トリパ考察
「トリックルーム」を駆使して戦うパーティがトリパです。
(「トリックルーム」は本当にダブルバトル専用なのか?については↓の「◎トリパの悪いところ」参照)
○シングルバトル3on3
先発ポケモンA (「トリックルーム」発動係)
トリパアタッカーB (素早さが遅く高火力のポケモン)
後始末要員C (「トリックルーム」が切れた後、すでにボロボロになった相手ポケモンにトドメをさしていく係)
の3匹で戦います。
先発ポケモンAには、「トリックルーム」を確実に発動させてほしいです。発動前に倒されたり、眠らされたりすると最悪です。
Aが耐久のないポケモンの場合は「きあいのタスキ」を持たせ、耐久のあるポケモンの場合は耐久に全振りしておき、できれば催眠・混乱対策の「ラムのみ」を持たせます。
基本の流れ
○シングルバトル6on6
発動ポケモンA (「トリックルーム」発動係) /トリパアタッカーB (素早さが遅く高火力のポケモン)
をペアとします。
それ以外のポケモンは後始末要員で、「トリックルーム」が切れた後に相手の残りポケモンを倒していく係です。
AとBのペアをいくつか+後始末要員たち で戦う流れです。
AとBのペアを3つで、2匹×3=6匹すべてトリパ要員というパーティも存在しますが、小回りが利かないのでオススメはしません。
発動ポケモンAには、「トリックルーム」を確実に発動させてほしいですが、発動前に倒されたり、眠らされると最悪です。
Aが耐久のないポケモンの場合「きあいのタスキ」を持たせ、耐久のあるポケモンの場合は耐久に全振りしておき、できれば催眠・混乱対策の「ラムのみ」を持たせます。
基本の流れ
○ダブルバトル4on4
先発発動ポケモン① (「トリックルーム」発動係)
先発サポートポケモン② (「トリックルーム」発動サポート要員)
トリパアタッカー③ (素早さが遅く高火力のポケモン)
トリパアタッカー④ (素早さが遅く高火力のポケモン)
で戦います。
先発発動ポケモン①が「トリックルーム」を発動させますが、発動前に相手2匹に集中攻撃されて倒されてしまうことがあります。それを防ぐために、先発サポートポケモン②は「ねこだまし」をして相手の①への攻撃を防いだり、「このゆびとまれ」を使い自分が攻撃を受けるようにして①をサポートします。
①、②はトリパのアタッカーを兼ねていてもかまいません。
②~④の誰かは後始末要員 (「トリックルーム」が切れた後、すでにボロボロになった相手ポケモンにトドメをさしていく係) を兼ねます。
基本の流れ
※発動要員:「トリックルーム」発動要員
※サポート要員:ダブルバトルで相方が安全に「トリックルーム」を発動するためにサポートする要員
※自己退場技:「トリックルーム」発動後、自分をひんしにしてさっさと退場する技
※耐久安定:耐久の安定の目安。○は高い、△は普通、×は低い
※素早さ最鈍:Lv50での最鈍の素早さステータスです。トリパなので遅い方がいいです。
トリックルームについて
- 「トリックルーム」を使うと、5ターンの間、素早さが低い順に行動できるようになります。
- 「トリックルーム」は後攻技なので、相手に先手の行動を許してから発動させることになります。
トリパの流れ
バトルのルールによって、流れが違うところがあります。シングルバトル3on3・シングルバトル6on6・ダブルバトル4on4に分けて書いたので、あてはまるルールのところを読んでね☆(「トリックルーム」は本当にダブルバトル専用なのか?については↓の「◎トリパの悪いところ」参照)
○シングルバトル3on3
先発ポケモンA (「トリックルーム」発動係)
トリパアタッカーB (素早さが遅く高火力のポケモン)
後始末要員C (「トリックルーム」が切れた後、すでにボロボロになった相手ポケモンにトドメをさしていく係)
の3匹で戦います。
先発ポケモンAには、「トリックルーム」を確実に発動させてほしいです。発動前に倒されたり、眠らされたりすると最悪です。
Aが耐久のないポケモンの場合は「きあいのタスキ」を持たせ、耐久のあるポケモンの場合は耐久に全振りしておき、できれば催眠・混乱対策の「ラムのみ」を持たせます。
基本の流れ
- 1ターン目 ~残り5ターン~
