ドサイドン育成論

ドサイドンの育成論。

ドサイドンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

ドサイドンの基本データ

全国 No.464 ドサイドン
ドサイドン 分類 : ドリルポケモン
タイプ : じめん / いわ
高さ : 2.4 m
重さ : 282.8 kg
種族値 タイプ相性
HP 115
攻撃 140
防御 130
特攻 55
特防 55
素早さ 40
×4 水 草
×2 氷 格 地 鋼
×1/2 無 炎 飛 岩
×1/4
無効
特性
ひらいしん でんきタイプのわざを全て自分が受けて無効化し、特攻のランクが1段階上がる。
ハードロック 効果抜群のわざで受けるダメージが本来の3/4倍 (2倍弱点ならダメージ1.5倍、4倍弱点ならダメージ3倍) になる。
隠れ特性 (夢特性)
すてみ 反動を受けるわざや外すとダメージを受けるわざの威力が1.2倍になる。

ドサイドンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ドサイドンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

ドサイドンの特徴

【良いところ】

  • 攻撃種族値が140ととても高く、相手に大きな負担をかけることができます。持ち物は、高い攻撃をさらに生かせる「こだわりハチマキ」がオススメです。タイプ一致の「じしん」「ストーンエッジ」が強力であり、「じしん」は命中も安定です。「じしん」読みで飛行タイプや特性「ふゆう」が出てくることがあるので、バトル序盤では「ストーンエッジ」を撃ち、相手を確認してから「じしん」を撃ちましょう。
  • HPが高いです。特に物理耐久は素でも高く、特性「ハードロック」と合わせてタイプ一致の「インファイト」「じしん」さえも耐えることができます。特殊耐久は特防に努力値を振って補うのがメジャーです。
  • サブウェポン「メガホーン」を習得できます。「じしん」に耐性のある草タイプのほか、物理受けヤドランやクレセリアに効果抜群です。
  • 地面タイプなので、サンダースやライコウの「10まんボルト」に対し無償降臨することができます。特にみがわりバトンサンダースの「みがわり」を「ロックブラスト」で壊し、本体にダメージを与えることができます。
    電気タイプに交代出しする時は相手の「めざめるパワー草」で4倍弱点を突かれることがコワイですが、ラグラージ・ドサイドンほぼピンポイントにしか撃たない技のため所持率は高くありません。「めざめるパワー氷」の方がメジャーです。
  • ノーマル技に耐性を持つため、カビゴンの「おんがえし」、ピクシーの「からげんき」読みで交代出しすることができます。
    またノーマル技は使ってきませんが、ハピナスの「でんじは」「かみなり」読みで出すこともできます。交代際にハピナスに「みがわり」を張られても、連続技「ロックブラスト」で壊して本体への攻撃ができます。
  • 岩技に耐性を持ちます。相手ドサイドンやバンギラスの「ストーンエッジ」読みで交代出しすることができます。相手が「こだわりハチマキ」持ちの時は、技が「ストーンエッジ」に縛られているため同ポケ対決でも有利になることができます。
    しかし耐久無振りドサイドンでは、バンギラス@こだわりハチマキの「かみくだく」は受け切れないため読み間違うと死亡することも・・・
  • 上記のように、得意な相手に交代出ししやすいポケモンです。ドサイドン単体でも耐性を利用して出していけますが、「ねがいごと」サポートでドサイドンの交代際のダメージを回復してあげるとベターです。シャワーズでカビゴンを呼び寄せて、カビゴンが来たターンに「ねがいごと」→ドサイドンに交代、など。交代際にダメージを受けてしまっても回復することができます。

