昆布戦法
「昆布」とはあらかじめ「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などを撒いておき、それから「ほえる」や「ふきとばし」で相手を強制的に交代させ、「まきびし」などによるダメージを相手に蓄積させるコンボです。長期戦でじわじわ効くので、3on3よりも6on6でよく見られます。
○どくびし
○ステルスロック
○ほえる
○ふきとばし
※「ほえる」「ふきとばし」に共通して、
交換要員・・・「ほえる」「ふきとばし」で相手を交代させる係のポケモンです。
両方できるポケモンもいます。
○エアームド(撒き要員、交換要員)
「まきびし」「ステルスロック」「ほえる」「ふきとばし」を習得します。相手によって得意・不得意が比較的はっきりしたポケモンなので、エアームドが明らかに受けられる物理アタッカーなどに出していき、相手の交換を誘ったり「ふきとばし」を使いましょう。11タイプに耐性を持つので安定して昆布をすることができるポケモンです。すなあらしにも耐性を持つので、すなあらしとのコンボでも使えます。
○フォレトス(撒き要員)
「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」を習得します。「リフレクター」「ひかりのかべ」も習得できるので、「まきびし」や壁を撒くだけ撒いて後続をサポートし、「だいばくはつ」で散るのも良いと思います。
管理人は以前、壁張りサポートフォレトス (昆布ではありませんが) を使っていましたが、耐久もかなりあるので炎技にさえ気を付けていれば使いやすいと思います。
「こうそくスピン」で相手の昆布を解除もできます。10タイプに耐性を持ち弱点は炎1つです。「だいもんじ」に気を付けましょう。すなあらしにも耐性を持つので、すなあらしとのコンボでも使えます。
○プテラ(撒き要員、交換要員)
メジャーな昆布要員の中では最速です。「ステルスロック」「ほえる」「ふきとばし」を習得できます。
プテラの昆布要員としての使い方は大きく2つに分けられます。
①「ねむねご」交換要員
技:「ねむる」「ねごと」「ほえる」「ふきとばし」
あらかじめ別なポケモンで「まきびし」などを撒いておきます。高い素早さを生かして、先制で「ねごと」が使えます。「ねごと」で選択される技はランダムですが、「ねむる」「ほえる」「ふきとばし」から選択なので、2/3の確率で相手を強制交代させることができます。「ねごと」で「ほえる」「ふきとばし」が選択され続ける限り、相手は何もできずに交代によるダメージが蓄積していきます。
②ステルスロック要員
「きあいのタスキ」が流行っているので、先発で出して確実にタスキ潰しの「ステルスロック」を撒きます。余裕があれば相手を「ふきとばし」しても普通に攻撃してもOKです。
○ドラピオン(撒き要員、交換要員)
「どくびし」「ほえる」「ふきとばし」を習得できます。物理耐久があるので、あらかじめ他のポケモンで「まきびし」「ステルスロック」を撒いておき、ドラピオンは「どくびし」を撒いてから「ねむカゴ」→「ふきとばし」をしたり、「ねむねご」+「ほえる」or「ふきとばし」で使ったりできます。
○パルシェン(撒き要員)
「まきびし」「どくびし」を習得します。「だいばくはつ」も習得できるので、撒くだけ撒いたら爆発もできます。「こうそくスピン」で、相手の昆布を解除もできます。弱点が4タイプ、耐性が2タイプと、少し使いにくいです。
○オムスター(撒き要員)
「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」を習得します。特攻が高いので、撒き終わったら普通に攻撃しても強いです。炎タイプの攻撃を1/4で受けるので、エアームドやフォレトスに撃たれた「だいもんじ」を交代で受けることができます (逆にエアームドやフォレトスは、オムスターに撃たれた草タイプの技を1/4で受けることができるので、彼らとの相性も抜群です) 。すなあらしにも耐性を持つので、すなあらしとのコンボでも使えます。
○カビゴン(交換要員)
「ふきとばし」を習得します。(どうやって吹き飛ばすのでしょう?ふとん?)
