メガゲンガー育成論
メガゲンガーの育成論。ポケモンXY対応版。
メガゲンガーの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
★ゲンガーの育成法はゲンガー育成論の方を参照。
メガゲンガーの基本データ
全国 No.094 メガゲンガー | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 地 超 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 草 妖 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 毒 虫 | ||||||||||||||||||||
無効 | 無 格 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
かげふみ | バトルで相手のポケモンが逃げたり、入れ替えできなくなる。 お互いが特性「かげふみ」の場合や相手がゴーストタイプのポケモンの場合は無効。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
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メガゲンガーのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 メガゲンガーを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
メガゲンガーの特徴
【良いところ】
- メガゲンガーはゲンガーがメガストーン「ゲンガナイト」によりメガシンカした姿です。メガシンカ前のゲンガーと比べ、様々な点で能力アップしています。
- メガゲンガーにメガシンカしたとき、特に特攻と素早さが大きく上がります。メガゲンガーの特攻種族値は170に達し、素早さは130族になります。スターミー・ラティオス・ラティアスなどを抜き去り、素早い全抜きエースとしても期待できます。
- ポケモンXYでは鋼タイプにゴースト技が半減されなくなったので、「シャドーボール」を使うゲンガーには好都合です。またXYではフェアリーポケモンが初登場しましたが、フェアリータイプは毒タイプが弱点のため、これも毒タイプであるゲンガーには追い風です。
- メガゲンガーは元のゲンガーとタイプが変わりませんが、特性が「ふゆう」から「かげふみ」に変わります。メガゲンガーが有利なポケモンに出して「かげふみ」で縛れば、狙った相手をほぼ確実に倒せる強力な特性です。例えば相手のフェアリーポケモンを逃がさずに倒すことで味方のドラゴンエースが活躍しやすくなるなどの効果があります。
- ゲンガーはゴーストタイプなので相手の「こうそくスピン」を妨害できます。6対6戦で「まきびし」「ステルスロック」を利用するパーティに入れましょう。
【悪いところ】
- メガゲンガーはゲンガーの特性「ふゆう」を失ったため、地面技読みでの無償降臨ができません。ノーマル技や格闘技読みでの無償降臨はできますが、メガゲンガーは物理耐久が上がったとはいえ高くはなく、交代時に読み外すと大ダメージを受ける危険があります。
メガゲンガーの型
【特殊アタッカー型】
- 特性 :
- かげふみ
- 性格 :
- おくびょう
- 努力値:
- 特攻252 素早さ調整 残りHP
- 持ち物:
- ゲンガナイト
- 確定技:
- ヘドロウェーブorヘドロばくだん/シャドーボール/きあいだま
- 選択肢:
- こごえるかぜ/10まんボルト/かみなり/サイコキネシス/めざめるパワー炎/
さいみんじゅつ/みがわり/みちづれ/ちょうはつ
◆型について
- ノーマル、フェアリーといった有利な相手に繰り出し、特性「かげふみ」で相手を交代させずに倒す型です。
- バトル終盤までメガゲンガーが生きていれば、高い素早さを生かした全抜きエースとしても活躍できます。メガゲンガーは特攻が高い上に攻撃範囲も広いです。
◆特性について
- 「かげふみ」です。フェアリーポケモンなどを狙って確実に倒すことができます。
◆性格・努力値について
- 先制高火力で攻撃しやすくなるおくびょう最速+特攻全振りが無難です。
- 素早さを最速115~122族抜き程度まで落とし、残りをHPに振ってもOKです。この場合、バトル終盤に最速130族よりも少しだけ遅い相手と当たったとき撃ち合いに弱くなります。
◆持ち物について
- 「ゲンガナイト」でゲンガーをメガゲンガーにメガシンカさせます。
◆技について
「ヘドロウェーブorヘドロばくだん」「シャドーボール」「きあいだま」「選択肢」という技構成です。
- 「ヘドロウェーブ」「ヘドロばくだん」はタイプ一致のメインウェポン。フェアリーポケモンへの遂行技でもあります。
「ヘドロウェーブ」は威力95で、10%の確率で相手を毒状態にします。「ヘドロウェーブ」はBW・BW2のゆめしまで出会ったゴースが覚えている技です。
