ヨノワール育成論
ヨノワールの育成論。
ヨノワールの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ヨノワールの基本データ
全国 No.477 ヨノワール | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 毒 虫 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 無 格 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
プレッシャー | 相手が使用したわざのPPを1多く減らす。 手持ちの先頭にいると、レベルの高い野生ポケモンが出現しやすくなる。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
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ヨノワールのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ヨノワールを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ヨノワールの特徴
【良いところ】
- 防御・特防が高いため、物理・特殊どちらの耐久も高めです。「おにび」「いたみわけ」を駆使して居座り、相手のHPを削るスタイルをとります。
- ゴーストタイプのため、ノーマル・格闘ポケモンのメインウェポンを無効にすることができます。具体的にはカビゴンの「おんがえし」、ヘラクロスの「インファイト」、カイリキーの「ばくれつパンチ」など。これらのポケモンはヨノワールに効果抜群な悪技を持っていることがありますが、所持率は高くないため受けられることも多いです。
特に、攻撃技が「おんがえし」「じしん」しかないカビゴンに強く、コチラは「おにび」「きあいパンチ」を使うことにより流すことができます。
ヘラクロスは「こだわりハチマキ」持ちや「つじぎり」持ちはキビシイですが、ヨノワールが「インファイト」無効だけでなく「メガホーン」を半減できることは評価できます。 - ノーマル技が無効であることとは関係ありませんが、特殊受けハピナスに強いです。ヨノワールは元から素早さが遅いため、ハピナスの「でんじは」はそこまで怖くありません。コチラは「きあいパンチ」「かわらわり」で効果抜群を取ることができます。ハピナスが「みがわり」を連打してPP合戦になった場合でも、特性「プレッシャー」持ちのヨノワールが有利のため、逃げてくれるでしょう。
- 「いたみわけ」は相手と自分の残りHPの和を半分ずつに分ける、嫌がらせ技です。コチラが弱っていて相手のHPが満タンのときは特に効果的。HP種族値の低いヨノワールと相性が良く、相手へのダメージソースとしても、回復手段としても使えます。「たべのこし」と合わせれば、残りHPを逆転できるときもしばしば。
- 手づかみポケモンだけあって3色パンチを習得できます。ボーマンダの牽制に使える「れいとうパンチ」、ヘラクロスに撃てる「ほのおのパンチ」など。
- ノーマル技が無効なので、相手の「だいばくはつ」読みで出すことができます。自爆してくる相手は「トリックルーム」「あまごい」などのサポートを既に終えたポケモンのため、ヨノワールに爆発を無効化されても相手側はあまり痛くないのですが・・
- 特性「プレッシャー」は忘れられがちですが、「ハイドロポンプ」など、相手の強力な技のPPを削れることは地味に後続の助けとなります。
- タイプ一致の先制技「かげうち」を習得できます。素早さが遅いため、使い捨てとなりがちなヨノワールと相性が良いです。バトル終盤で、相手のスターミーやゲンガーに最後っぺとして当てることができます。効果抜群が取れる相手でない場合、火力はほとんど期待できませんが。
【悪いところ】
- ヘラクロスを受けるとき、「つじぎり」で押されてしまう場合があります。
「おにび」を撃つことも多いヨノワールですが、そのターンに相手ヘラクロスに交代出しされると特性「こんじょう」を発動させてしまいピンチとなります。 - 1ターンで再生回復できる「じこさいせい」のような技を習得できません。回復手段は「いたみわけ」「ねむる」の選択となり、クセがあります。
- タイプ一致のゴースト技は「シャドーパンチ」「かげうち」がありますが、それぞれ威力60、40と低すぎです。火力がないため、ボーマンダなど強力なアタッカーの起点となってしまう場合があります。
ヨノワールの型
【カビゴン受け型】
- 性格 :
- わんぱく
- 努力値:
- HP252、防御252、素早さ6
- 持ち物:
- たべのこし
- メイン:
- かげうち
- サブ技:
- きあいパンチorかわらわり、れいとうパンチ
- 補助技:
- いたみわけ、みがわり、おにび
ノーマルタイプのポケモン、特にカビゴンを受けることに特化した型です。コチラのパーティに、スターミーなどのカビゴンで止まるポケモンがいる時に対策として使います。
ついでにエテボース、ハピナスなどにも対応できます。
「こだわりハチマキ」「つじぎり」のないヘラクロスや、カイリキーを初めとする格闘タイプにも交代出しできますが、相手の持ち物・技は初見では分からないためリスクはあります。
性格・努力値について。
再生回復がなく受けはギリギリのため、わんぱく防御特化とします。「いたみわけ」を使うのでHPは低い方が良いように見えますが、受けを安定させるためにHP全振りは必須です。
持ち物について。
相手からの攻撃の確定数を増やせる「たべのこし」がオススメです。
技について。
「いたみわけ」「きあいパンチorかわらわり」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「いたみわけ」は攻撃手段&回復手段です。「たべのこし」と合わせればHPの逆転が可能であり、嫌がらせ度が高いです。
「きあいパンチ」はカビゴン、ハピナスなどに効果抜群です。「みがわり」と組み合わせないと安定しませんし、「かみくだく」を持ったカビゴンは対応しきれません。カビゴンが逃げずに居座った場合、攻撃特化カビゴンの「じしん」でヨノワールの「みがわり」が壊れない確率の方が高いので、「みがわり」「いたみわけ」と併用してなんとか使っていきます。
「かわらわり」だと威力が低すぎてカビゴン、ハピナスにすら3~4割のダメージですが、「みがわり」を入れる必要はなくなります。
その他の技は選択肢となります。
「かげうち」は終盤の撃ち合いで使えることがあります。相手のスターミーなどが最後まで残ってしまった場合に先制攻撃は役立ちます。
「みがわり」は「きあいパンチ」を撃つ場合は必須です。特性「プレッシャー」と地味に相性が良いです。
「れいとうパンチ」はボーマンダなどドラゴンの牽制です。ヨノワールは、火力がないためにボーマンダや「みがわり」持ちガブリアスなどの起点となってしまうことがあるのでその対策として。
「おにび」は物理アタッカーの機能を止める技です。見せるだけで相手のカビゴンが逃げてくれることも。特性「こんじょう」ヘラクロスを強化してしまうこと、カビゴンは「ねむる」でやけど状態を回復できることがデメリットです。
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