催眠やどみが

「催眠」+「やどりぎのタネ」+「みがわり」で、いわゆる「催眠やどみが」と言われるコンボです。
もしかしたら全ての戦法でいちばん強く、かつ性格悪いかも。
相手はポケモンに指示を出してもポケモンは寝ていて動かない。
しかも、攻撃はされないのに「やどりぎのタネ」でどんどんHPが減っていく。
とっても地味なバトルができます・・・
代表的なポケモンを例に、「催眠やどみが」の手順を解説します。

モジャンボで「催眠やどみが」

○モジャンボのスペック
性格:特防↑の性格
持ち物:たべのこし
:ねむりごな / みがわり / やどりぎのタネ / 攻撃技 (パワーウィップorギガドレイン等)

モジャンボは物理耐久が元々高いので、耐久系に全振りします。HP特防全振りオススメです。モジャンボの弱点技は特殊が多いですが、これで不一致弱点くらいなら耐えます。相手の攻撃を一発耐え、後手「ねむりごな」をします。

次のターンで相手が起きることはほぼないので、この時点でHPが1/4以上残っていたら「みがわり」→「やどりぎのタネ」、残っていなかったら「やどりぎのタネ」を相手に植えます。

「やどりぎのタネ」を植えたターンから、「やどりぎのタネ」+「たべのこし」で「相手のHPの1/8」+「自分のHPの1/16」≒3/16も回復できるので、再び「みがわり」を張るためのHPもすぐに取り戻せます。

ここまでの行動が終わったあと、相手が別のポケモンに交換してきたら再び「ねむりごな」→「やどりぎのタネ」、交換して来なければ「みがわり」もしくは「パワーウィップ」でトドメです。攻撃は無振りでも種族値が100あるので、パワーウィップは思ったより威力があります。

相手がまだ眠っていてこちらの「みがわり」が残っている場合、新しく「みがわり」は出せないので「みがわり」は不発に終わりますが、もし相手が目を覚まして攻撃してきた場合、「みがわり」が壊れた直後に新しく「みがわり」を出せるので、次のターンに再び無傷で催眠をかけることができます。

最悪の嫌がらせですが強いです♪

ワタッコで「催眠やどみが」

○ワタッコのスペック
性格:素早さ↑の性格
持ち物:たべのこし
:ねむりごな / みがわり / やどりぎのタネ / 攻撃技 (ギガドレイン等)

ワタッコでも「やどみが」ができます。素早さは110族なのでかなり速いですが、その代わりにモジャンボほど耐久はありません。 「催眠やどみが」の手順はモジャンボと同じなので割愛しますが、素早さを活かしてモジャンボとは違ったタイプのポケモンに対応できます (下の「モジャンボ?ワタッコ?」参照) 。努力値は、素早さ全振り、残りHPです。

モジャンボ?ワタッコ?

              ネムネム ネムネム

○モジャンボのよいところ
  • 相手に素早さで負けていても不一致弱点くらいなら耐えるので、後攻で「ねむりごな」を決められる。
  • よく見るとカワイイ。

○モジャンボの悪いところ
  • 相手が自分より素早いことが多いため、相手が炎・氷タイプだったりすると、タイプ一致弱点技を受けて死亡。
  • ワタッコやゲンガー、その他多数の「モジャンボより速い催眠使い」との催眠合戦になると、モジャンボが眠らされる。

○ワタッコのよいところ
  • 素早いので先制で「ねむりごな」を撃てる。とくに、炎系のポケモンは全員ワタッコより遅く先制で眠らせることができるため、モジャンボでは対応できない炎ポケモン全般に対応できます。その他ワタッコの弱点である氷・毒・飛行・岩タイプのポケモンでワタッコより素早いのは、クロバット (ワタッコではキビシイ) 、プテラ (メジャーではない) 、オオスバメ (マイナー) 、マニューラ (ワタッコで倒すのは無理なので交代) くらいです。またダグトリオは「ストーンエッジ」、スターミーは「れいとうビーム」を持っているので注意が必要です。
  • よく見なくてもカワイイ。

○ワタッコの悪いところ
  • 弱点技持ちに素早さで抜かれたら負ける。
    炎ポケモンはスカーフが多いので (特にバクフーンなど) 、相手が先制だと死亡。中途半端なアタッカーの攻撃なら、モジャンボなら耐える (バクフーンなどはモジャンボでも無理。でも半減実があればいける) 。ワタッコは氷が4倍弱点なので、氷技持ちに抜かれたら半減実があっても無理です。

どちらを使うかは・・・お好みで。

「催眠やどみが」ができるポケモン達


こんな人たち↑でも催眠やどみができます♪
ただし、メガニウム、ユキノオーは「ねむりごな」が使えないから「くさぶえ」(命中率が55%と不安) になります。でも、ユキノオーなら「やどりぎ」+霰ダメージで、何もしなくても1ターンに3/16も相手のHPを削れます♪

「やどりぎのタネ」は基本的に草タイプのポケモンしか使えないので、「やどみが」をやるとしたら草タイプのポケモンを使うことになります。しかし、草タイプのポケモンは癖のあるポケモンが多いため、同じ「やどみが」でもポケモンごとに様々なバリエーションがあります。いろいろ試してみましょう。

「やどみが」型のポケモンの攻撃技について

上のモジャンボとワタッコの例では、それぞれ1つずつ攻撃技のスペースがありました (ギガドレインなど) 。攻撃系には努力値は振らないので、代わりに積み技や「こうごうせい」を入れるということも考えられます。しかし、攻撃技がひとつもないと相手の草ポケモン (「やどりぎのタネ」無効) に何もできなくなったり、さすがに火力低過ぎなのでただでさえ間延びしたバトルがさらに間延びします。攻撃技をひとつは入れておくことをオススメします。

○攻撃技を使うタイミング
初ターンの相手の攻撃によるダメージ+「みがわり」によるHP消費で、HPをかなり失ってしまうこともあると思います。このようなとき、相手を眠らせた次のターンに、すぐに「パワーウィップ」などでトドメを刺してはいけません。相手が水タイプなどで、一撃で倒すことができたとしてもです。

次のターンで相手のポケモンをすぐに倒してしまうと、こちらのHPが少ない状態で次に出てくるポケモンを対処しないといけなくなります。こちらは「みがわり」が残っているとはいえ、危険な状態です。トドメを刺す前にターンを稼いで、「やどりぎのタネ」や「たべのこし」でHPを回復させておいた方がよいです。

HPが全快まで回復し、「みがわり」も出ていてやることがなくなったら、「パワーウィップ」や「ギガドレイン」で相手を倒してしまいましょう。

ちなみに応用として、相手を眠らせて「やどりぎのタネ」もまいたあと、他のポケモンに交換して交換先のポケモンの回復を行うのもアリです。

                   キライニナラナイデネ…

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