耐久が高く「ねむる」で回復できるので、相手の火力が並み程度ならそこそこ長生きします。特殊耐久に特化して、物理耐久は「のろい」で補うことに成功すれば、かなり落としにくいポケモンになるので、安定して「ふきとばし」ができます。
昆布に使われる技
○まきびし- 効果
相手の場にまきびしを撒く。相手がポケモンを交換すると、交換後のポケモンがダメージを受ける。何度も「まきびし」を使うと、ダメージが大きくなる。受けるダメージは、
・まきびし1回・・・最大HPの1/8
・まきびし2回・・・最大HPの1/6
・まきびし3回・・・最大HPの1/4 - 備考
飛行タイプ、特性「ふゆう」、特性「マジックガード」のポケモンには無効。相手のポケモンが「こうそくスピン」を使うと除去される。
○どくびし
- 効果
相手の場にどくびしを撒く。相手がポケモンを交換すると、交換後のポケモンがどくorもうどく状態になる。「どくびし」の使用回数で状態異常の程度が変わる。
・どくびし1回・・・相手をどく状態にする。
・どくびし2回・・・相手をもうどく状態にする。 - 備考
飛行タイプ、鋼タイプ、特性「ふゆう」、特性「マジックガード」のポケモンには無効。相手が毒タイプのポケモンを出すと、どく状態にはならずに、どくびしが消える。特性「めんえき」のポケモンには無効。相手が「こうそくスピン」を使うと除去される。
○ステルスロック
- 効果
相手の場にステルスロックを撒く。相手がポケモンを交換すると、交換後のポケモンが岩タイプに対する相性×最大HPの1/8ダメージを受ける。 - 備考
「まきびし」、「どくびし」と違い、タイプや特性「ふゆう」により無効化されない。特性「マジックガード」には無効。「きあいのタスキ」を潰すだけなら、「ステルスロック」が最も確実な技。相手が「こうそくスピン」を使うと除去される。
○ほえる
- 効果
相手ポケモンを交代させる。交代先はランダム。 - 備考
普通に使うと必ず後攻になる。
特性「ぼうおん」のポケモンには無効。
○ふきとばし
- 効果
相手のポケモンを交代させる。交代先はランダム。 - 備考
普通に使うと必ず後攻になる。
※「ほえる」「ふきとばし」に共通して、
- 相手の「みがわり」が出ていても効果があります。
- 特性「かげふみ」「じりょく」「ありじごく」で逃げられないポケモンにも効果があります。
- 「くろいまなざし」状態、「しめつける」状態のポケモンにも効果があります。
- 特性「きゅうばん」のポケモンには無効。
- 「ねをはる」状態のポケモンには無効。
昆布とのコンボ
- 「ねむねご」+「昆布」
「ねむる」+「ねごと」の「ねむねご」戦法のポケモンに「ふきとばし」や「ほえる」といった技を持たせることで、こちらは回復しつつ昆布戦法を取ることができます。また、素早さの高いポケモンが先制で「ねごと」を使い、「ほえる」や「ふきとばし」といった技が選択された場合は先制で相手に強制交換をさせることができます。「ねごと」でこれらの技が選択され続けるかぎり、相手を交代させ続けられるので強いです。あらかじめ他のポケモンで「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」などを撒いておく必要があります。 - 天気をすなあらし (あられ) にすることにより、さらに相手のHPを削っていくことができます。こちらのポケモンのタイプも考えなければいけませんが。
- 「どくびし」と違い相手が出てくる度にどく状態にすることはできませんが、「まきびし」と「どくどく」を組みあわせるのもよいと思います。「どくびし」×2や「どくどく」で相手をもうどく状態にできれば、相手はどくのダメージが蓄積して交換せざるを得なくなるので、昆布としてもおトクです。
- 通常は相手の「こうそくスピン」により「まきびし」などが除去されてしまいますが、「こうそくスピン」はノーマルタイプの技なので、ゴーストタイプに使用すると無効化されて「まきびし」を除去することもできません。相手が「こうそくスピン」を使ってくるようなら、手持ちのゴーストタイプで対処すれば頑張っていっぱい撒いた「まきびし」などを除去されずに済みます。
- 相手に交換を強制させることができるパーティを組むこともコンボになり得ます。相手のポケモンを受けられるポケモンの組み合わせでパーティを組めば、相手が出してきたポケモンに応じてこちらの受けポケモンを出していけば相手は交換するしかなくなるので、効率よく昆布のダメージを与えることができます。ヌケニンなどの特定のポケモンや技でしか倒せないポケモンを出していくのも一つの手です。
昆布の悪いところ
- 「ちょうはつ」で終わります。
- 単純な火力は低いです。相手がこちらのポケモンを攻撃し続けた場合、押し負けてしまったり。