【悪いところ】

  • 素早さが遅く、弱点が多いため対策はしやすいポケモンです。相手のパーティ全員がドサイドンの弱点を突ける技を持っていることも珍しくありません。先制で弱点を突かれてしまうため、相手のパーティ次第では全く活躍できないポケモンです。ドサイドンを使うなら6匹見せ合い3on3のルールがオススメと言われる理由です。
  • 素早さが遅いため、相手と撃ち合うことが苦手です。サンダースやカビゴンなど得意な相手に出し、相手の交代際に技を1発だけ撃って逃げる撃ち逃げ戦法を基本とすることになります。「こだわりハチマキ」は撃ち逃げ戦法と相性のよいアイテムです。
  • 素早さが遅いため、交代でスイクンなど水ポケモンが出てくると引かざるをえません。相手にダメージを与えるチャンスは交代際のみとなります。
    ドサイドンの攻撃のダメージを押さえて受け切ることはほぼムリですが、コチラのメインは地面技か岩技の2択となるため、相手の読み次第では受けられてしまいます。
    「じしん」読みで出されるのが、地面技無効のギャラドス・「ふゆう」ドータクン・ラティオスなど。地面技に耐性のあるヘラクロスも強引に来ることがありますが、相手に大ダメージが入るためよしとしましょう。
    「ストーンエッジ」読みで出されるのが、岩技に耐性のあるラグラージやカバルドンなどです。
    撃ち逃げのため1回しか攻撃できないと考え、できれば交代読みをキメたいものです。読みが外れて半減されても相手に大ダメージである点はとても評価できますが・・

ドサイドンの型

【こだわりハチマキ型】

特性 :
ハードロック
性格 :
いじっぱり
努力値:
攻撃252、特防252、素早さ6 or
攻撃252、素早さ調整、残り特防
持ち物:
こだわりハチマキ
メイン:
じしん、ストーンエッジ、ロックブラスト
サブ技:
メガホーン、れいとうパンチ
補助技:
なし

素早さが遅く弱点も多いドサイドンは、撃ち合いに弱いです。
有利な相手に交代出しして撃ち逃げします。基本的に1発しか技を撃たないので持ち物は「こだわりハチマキ」で。

性格・努力値について。
いじっぱりの攻撃特化とします。
素早さは調整もアリです。レジアイスなどが属する4振り50族抜きまでなら調整してもOK。あまりたくさん素早さに割くと特殊耐久が落ちてしまい、電気タイプの「めざめるパワー」が辛くなります。

持ち物について。
撃ち逃げ戦法と相性の良い「こだわりハチマキ」です。

技について。
「じしん」「ストーンエッジ」「メガホーン」「ロックブラストorれいとうパンチ」という技構成とします。
「じしん」は威力100、命中100の安定メインウェポンです。「ストーンエッジ」と同じ威力ですが、命中率の関係からコチラを主力としたいところ。
「ストーンエッジ」は威力100、命中80のメインウェポンその2です。命中が不安なものの、「じしん」と違い飛行タイプや「ふゆう」により無効化されません。交代先の相手を確認するまでは、コチラを撃っておいた方が安全な場合も多いです。気分的にメインとなる技です。
「メガホーン」は、草タイプと物理受けヤドラン・クレセリアに対し効果抜群となります。「こだわりハチマキ」込みでHP振りモジャンボが中高乱数1、防御特化ヤドラン、クレセリアが確2となります。
残りの技は「ロックブラスト」「れいとうパンチ」の2択となります。
「ロックブラスト」は連続攻撃のため、サンダース・ハピナスなどの「みがわり」を壊し、本体にダメージを与えることができます。「みがわり」を多用する電気タイプに対し交代出しするドサイドンにはオススメの技です。
「れいとうパンチ」はグライオンに交代読みで使えるほか、ガブリアスの4倍弱点をつくこともできます。いずれにせよ交代読みで撃つため使いにくく、本来「ロックブラスト」が優先されます。しかしパーティでこれらのポケモンに対処しにくい場合は入れてもOKです。

○参考 拘りエッジの火力
・攻撃特化ドサイドン@こだわりハチマキ の「ストーンエッジ」で
・防御特化スイクンに 46.8~55.5% ダメージ
・HP振りラグラージに 39.1~46.3% ダメージ
・防御特化カバルドンに 22.3~26.5%ダメージ

役割関係

【ドサイドンを繰り出せるポケモン】

【ドサイドンに繰り出されるポケモン】


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