エース理論

ポケモンバトルのパーティ構築における「エース理論」について考察。

エース理論とは

「エース理論」は、「エース」(アタッカー) となるポケモンを決めて、残りのポケモンが「サポート要員」となりエースをサポートさせるというものです。

エースとなるポケモンには基本的に高い決定力が求められるので、攻撃や特攻が高く、メインウェポン以外にも様々なタイプに弱点を突けるサブウェポンを多く覚えられるポケモンが選ばれることが多いです。

サポート要員の仕事は、エースが活躍しやすい状況を作ることです。エースのすばやさが遅いなら「こうそくいどう」を「バトンタッチ」する、相手の「きあいのタスキ」が邪魔なら「ステルスロック」を撒くなど。どのポケモンをエースにするかでサポートの仕方は変わってきます。

手持ち6匹の内1~2匹程度がエースとなり、残りがサポート要員となるという感じだと思います。ここでは見せ合い有り3on3の対戦を考えているので、最初に相手のパーティを見た後、手持ちからエース1匹、サポート要員2匹を選ぶことになると思います。もちろん場合によってはエースが2匹になることもあります。

エース理論の問題点

○エースをうまくサポートできなかったらどうするのか
最初の見せ合いで手持ちのどのエースを起用するかにも依りますが、エースは決定力を上げるためにそれ以外の能力は低いことが多いです。サポートをしてあげないと全く機能しないということもあります。

○エースが万が一倒されてしまったとき、残りのサポート要員でいかに戦うのか
完全なるサポート要員に徹してしまい、攻撃技をひとつも持ってないなどということもあり得ます。エースが倒れた後もある程度自力で戦えるようにしておいた方が良いと思います。

○最初の見せ合いで、どのエースとサポート要員を選ぶのかが難しい
もちろん、誰と誰をパートナーにするかということは予めある程度考えられているものだと思いますが、見せ合いでの選択でほとんど勝敗が決まってしまうということもあります。例えば、相手の手持ちに特殊受けで名高いハピナスがいるのに、こちらのエースを特殊アタッカーにするのは危険です。ハピナスは極端ですが、サポートの仕方によってはエースが相手を倒し切れないということもあります。(逆にサポートの仕方によっては、特殊アタッカーでもハピナスを突破できたりします。)


「エース理論」はパーティ構築法として比較的メジャーです。上で述べたような問題もありますが、これらを対策したパーティを組むことができれば、安定した勝率が見込めると思います。また、応用範囲も広く、様々なエース・サポート要員の組み合わせが考えられるためオリジナリティも出しやすいです。

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