- 「まきびし」などを撒くのにターンが必要なので、何ターンか撒き要員のポケモンを生かしておける工夫が必要です。
昆布要員のポケモンたち
撒き要員・・・「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」を撒く係のポケモンです。交換要員・・・「ほえる」「ふきとばし」で相手を交代させる係のポケモンです。
両方できるポケモンもいます。
○エアームド(撒き要員、交換要員)
「まきびし」「ステルスロック」「ほえる」「ふきとばし」を習得します。相手によって得意・不得意が比較的はっきりしたポケモンなので、エアームドが明らかに受けられる物理アタッカーなどに出していき、相手の交換を誘ったり「ふきとばし」を使いましょう。11タイプに耐性を持つので安定して昆布をすることができるポケモンです。すなあらしにも耐性を持つので、すなあらしとのコンボでも使えます。
○フォレトス(撒き要員)
「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」を習得します。「リフレクター」「ひかりのかべ」も習得できるので、「まきびし」や壁を撒くだけ撒いて後続をサポートし、「だいばくはつ」で散るのも良いと思います。
管理人は以前、壁張りサポートフォレトス (昆布ではありませんが) を使っていましたが、耐久もかなりあるので炎技にさえ気を付けていれば使いやすいと思います。
「こうそくスピン」で相手の昆布を解除もできます。10タイプに耐性を持ち弱点は炎1つです。「だいもんじ」に気を付けましょう。すなあらしにも耐性を持つので、すなあらしとのコンボでも使えます。
○プテラ(撒き要員、交換要員)
メジャーな昆布要員の中では最速です。「ステルスロック」「ほえる」「ふきとばし」を習得できます。
プテラの昆布要員としての使い方は大きく2つに分けられます。
①「ねむねご」交換要員
技:「ねむる」「ねごと」「ほえる」「ふきとばし」
あらかじめ別なポケモンで「まきびし」などを撒いておきます。高い素早さを生かして、先制で「ねごと」が使えます。「ねごと」で選択される技はランダムですが、「ねむる」「ほえる」「ふきとばし」から選択なので、2/3の確率で相手を強制交代させることができます。「ねごと」で「ほえる」「ふきとばし」が選択され続ける限り、相手は何もできずに交代によるダメージが蓄積していきます。
②ステルスロック要員
「きあいのタスキ」が流行っているので、先発で出して確実にタスキ潰しの「ステルスロック」を撒きます。余裕があれば相手を「ふきとばし」しても普通に攻撃してもOKです。
○ドラピオン(撒き要員、交換要員)
「どくびし」「ほえる」「ふきとばし」を習得できます。物理耐久があるので、あらかじめ他のポケモンで「まきびし」「ステルスロック」を撒いておき、ドラピオンは「どくびし」を撒いてから「ねむカゴ」→「ふきとばし」をしたり、「ねむねご」+「ほえる」or「ふきとばし」で使ったりできます。
○パルシェン(撒き要員)
「まきびし」「どくびし」を習得します。「だいばくはつ」も習得できるので、撒くだけ撒いたら爆発もできます。「こうそくスピン」で、相手の昆布を解除もできます。弱点が4タイプ、耐性が2タイプと、少し使いにくいです。
○オムスター(撒き要員)
「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」を習得します。特攻が高いので、撒き終わったら普通に攻撃しても強いです。炎タイプの攻撃を1/4で受けるので、エアームドやフォレトスに撃たれた「だいもんじ」を交代で受けることができます (逆にエアームドやフォレトスは、オムスターに撃たれた草タイプの技を1/4で受けることができるので、彼らとの相性も抜群です) 。すなあらしにも耐性を持つので、すなあらしとのコンボでも使えます。
○カビゴン(交換要員)
「ふきとばし」を習得します。(どうやって吹き飛ばすのでしょう?ふとん?)
耐久が高く「ねむる」で回復できるので、相手の火力が並み程度ならそこそこ長生きします。特殊耐久に特化して、物理耐久は「のろい」で補うことに成功すれば、かなり落としにくいポケモンになるので、安定して「ふきとばし」ができます。
参考
- 昆布要員は物理耐久が高く、特殊耐久が低めなポケモンが多いです。特殊アタッカー対策はしておきましょう。
- 現在は超高火力時代と言われ、威力120技の種類も、それを覚えられるポケモンの数も増えたため、昆布のようなじわじわ系の戦法は取りにくくなりました。しかし、そこは工夫次第だと思います。
- まめちしき
「昆布」の語源は「コンボ」だそうです。
タイプミスがそのまま定着してしまったとか・・・
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