コチラの先発ポケモンAが「トリックルーム」します。 - 2ターン目 ~残り4ターン~
コチラの先発ポケモンAが「だいばくはつ」などで退場します。 - 3ターン目 ~残り3ターン~
コチラのトリパアタッカーBが攻撃します。 - 4ターン目 ~残り2ターン~
コチラのトリパアタッカーBがまた攻撃します。 - 5ターン目 ~残り1ターン~
コチラのトリパアタッカーBがまたまた攻撃します。
この辺でBが倒れます。「トリックルーム」が切れます。 - 6ターン目以降
コチラの後始末要員Cが相手の残りポケモンを倒して終了。
○シングルバトル6on6
発動ポケモンA (「トリックルーム」発動係) /トリパアタッカーB (素早さが遅く高火力のポケモン)
をペアとします。
それ以外のポケモンは後始末要員で、「トリックルーム」が切れた後に相手の残りポケモンを倒していく係です。
AとBのペアをいくつか+後始末要員たち で戦う流れです。
AとBのペアを3つで、2匹×3=6匹すべてトリパ要員というパーティも存在しますが、小回りが利かないのでオススメはしません。
発動ポケモンAには、「トリックルーム」を確実に発動させてほしいですが、発動前に倒されたり、眠らされると最悪です。
Aが耐久のないポケモンの場合「きあいのタスキ」を持たせ、耐久のあるポケモンの場合は耐久に全振りしておき、できれば催眠・混乱対策の「ラムのみ」を持たせます。
基本の流れ
- 1ターン目 ~残り5ターン~
コチラの先発発動ポケモンAが「トリックルーム」します。 - 2ターン目 ~残り4ターン~
コチラの先発発動ポケモンAが「だいばくはつ」などで退場します。 - 3ターン目 ~残り3ターン~
コチラのトリパアタッカーBが攻撃します。 - 4ターン目 ~残り2ターン~
コチラのトリパアタッカーBがまた攻撃します。 - 5ターン目 ~残り1ターン~
コチラのトリパアタッカーBがまたまた攻撃します。
この辺でBが倒れます。「トリックルーム」が切れます。 - 6ターン目以降
「トリックルーム」を再び発動させ、同じことをくり返します。
または、後始末要員たちで相手の残りポケモンを始末します。
○ダブルバトル4on4
先発発動ポケモン① (「トリックルーム」発動係)
先発サポートポケモン② (「トリックルーム」発動サポート要員)
トリパアタッカー③ (素早さが遅く高火力のポケモン)
トリパアタッカー④ (素早さが遅く高火力のポケモン)
で戦います。
先発発動ポケモン①が「トリックルーム」を発動させますが、発動前に相手2匹に集中攻撃されて倒されてしまうことがあります。それを防ぐために、先発サポートポケモン②は「ねこだまし」をして相手の①への攻撃を防いだり、「このゆびとまれ」を使い自分が攻撃を受けるようにして①をサポートします。
①、②はトリパのアタッカーを兼ねていてもかまいません。
②~④の誰かは後始末要員 (「トリックルーム」が切れた後、すでにボロボロになった相手ポケモンにトドメをさしていく係) を兼ねます。
基本の流れ
- 1ターン目 ~残り5ターン~
コチラの先発ポケモン②が「ねこだまし」など、先発ポケモン①が「トリックルーム」します。 - 2ターン目 ~残り4ターン~
コチラの先発ポケモン①が「だいばくはつ」などで退場します。②は「まもる」か、相手を攻撃してから散ります。 - 3ターン目 ~残り3ターン~
コチラのトリパアタッカー③④が登場し、攻撃します。 - 4ターン目 ~残り2ターン~
コチラのトリパアタッカー③④がまた攻撃します。 - 5ターン目 ~残り1ターン~
コチラのトリパアタッカー③④がまたまた攻撃します。
「トリックルーム」が切れます。 - 6ターン目以降
コチラの後始末要員③or④が相手の残りポケモンを倒して終了。
トリパのよいところ
- 素早さの遅さだけが弱点のポケモンや、高火力なのに耐久がなく先手さえ取れれば使える・・・というポケモンが活躍できます。普段とは違うポケモンのカッコイイシーンが見られたり。
- 「トリックルーム」が発動すれば、相手の速攻アタッカーが使い物にならなくなります。「こだわりスカーフ」は無意味となり、特性「かそく」持ちポケモンは毎ターン先手を取りにくくなっていきます。「トリックルーム」発動ができれば勝利が決まる場合も。
