ヘラクロス育成論
ヘラクロスの育成論。
ヘラクロスの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
★メガヘラクロスの育成法はメガヘラクロス育成論の方を参照。
ヘラクロスの基本データ
全国 No.214 ヘラクロス | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||
種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
|
×4 | 飛 | |||||||||||||||||||
×2 | 炎 超 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 草 地 格 虫 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
むしのしらせ | 自分の残りHPが最大HPの1/3以下になると、むしタイプのわざの威力が1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
こんじょう | 状態異常になると、攻撃のステータスが1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
じしんかじょう | 相手を倒すたびに攻撃のランクが1段階ずつ上がる。 |
ヘラクロスのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ヘラクロスを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ヘラクロスの特徴
【良いところ】
- 攻撃種族値が125と高いです。また、タイプ一致威力120のメインウェポンは「メガホーン」「インファイト」の2つがあります。強力な虫技である「メガホーン」でエスパータイプの弱点をつけるため、クレセリアやヤドランなどの格闘受けで止まりません。
撃つ相手が違うので、両立させましょう。 - 耐久も低くはありません。特防の種族値は95あり、特攻無振りの耐久ポケモンの攻撃を受けての交代出しも強引にできなくはありません。ミロカロスやヤドランの「なみのり」読みで後出し、などです。
- 特性「こんじょう」は優秀です。
「かえんだま」「どくどくだま」を持たせ、自ら状態異常になる手があります。一度やけどorもうどく状態になれば、ハピナスなどの「でんじは」が効かなくなるため、「でんじは」読みでの交代出しができるようになります。また、相手の「あくび」読みで交代出しすれば、ターン終了時に「かえんだま」が発動して「あくび」状態は打ち消されます。ブラッキーやシャワーズの「あくび」対策になります。
「こんじょう」は、相手の「おにび」「どくどく」読みで交代出しして発動させるのもオススメです。また、相手が「どくびし」を撒いてくれば、ほぼ確実に「こんじょう」発動ができます。「こだわりハチマキ」「こだわりスカーフ」+「こんじょう」で、かなり対処しにくいエースとして活躍できるでしょう。 - 「こだわりハチマキ」を持たせればさらなる火力UPができます。攻撃特化ヘラクロス@こだわりハチマキの「インファイト」は防御特化スイクン、カバルドンなどの物理受けでも受けられません。
- ヘラクロスは素の素早さが微妙ですが、「こだわりスカーフ」を持たせれば最速130組を余裕で抜くことができます。「こだわりハチマキ」と比べ火力では負けるものの撃ち合いに強くなります。
【悪いところ】
- 素早さ種族値は85と微妙で、ヘラクロスよりも素早い相手との撃ち合いには弱いです。「こだわりハチマキ」を持たせてヘラクロスが有利な相手に出し、交代してきた相手ポケモンに技を撃ち逃げするか、「こだわりスカーフ」を持たせて撃ち合いに強くするか、というところです。
- 耐性は一応5つありますが、メジャーな攻撃技で半減できるのは「じしん」くらいであり、交代出しの機会が少ないです。特性を「こんじょう」にし、相手の「おにび」読みで出していくか、サンダースに「ねがいごと」サポートをしてもらいましょう。
