霰パ考察
天候をあられにして戦うパーティが霰パです。
霰パのよいところ
- 「ふぶき」の命中率は70と低いので、氷タイプのポケモンのメインウェポンは通常は「れいとうビーム」が採用されることが多いですが、霞パでは「ふぶき」が必中技となるためメインウェポンとして扱うことができ、高火力が期待できます。とくにグレイシアの「ふぶき」の威力は半端ないので、霞パを作るならグレイシアを使ってみましょう。
☆参考≫グレイシアのふぶき - 「ふぶき」は10%で相手をこおり状態にします。相手が凍ってくれて積み技を使う暇ができたり、運よく逆転なんてこともしばしば。
- 氷タイプのポケモンは、ガブリアスやボーマンダなどのメジャーなドラゴンに強いです。
タイプ一致の氷技なら、相手が「ヤチェのみ」で半減してきても倒せることも。 - 天気があられになることにより、基本的に氷タイプ以外のポケモンは毎ターン最大HPの1/16のダメージを受けます (「マジックガード」などの特性によるダメージ無効を除く) 。こちらのパーティを氷タイプ中心に構成しておけば、こちらのポケモンはダメージを受けずに、相手のポケモンの体力をじわじわ削ることができます。また、相手の「きあいのタスキ」を潰す効果もあります。
- 天気があられになることにより、「ソーラービーム」のダメージが50%になります。
霞パのポケモン (とくに水・氷複合タイプやヤドランなど) が弱点を突かれにくくなります。 - 「こうごうせい」「あさのひざし」「つきのひかり」の回復量が最大HPの1/4に減ります。
相手にこれらの技を持った耐久型がいるとき、耐久力を大きく落とすことができます。 - 晴れパや雨パと違い、伝説ポケモン以外で特性により天気を永続的に変えることのできるポケモン、ユキノオー (特性「ゆきふらし」持ち) がいるので、伝説禁止戦でも技を使って天気を変える必要がありません。
- あられによって発動する特性をもったポケモン達が活躍できます。
あられによって発動する特性
特性 | 効果 | 持っているポケモン |
---|---|---|
ゆきがくれ | 天気があられの時、 回避率が5/4倍になる。 (=相手の命中率0.8倍) |
○グレイシア ○マンムー ○ユキメノコ |
アイスボディ | 天気があられの時、 毎ターン最大HPの1/16だけ回復する。 |
○オニゴーリ ○トドゼルガ |
霰パの悪いところ
- あられによるダメージを受けない氷タイプのポケモンにタイプが偏りやすいので、炎、格闘、岩、鋼タイプのポケモンや技に弱いです。
管理人はメインパーティの1つとして霰パを使用していますが、よく当たる天敵は、
・バクフーン (「ふぶき」半減、「こだわりスカーフ」+「ふんか」)
・ゴウカザル (「ふぶき」半減、「フレアドライブ」「オーバーヒート」「インファイト」「マッハパンチ」)
・メタグロス (「ふぶき」半減、「コメットパンチ」「バレットパンチ」)
・バンギラス (特性「すなおこし」、「ストーンエッジ」)
・ハッサム (「ふぶき」半減、「バレットパンチ」)
・ルカリオ (「ふぶき」半減、「インファイト」「はどうだん」)
etc・・・です。しっかりと対策しておきましょう。
霰パの天敵が相手に1匹なら、被害が拡大する前にユキメノコでサクッと「みちづれ」をするのもアリです。ユキメノコより速い炎、格闘、岩、鋼はプテラくらいしかいないので、大抵の場合先制で「みちづれ」ができます。ただ、スカーフ持ちだとムズカシイです。 - 氷タイプは弱点が多く (炎、格闘、岩、鋼の4タイプ) 耐性は氷タイプ1つしかありません。タイプとしてはあまり優秀とは言えません。また、「ステルスロック」でHPが1/4削られてしまいます。
- 相手も天気パだった場合、相手との天候変えバトルを制すことができないと不利になります。とくに、砂パのバンギラスとの天候バトルになった場合、相手のバンギラスの「ストーンエッジ」がこちらの氷ポケモンに効果抜群のため、辛い戦いになります。
霰パ要員たち
- グレイシア (特殊アタッカー)
- マンムー (物理アタッカー)
- ヤドラン (天敵対策)
- ユキノオー (霰起動要員、物理or特殊or二刀アタッカー)
- ユキメノコ (特殊アタッカー、格闘対策、「みちづれ」天敵対策)
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