マリルリ育成論 (第4世代)
マリルリの育成論。
マリルリの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
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マリルリの基本データ
全国 No.184 マリルリ | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 草 電 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 炎 水 氷 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
あついしぼう | ほのお・こおりタイプのわざで受けるダメージを半減する。 | ||||||||||||||||||||
ちからもち | 攻撃のステータスが2倍になる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
そうしょく | くさタイプのわざを受けると無効化し、攻撃のランクが1段階上がる。 |
マリルリのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 マリルリを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
マリルリの特徴
【良いところ】
- 特性「ちからもち」で攻撃力が2倍となります。強力な物理アタッカーとしてはドサイドンやメタグロスがいますが、ステータス上では彼らを超える攻撃力となります。
ドサイドンやメタグロスと違い、マリルリのメインウェポンは水技なので、ドータクンやカバルドンに受けられにくいこともメリットです。 - 素早さは遅いですが、バトル終盤の撃ち合いに強い先制技「アクアジェット」を習得できます。
火力は不足気味で、HP4振りゴウカザルですら確1にできませんが・・ - 炎タイプに耐性があります。ゴウカザルやウインディの「だいもんじ」読みで交代出しし、流すことができます。水タイプの先制技「アクアジェット」を習得できるため、交代出しにさえ成功すればゴウカザルは流せます。
相手の交代読みで「みがわり」や「きあいパンチ」してもOKです。
【悪いところ】
- 特性「ちからもち」で攻撃ステータスは高いですが、技の威力が低いです。タイプ一致物理技で最高威力は90の「アクアテール」ですが、命中率の関係から、威力80の「たきのぼり」が使われることが多いです。
技の威力が低いため、火力ではドサイドンやメタグロスに負けてしまいます。 - 交代出しのチャンスが少ないです。
マリルリは耐久が高めの水ポケモンです。一見、これを生かして鋼・地面・岩・炎ポケモンなど、有利なタイプに後出しをしていく道がありそうです。マリルリが有利なこれらのタイプで、炎はマイナーのため置いておきます。鋼・地面・岩タイプには物理アタッカーが多いです。
しかし物理耐久では、スイクンや、格闘に交代出しもできるヤドラン・ギャラドス (「いかく」込み) などに負けてしまいます。マリルリを防御特化にして物理アタッカーを受けようと思うと、これらのポケモンの劣化となってしまいます。1ターンで再生回復できる技を習得できるわけでもありません。
マリルリに残された道はアタッカーになることです。攻撃に振る必要があるため、防御特化にすることができません。なので「こだわりハチマキ」持ちのポケモンや、地面・岩タイプの等倍ダメージが辛いです。メタグロスやマンムーへの後出しはキツイです。
タイプ上有利な相手に交代出しできないということですから、相手のアタッカーを受けることはほぼできません。 - サブウェポンが少なく、受けで止まりやすいです。
「アクアジェット」「たきのぼり」は水タイプのヤドランやギャラドス、シャワーズなどにラクに受けられてしまいます。水タイプの弱点をつける技を覚えられないため、突破する場合「すてみタックル」でゴリ押すしかありません。相手の弱点を突けないノーマル技はなるべく使いたくないのですが、サブウェポンが少ないので仕方ありません。
その他、水技や「きあいパンチ」読みでボーマンダを呼び寄せてしまうことがあります。 - 相手の補助技を縛れる「アンコール」を習得できますが、マリルリの素早さが遅く後攻となることが多いため、使いにくいのが残念です。
マリルリの型
【物理アタッカー型】
- 特性 :
- ちからもち
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- 攻撃252、HP252、素早さ6
- 持ち物:
- いのちのたま・しずくプレートなど火力UP系
- メイン:
- たきのぼりorアクアテール、アクアジェット
- サブ技:
- れいとうパンチ、きあいパンチ、ばかぢから、すてみタックル
- 補助技:
- みがわり
炎技や「こおりのつぶて」読みで交代出しか、ゴウカザル・ダグトリオなどに死に出しで登場するのが基本です。
性格・努力値について。
攻撃特化のいじっぱりとします。
残りはHPに振ればよいですが、防御・特防にも微妙に分けて振った方が堅いので、こだわるなら調整してください。
持ち物について。
火力UPアイテム「いのちのたま」がオススメですが、パーティで他のポケモンに持たせたい場合は「しずくプレート」でもよいです。マリルリはそこそこ耐久があるため、「いのちのたま」の反動がイヤな場合もプレートはオススメ。
技について。
「たきのぼりorアクアテール」「れいとうパンチ」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「たきのぼり」「アクアテール」はタイプ一致のメインウェポンです。「アクアジェット」では威力が低すぎるためコチラをメインウェポンとします。持ち物により確定数が変わる場合は「アクアテール」、特にこだわらないなら「たきのぼり」で。
「れいとうパンチ」はボーマンダに交代読みで撃つことができます。水技に耐性のある草タイプにも効果抜群です。
残りの技は選択肢となります。
「アクアジェット」は持っているだけでゴウカザルを流すことができる技です。素早さの低いマリルリが撃ち合いに強くなるためオススメです。コレがなくてもゴウカザルは勝手に逃げてくれるため、選択肢となっています。
「みがわり」「きあいパンチ」は交代読みです。弱ったポケモンにマリルリを出すと、相手は先制の「アクアジェット」を避けるために交代してくるので、それを読んで使います。交代読みで「みがわり」してから「きあいパンチ」でもいいですし、自信があれば即「きあいパンチ」してもOKです。格闘技なので、マリルリが呼び寄せるギャラドス・ボーマンダに半減されてしまうのが残念です。しかし交代際に「みがわり」を使えば、ボーマンダを確認した時は「れいとうパンチ」を撃つことができます。ギャラドスはキビシイですが・・・
「ばかぢから」はエンペルト・ユキノオーほぼピンポイントの対策の技です。HP振りエンペルト・ユキノオーがそれぞれ高乱数・確定1となります。ユキノオーに対しては交代読みで撃つしかないため、「きあいパンチ」の方がいいかも。
「すてみタックル」はマリルリが呼び寄せる水タイプに等倍ダメージを入れることができる技。交代読み「きあいパンチ」→「すてみタックル」で突破できることもあります。
役割関係
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