- 「じゅうりょく」状態、他の天気と併用できるため、限られたターンで最高の火力を出すためのコンボがあります。「じゅうりょく」を使い低命中&高火力の技で攻めたり、天気を晴れ・雨にして火力を上げたり、霰・砂嵐にしてトリパが苦手な「きあいのタスキ」を潰したり。
トリパの悪いところ
- 「トリックルーム」は後攻技なので、相手に先手「ちょうはつ」をされると発動できません。また、先手「ほえる」「ふきとばし」で強制交代させられてうまく「トリックルーム」できない時があります。
- せっかく「トリックルーム」に成功しても、持続時間である5ターンから「トリックルーム」「だいばくはつ」などのターンを引くと残り3ターンしかありません。3ターン、相手が「まもる」「みがわり」でターン稼ぎをしてくるとほぼ何もできません。
- 「トリックルーム」を発動している間に「リフレクター」「ひかりのかべ」を張られると、こちらの火力が半減です。
- せっかく素早さの低い順から行動できるようになったのに、相手が「ふいうち」「しんそく」など先制技を使ってくると意味がありません。
- 「トリックルーム」は、シングルバトルで発動させてもメインのアタッカーは3回しか行動できないため、ダブルバトル専用の技と言われがちです。ダブルバトルなら、残された3ターンの間にアタッカーが3×2匹=6回行動することができます。また、ダブルでは受けは成立しないのでトリパアタッカーが相手に受けられてしまう心配がありません。しかし、現実ではダブルバトルで「トリックルーム」をすると、相手は残り3ターンの間、どちらか1匹のポケモンで「まもる」を使ってくるなどして時間を稼ぎます。これでは結局、シングルバトルと同様に相手を3回程度しか攻撃できません。ダブルバトルではターン稼ぎに有効な「まもる」の所持率が高く、ある意味シングルよりもキビシイ一面もあります。
- 天候パと違い、「トリックルーム」の効果があるターンを伸ばすアイテムがありません。効果が8ターン持続できるとしたら、もっと強かったのですが。。
トリパ要員たち
ポケモン | 用途 | 自己退場技 | 耐久 安定 |
素早さ最鈍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ドータクン | 発動要員 | だいばくはつ | ○ | 34 | |
ヨノワール | 発動要員 | おきみやげ | ○ | 45 | 「ねこだまし」無効 |
ドーブル | 発動要員 サポート要員 |
だいばくはつ おきみやげ |
× | 72 | 「ねこだまし」「このゆびとまれ」 「キノコのほうし」サポート |
ナッシー | 発動要員 特殊アタッカー |
だいばくはつ | △ | 54 | 弱点が多い |
ガラガラ | 物理アタッカー | △ | 45 | 「ふといホネ」で超攻撃力 | |
ドサイドン | 物理アタッカー | △ | 40 | 攻撃種族値140 | |
ラムパルド | 物理アタッカー | × | 56 | 攻撃種族値165 | |
カイリキー | 物理アタッカー | △ | 54 | 攻撃種族値130、特性「こんじょう」持ち | |
ハリテヤマ | 物理アタッカー サポート要員 |
△ | 49 | 攻撃種族値120、特性「こんじょう」持ち 「ねこだまし」サポート |
|
バクーダ | 特殊アタッカー | (だいばくはつ) | △ | 40 | 特攻種族値105、タイプ一致「ふんか」 |
コータス | 特殊アタッカー | (だいばくはつ) | △ | 22 | 特攻種族値85、タイプ一致「ふんか」 バクーダよりも高い物理耐久・低い素早さ |
パールル | 特殊アタッカー | × | 33 | 「しんかいのキバ」で超攻撃力 |
※サポート要員:ダブルバトルで相方が安全に「トリックルーム」を発動するためにサポートする要員
※自己退場技:「トリックルーム」発動後、自分をひんしにしてさっさと退場する技
※耐久安定:耐久の安定の目安。○は高い、△は普通、×は低い
※素早さ最鈍:Lv50での最鈍の素早さステータスです。トリパなので遅い方がいいです。
スポンサーリンク