持つため、バトルの中盤~終盤で傷ついた相手を狩ることは得意です。「みがわり」を使いHPを減らして「ヤタピのみ」で決定力を上げます。
サブウェポンが少なく止まりやすいことが欠点で、「みがわり」+「バトンタッチ」を絡めて味方でうまく補ってあげる必要があります。

性格・努力値について。
できるだけ多くの相手に対応したいため、最速・特攻振り推奨です。
「みがわり」を3回使った時にちょうど「ヤタピのみ」が発動するようにしたいので、HPは4n調整とします。HPの個体値がVかUなら、無振りでもLv50時にステータス実値が140となり、4の倍数です。

持ち物について。
決定力を上げる「ヤタピのみ」です。サンダースはサブウェポンが少ないので、突破できない相手が出て来てしまった場合は上がった特攻を「バトンタッチ」するという最終手段もあります。

技について。
「10まんボルト」「めざめるパワー氷or草」「みがわり」「バトンタッチ」という技構成とします。
「10まんボルト」はメインウェポン。「ヤタピのみ」で特攻が上がれば、HP振りミロカロスが中乱数1・HP4振りゴウカザルが中高乱数1という感じで、撃ち合いにも十分な火力です。
「めざめるパワー氷or草」は、「10まんボルト」が無効である地面タイプの対策の技です。
「めざめるパワー氷」は電気技に耐性のある草タイプやラティ兄妹、ガブリアスに効果抜群で、ボーマンダの4倍弱点もつけます。「ヤタピのみ」の発動によりHP4振りボーマンダだけでなく、ガブリアスも確1にできます。
「めざめるパワー草」にすれば、ラグラージやドサイドンの4倍弱点をつけます。「ヤタピのみ」が発動すれば、HP振りラグラージを確1・特防振りドサイドン (特性「ハードロック」) を中高乱数1にできます。
氷、草どちらを選択しようとも止まる相手には止まってしまうため、「バトンタッチ」で逃げるのも手段です。
「みがわり」「バトンタッチ」はサポートにも使える技です。「みがわり」を連打して「ヤタピのみ」発動に使うだけでなく、ターン終了時に「みがわり」が残れば後続に「バトンタッチ」するサポートもこなせます。

(ダメージ計算で個体値はVを仮定)

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