遂行技と牽制技
ポケモンの技の用途の分類です。
遂行技と牽制技の違いを理解して使い分けることがパーティ構築・プレイングの上達のために必要です。
例1) ラグラージの「じしん」はサンダースへの遂行技
ラグラージはサンダースに有利です。(地面タイプ→電気タイプ)
コチラのラグラージを相手のサンダースの「10まんボルト」読みで交代出しし、次のターンに「じしん」を撃ちます。
ここでサンダースを倒されないためには、相手は交換を強いられます。
相手のサンダースが場から離れた時点で、ラグラージによる流しが成立したことになります。※1
※1
ラグラージが「じしん」を撃つターンにサンダースは交代してしまうので、「じしん」がサンダースに当たるということはありません。
つまり、このターンに必ずしも遂行技「じしん」を選択している必要はありません。
次のターンに相手は交換をしてくると考えられます。
牽制技とは、その交代先のポケモンに対して交代読みで撃つ技のことです。
例2) ラグラージの「れいとうビーム」はボーマンダへの牽制技
ボーマンダはラグラージに有利です。(飛行タイプ→地面タイプ)
例1のように、コチラのラグラージと相手のサンダースが対峙しているとします。
さて、次のターンに相手のサンダースはボーマンダに交代してくると考えられます。※2
ここで遂行技の「じしん」を選択してしまうと、ボーマンダに交代されて相手の無償降臨となります。
しかし、牽制技の「れいとうビーム」を選択していれば交代先のボーマンダに大ダメージを与えることが可能です。
このときラグラージはサンダースの流しを遂行しただけでなく、交代先のボーマンダに蓄積を与えた/ボーマンダを倒したということになります。
※2
相手がボーマンダに交代すると分かる理由・タイミングはルールにより異なります。
6匹見せ合い3on3では、見せ合い時に相手のボーマンダの存在が分かります。
見せ合いなし6on6では、相手が既にボーマンダを見せている必要があります。
見せ合いありルールでは初めから手持ちを全て把握しているため、見せ合いなしよりも相手の交代先のポケモンを推測しやすくなります。
よってバトル序盤から交代読みの牽制技を使っていくことができます。
見せ合いなしルールではバトルが進むまで相手の交代先が具体的に分からないため、ピンポイントの牽制技は序盤から選択しにくくなっています。
バトル序盤ではお互いに交換が多くなりがちです。
遂行技は狙った相手に当たれば一撃であることが多く、みすみす手持ちを失うことを避けるために交代という手段を使うからです。
よって序盤では遂行技を撃っても狙った相手には当たりません。
交代読みである牽制技を中心に選択し、交代先の相手にできるだけダメージを与えます。
遂行技は、バトル序盤では持っていることだけに価値がある技であるともいえます。
バトル中盤以降になると相手の控えポケモンにダメージが蓄積するため、コチラの有利対峙であっても相手は交代ができなくなります。
ここで遂行技を使い、有利な相手にトドメを刺すことになります。
序盤では牽制技・中盤以降は遂行技を使うという動きは、見せ合いありルールでより顕著なものとなります。
遂行技と牽制技の違いを理解して使い分けることがパーティ構築・プレイングの上達のために必要です。
遂行技とは
遂行技とは、コチラのポケモンを有利な相手に交代出ししたときに目の前にいる相手に対して撃つ技のことです。例1) ラグラージの「じしん」はサンダースへの遂行技
ラグラージはサンダースに有利です。(地面タイプ→電気タイプ)
コチラのラグラージを相手のサンダースの「10まんボルト」読みで交代出しし、次のターンに「じしん」を撃ちます。
ここでサンダースを倒されないためには、相手は交換を強いられます。
相手のサンダースが場から離れた時点で、ラグラージによる流しが成立したことになります。※1
※1
ラグラージが「じしん」を撃つターンにサンダースは交代してしまうので、「じしん」がサンダースに当たるということはありません。
つまり、このターンに必ずしも遂行技「じしん」を選択している必要はありません。
牽制技とは
コチラのポケモンを有利な相手に交代出しし、有利対峙となっている状態とします。次のターンに相手は交換をしてくると考えられます。
牽制技とは、その交代先のポケモンに対して交代読みで撃つ技のことです。
例2) ラグラージの「れいとうビーム」はボーマンダへの牽制技
ボーマンダはラグラージに有利です。(飛行タイプ→地面タイプ)
例1のように、コチラのラグラージと相手のサンダースが対峙しているとします。
さて、次のターンに相手のサンダースはボーマンダに交代してくると考えられます。※2
ここで遂行技の「じしん」を選択してしまうと、ボーマンダに交代されて相手の無償降臨となります。
しかし、牽制技の「れいとうビーム」を選択していれば交代先のボーマンダに大ダメージを与えることが可能です。
このときラグラージはサンダースの流しを遂行しただけでなく、交代先のボーマンダに蓄積を与えた/ボーマンダを倒したということになります。
※2
相手がボーマンダに交代すると分かる理由・タイミングはルールにより異なります。
6匹見せ合い3on3では、見せ合い時に相手のボーマンダの存在が分かります。
見せ合いなし6on6では、相手が既にボーマンダを見せている必要があります。
見せ合いありルールでは初めから手持ちを全て把握しているため、見せ合いなしよりも相手の交代先のポケモンを推測しやすくなります。
よってバトル序盤から交代読みの牽制技を使っていくことができます。
見せ合いなしルールではバトルが進むまで相手の交代先が具体的に分からないため、ピンポイントの牽制技は序盤から選択しにくくなっています。
実戦での流れ
上記例1・例2のように、実戦では流しターンに遂行技を選択する必要はありません。バトル序盤ではお互いに交換が多くなりがちです。
遂行技は狙った相手に当たれば一撃であることが多く、みすみす手持ちを失うことを避けるために交代という手段を使うからです。
よって序盤では遂行技を撃っても狙った相手には当たりません。
交代読みである牽制技を中心に選択し、交代先の相手にできるだけダメージを与えます。
遂行技は、バトル序盤では持っていることだけに価値がある技であるともいえます。
バトル中盤以降になると相手の控えポケモンにダメージが蓄積するため、コチラの有利対峙であっても相手は交代ができなくなります。
ここで遂行技を使い、有利な相手にトドメを刺すことになります。
序盤では牽制技・中盤以降は遂行技を使うという動きは、見せ合いありルールでより顕著なものとなります。
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