カイリキー育成論
カイリキーの育成論。
カイリキーの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
カイリキーの基本データ
全国 No.068 カイリキー | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 飛 超 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 虫 岩 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
こんじょう | 状態異常になると、攻撃のステータスが1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
ノーガード | お互いのわざが必ず当たるようになる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
ふくつのこころ | ひるむ度に素早さのランクが1段階上がる。 |
カイリキーのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 カイリキーを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
カイリキーの特徴
【良いところ】
- 攻撃種族値が130と高い物理アタッカーです。メインウェポンの「ばくれつパンチ」「インファイト」に加え、サブウェポンも必要なものは揃っていて攻撃範囲が優秀です。
- 特性がどちらも優秀です。
現在は「ノーガード」が流行りのようです。必ず攻撃が当たる「ノーガード」により、命中率が50と不安ですが当たると相手を必ず混乱させる「ばくれつパンチ」が必中となりメインウェポンとして持つことができます。命中不安なサブウェポン「ストーンエッジ」「だいもんじ」も「ノーガード」で必中の恩恵をうけることができます。
特性は「こんじょう」もあります。自ら「かえんだま」を持ち、「やけど」状態になって超攻撃力となります。「ノーガード」型が多いので見ただけでは読まれないのもちょっと強み。 - 「ばくれつパンチ」で攻める場合、相手を混乱させることができるので普通の物理受けでは受けられにくいです (物理受けが回復ターンに混乱自滅して回復できなかったり) 。一見不利なポケモンでも混乱を利用して強引に突破することができます。
- 無効タイプのない先制技「バレットパンチ」を習得できます。素早さの遅いカイリキーとの相性がよいです。
【悪いところ】
- 特性「ノーガード」の場合、相手の技も全て必中となります。「じわれ」等の一撃必殺技、「さいみんじゅつ」「うたう」等の催眠技、「おにび」(「こんじょう」でないとバレた場合) が全て必中となるので、これらの技を持った相手が来たらそそくさと逃げるか、交代読みで「みがわり」をしておきます。
- 混乱状態にならない特性「マイペース」持ちの物理受けであるヤドランにはほぼ完封されてしまいます。ヤドランにはタイプ相性も不利で、特攻無振り「サイコキネシス」でHP振りカイリキーが確2。そそくさと逃げましょう。
(ダメージ計算で個体値はVを仮定)
カイリキーの技について
【メインウェポン】
- ばくれつパンチ
威力100、「ノーガード」で必中。追加効果で相手を混乱させる - インファイト
威力120、 命中100 使うと防御・特防が1段階ずつ下がる
のいずれかとなります。
特性が「ノーガード」なら「ばくれつパンチ」、「こんじょう」なら「インファイト」となります。「インファイト」を使うと耐久が下がってしまいますが、「こんじょう」型は元から「かえんだま」で耐久を下げているのであまり気になりません。
【サブウェポン】
- ストーンエッジ
威力100・命中80。
メインウェポンの格闘技を半減してくる飛行タイプなどに、広範囲に使える技です。命中率が80と不安ですが、「ノーガード」型なら必中。 - しっぺがえし
威力50 (後攻なら100) ・命中100。
メインウェポンの格闘技に耐性のあるゴースト・エスパータイプに効果抜群です。カイリキーの素早さの遅さとも相性がよいです。 - れいとうパンチ
威力75・命中100。