- 長生きしにくいです。「こんじょう」+状態異常のコンボをするときに、やけど・もうどく状態となると体力がどんどん減っていきます。やけどのダメージで耐久が下がるので、「じしん」読みでの交代出しもキビシイものとなります。相手が砂パなどの場合、やけど+砂嵐のじわじわダメージがきついため、短命に終わるでしょう。また、「インファイト」による耐久↓効果により相手に倒されてしまう時もあります。
- 「こだわり○○」を持つ場合、「インファイト」「メガホーン」読みでゲンガー・ヨノワールなどゴーストタイプ、ギャラドスなど飛行タイプが出てくると相手のダメージがかなり抑えられてしまいます。交代読みということで、相手が分からなくてもとりあえず「ストーンエッジ」を撃ってしまってもよいくらいです。
ギャラドス、ボーマンダなど飛行タイプに交代出しされた時の対策に「ステルスロック」を味方で撒くことがオススメです。 - メインウェポンの「メガホーン」は命中率が85と悪いです。サブウェポン「ストーンエッジ」の命中も80と不安。この2つの技のせいで、倒せていたハズなのに倒された・・・という場面もけっこうあります。
- 天敵である物理受けのグライオンの突破はほぼムリです。受けられたら素直に交代しましょう。「つじぎり」がない場合はヨノワールの突破もキビシめです。
ヘラクロスの型
【こだわりハチマキ型】
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- 攻撃252、素早さ調整、残りHP
- 持ち物:
- こだわりハチマキ
- メイン:
- インファイト、メガホーン
- サブ技:
- ストーンエッジ、つじぎりorシャドークロー
- 補助技:
- なし
「こだわりハチマキ」を巻き、相手のパーティを崩しやすくした型です。素早さの高い相手には勝てないため、有利な相手に交代出しして撃ち逃げします。
性格・努力値について。
攻撃特化のいじっぱりとします。
素早さは同速のクレセリアを意識した、4振りクレセリア抜き (もう少し多めに振ってもOK) 程度に調整します。あまり素早さに多く割くのは、耐久が下がり交代出しできる回数が減ってしまうのでオススメできません。
残りはHPに振ります。
持ち物について。
技を撃ち逃げした時に、相手交代先へのダメージを上げる「こだわりハチマキ」です。火力について詳しくは↓の○参考 を見てください。
技について。
「インファイト」「メガホーン」「ストーンエッジ」「選択肢」という技構成とします。
「インファイト」「メガホーン」は強力なメインウェポン。「インファイト」に耐性のあるエスパータイプに「メガホーン」が効果抜群、「メガホーン」に耐性のある鋼タイプに「インファイト」が効果抜群となっています。「インファイト」は撃つと防御・特防が下がるため倒しきれなかった相手の反撃で倒されることがあります。「メガホーン」は命中率が悪いのが欠点ですが、仕方ありません。
「ストーンエッジ」は、「インファイト」かつ「メガホーン」に耐性のあるボーマンダなど飛行タイプの弱点をつくことができます。また、2つのメインウェポン両方に耐性のある毒・ゴーストタイプに等倍ダメージを与えられます。
残りの技は選択肢となります。
「つじぎり」・「シャドークロー」はゴーストタイプの弱点をつける技です。HP4振りゲンガーは「ストーンエッジ」でも確1となるため、実質撃つ相手はヨノワールピンポイントとなります。2つとも威力70でヨノワールの弱点をつけるのでどちらでもよいですが、読み外した時の事を考えて決めます。「つじぎり」は無効タイプのない技ですが、「つじぎり」読みで格闘タイプに交代されると半減されてしまいます。「シャドークロー」は格闘タイプに等倍ですが、ムクホークに交代されると無償降臨を許してしまうため注意です。
なるべく攻撃回数を稼ぎたいので、味方で「リフレクター」「ひかりのかべ」を張ったり、サンダースによるヘラクロスのサポート (サンダース育成論の「サポダース型」参照) をしてあげてください。
○参考:鉢巻メガホーンの火力
攻撃特化ヘラクロス@こだわりハチマキ の「メガホーン」で
- HP振りミロカロスに 98.5~116.3%ダメージ (高乱数1)
- 防御特化ミロカロスに 67.3~80.1%ダメージ (確2)
- HP振りクレセリアに 124.2~146.2%ダメージ (確1)
- 防御特化クレセリアに 92.5~109.2%ダメージ (中乱数1)
- 防御特化ヤドランに 109.9~130.6%ダメージ (確1)
関連
スポンサーリンク