「ヘドロばくだん」は威力90に下がりますが、30%の確率で相手を毒にします。相手を毒状態にすることを優先する場合や、「ヘドロウェーブ」を覚えたゲンガーが手に入らないときに。 - 「シャドーボール」はタイプ一致のゴースト技です。ゴースト技はノーマルと悪以外のポケモンに等倍以上で通るため安定技です。また、バトル終盤にスターミーやラティアスとはち合わせたとき相手の弱点をつけます。
- 「きあいだま」はノーマルポケモンへの遂行技になるほか、悪ポケモンの弱点を突けるためゴースト技ととても相性が良いです。ゴースト+格闘技に両方耐性を持つポケモンは現時点で存在しません。
- 「こごえるかぜ」はBW2の教え技です。威力が55と低いですが、ガブリアス・ボーマンダ・カイリューなどの4倍弱点をつけます。通常は交代読みで使って交代先の相手の素早さを下げる技ですが、メガゲンガーは特性が「かげふみ」なので交代読みで使うことはあまりありません。
- 「10まんボルト」「かみなり」は水や飛行といった相手が攻撃範囲となります。ギャラドスやエアームドなどの弱点を突けますが、確定技で十分なダメージが入る相手が多いため優先度は低め。
- 「サイコキネシス」は格闘ポケモンに効果抜群。ゲンガーは格闘技読みでの無償降臨ができますが、ローブシンなどは高耐久が高いので弱点を突かないと倒しにくいです。
- 「めざめるパワー炎」はハッサムやナットレイの4倍弱点を突ける技。ナットレイは「きあいだま」でも同威力なので、実質ハッサム専用です。ハッサムはXYでゴースト技への耐性を失ったため、「シャドーボール」でも等倍ダメージを与えられます。
- 「さいみんじゅつ」は相手をねむり状態にして1匹ダメにできる技。メガゲンガーは「かげふみ」を持つので交代読みで使うことはできません。
催眠1匹までの制限ルール下でも、メガゲンガーなら相手を眠らせてから倒し、出てきた相手を再び眠らせる戦法がとれます。うまく命中してくれれば相手の被害を拡大しやすい技です。 - 「みがわり」は相手の「でんじは」など状態異常技を防ぐことができます。通常ゲンガーと異なり、「かげふみ」の効果から相手の交代読みで使うことはできません。
- 「みちづれ」は相手に倒されるターンに先制で使うことで相手を道連れにできます。メガゲンガーは特性「かげふみ」により相手が交換できないため、狙った相手を確実に倒せます。
- 「ちょうはつ」はゲンガーを先発で出して相手の「まきびし」を防ぐなどの使い方ができます。
【催眠ゆめくい型】
- 特性 :
- かげふみ
- 性格 :
- おくびょう
- 努力値:
- 特攻252 素早さ252 HP4
- 持ち物:
- ゲンガナイト
- 確定技:
- さいみんじゅつ/ゆめくい
- 選択肢:
- きあいだま/シャドーボール/ヘドロウェーブ/ヘドロばくだん/みがわり/
ちょうはつ
◆型について
- ゲンガーのイメージにピッタリ、夢の催眠ゆめくい型。普通のゲンガーでは「さいみんじゅつ」をかけた時点で相手が交換してくるため、残念ながら「ゆめくい」できません。一方メガゲンガーは念願の「かげふみ」を持つため、眠らせた相手にそのまま「ゆめくい」できます。メガゲンガーは素早さが高く、先制で「さいみんじゅつ」を使いやすいのも嬉しいところ。
- 「ゆめくい」ではメガゲンガーが受けたダメージを回復できます。メガゲンガーは特攻が高くHPが低いため回復効率が良く、メガゲンガーを長持ちさせることができます。「さいみんじゅつ」が当たる前提なら活躍できますが、外れることも多いためなかなか不安定です・・・。「ゆめくい」に頼り過ぎないため、一応他の攻撃技も覚えさせておきましょう。
◆特性について
- 「かげふみ」です。この特性がないと眠った相手が逃げてしまいます。
◆性格・努力値について
- おくびょう最速にし、先制で「さいみんじゅつ」を使いやすくします。
- 特攻全振りにし、なるべく「ゆめくい」の与ダメージを増やすことで回復効率を上げられます。
◆持ち物について
- 「ゲンガナイト」でゲンガーをメガゲンガーにメガシンカさせます。
◆技について
「さいみんじゅつ」「ゆめくい」「選択肢」「選択肢」という技構成です。
- 「さいみんじゅつ」「ゆめくい」は催眠ゆめくい型なので確定です。
- 「きあいだま」は「ゆめくい」に耐性を持つ悪・鋼タイプの弱点を突ける技。また「きあいだま」があれば、眠っていない相手にも高威力技で攻撃できます。
- 「シャドーボール」は「ゆめくい」を半減してくるエスパータイプの弱点を突けます。また「きあいだま」と異なりタイプ一致の命中安定技です。しかし「ゆめくい」が無効の悪ポケモンには半減されてしまうのが欠点です。
- 「ヘドロウェーブ」「ヘドロばくだん」は悪・エスパータイプに等倍ダメージを入れられます。またタイプ一致の安定メインウェポンにもなります。鋼ポケモンには無効なので注意。
- 「みがわり」は催眠で相手が眠っている間に置いておけば、相手が起きてからも再び「さいみんじゅつ」をかけやすくなります。
- 「ちょうはつ」は相手の補助技を封じて戦略を崩せる技。相手の「ちょうはつ」防止にも効果的です。
役割関係
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