氷4倍弱点ドラゴンや、「ハサミギロチン」持ち物理受けとして受けに来るグライオンに対して撃ちます。氷4倍弱点600族ドラゴンの中で、ガブリアス以外の2匹 (ボーマンダとカイリュー) は「ストーンエッジ」でも弱点をつけます。「ヤチェのみ」持ちも考慮するとこの2匹には「ストーンエッジ」でいいでしょう。
攻撃特化カイリキーの「れいとうパンチ」で
HP4振りガブリアスに108.6~128.2%ダメージ (確1)
防御特化グライオンに65.9~79.1%ダメージ (確2)
となります。 - かみなりパンチ
威力75・命中100。
ギャラドスの4倍弱点をつくことができますが、ギャラドスは「ソクノのみ」持ちが多いです。メインウェポンの格闘技を半減してくる水/エスパータイプのスターミー・ヤドランの弱点をつくことができます。
攻撃特化カイリキーの「かみなりパンチ」で
耐久無振りギャラドスに134.1~160%ダメージ (確1)
耐久無振りギャラドス (「いかく」込み) に91.7~108.2%ダメージ (中乱数1)
HP4振りスターミーに79.4~94.1%ダメージ (確2)
防御特化ヤドランに32.6~38.6%ダメージ (高乱数3)
となります。
ヤドランは「かみなりパンチ」を持ってもキビシイ。 - ほのおのパンチ
威力75・命中100。
ハッサム、フォレトスなどの4倍弱点をつくことができますが彼らは「オッカのみ」持ちが多いのが悩み。また、対エアームドに関しては、タイプ一致「ばくれつパンチ」と抜群「ほのおのパンチ」は威力が同じですし、防御特化エアームド対策なら、「だいもんじ」の方がダメージが大きいです。
攻撃特化カイリキーの「ほのおのパンチ」で
HP振りハッサムに108.4~128.8%ダメージ (確1)
防御特化フォレトスに61.5~72.5%ダメージ (確2)
となります。 - だいもんじ
威力120・命中85の特殊技。
エアームドに撃つための技です。攻撃範囲が狭いのが欠点です。
防御特化エアームドに対して
攻撃特化カイリキーの「ほのおのパンチ」で32.5~38.3%ダメージ (高乱数3)
特攻無振り性格補正↓カイリキーの「だいもんじ」で45.3~53.4% (中乱数2)
ですから、「だいもんじ」ならエアームドによる受けは成立しません。 - バレットパンチ
威力40・命中100の鋼タイプ先制技。
カイリキーは素早さが遅いので、コレが無いと押しきれない相手も。相手の「きあいのタスキ」潰しの他にも、「バレットパンチ」を見せておくことで弱った相手への交換圧力をかけることができます。
(ダメージ計算で個体値はVを仮定)
【補助技】
基本的に肉弾戦なので、補助技はそこまで使いません。
- みがわり
「ノーガード」型で使います。一撃必殺技・状態異常技持ちの相手に変えてくるのを読んで「みがわり」を張り、「みがわり」が攻撃されている隙に相手に「ばくれつパンチ」を撃ちましょう。 - アンコール
素早さに振るならアリです。相手の回復技や「のろい」読みで出して、その技を縛ってしまいましょう。
カイリキーの型
【ノーガード型】
- 特性 :
- ノーガード
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- 攻撃252、素早さ調整、残りHP
- 持ち物:
- いのちのたま等火力UP系orラムのみ
- メイン:
- ばくれつパンチ
- サブ技:
- ストーンエッジ、しっぺがえし、れいとうパンチ、かみなりパンチ、ほのおのパンチorだいもんじ、バレットパンチ
- 補助技:
- みがわり、アンコール
攻撃特化のカイリキーです。苦手な相手も「ばくれつパンチ」が当たれば混乱させることができるのが強み。
性格・努力値について。
攻撃特化のいじっぱりにします。
攻撃以外の努力値ですが、素早さは無振りはもったいないので調整がよいです。素早さ4振りエアームドは抜いておくと便利なので、「4振り70族抜き」「4振り70族抜き抜き」調整など。
技について。
メインウェポンは混乱の追加効果が強力な「ばくれつパンチ」、残りの技スペースは上記の「カイリキーの技について」のサブウェポン・補助技から選択で。「みがわり」は交代読みで便利な技ですが、相手が、カイリキーに交換出しできる&一撃必殺技・状態異常技持ちであるポケモンを持っている時以外は使いません。
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