ベトベトン育成論

ベトベトンの育成論。

ベトベトンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

ベトベトンの基本データ

全国 No.089 ベトベトン
ベトベトン 分類 : ヘドロポケモン
タイプ : どく
高さ : 1.2 m
重さ : 30.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 105
攻撃 105
防御 75
特攻 65
特防 100
素早さ 50
×4
×2 地 超
×1/2 草 格 毒 虫
×1/4
無効
特性
あくしゅう 手持ちの先頭にいると、野生ポケモンが出現しにくくなる。
ねんちゃく 相手に持っているどうぐを奪われない。
手持ちの先頭にいると、釣りでポケモンを釣りやすくなる。
隠れ特性 (夢特性)
どくしゅ 直接技を使ったとき、30%の確率で相手をどく状態にする。

ベトベトンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ベトベトンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

ベトベトンの特徴

【良いところ】

  • 特殊耐久が高めであり、特殊攻撃を受けての交代出しができます。
    耐久はそこまで高くないため過信しないで。ミロカロスの「なみのり」など火力のない特殊攻撃や、ジュカイン・ロズレイドの「リーフストーム」など耐性のある攻撃に対しての交代出しが基本となります。
  • 毒タイプなので、相手に撒かれた「どくびし」を消すことができます。「どくびし」の効果は強力で、撒かれてしまうとコチラのポケモンがほぼ1~2発 (毒ダメージ込み) で倒されてしまう状況となります。これを除去できるポケモンがパーティにいると助かります。
    また、どく・もうどく状態にならないことも耐久ポケモンとしてはメリットです。
  • マイナーポケモンなので技構成はまずバレないと思います。意表をついて戦いましょう。

【悪いところ】

  • 特殊耐久は高めですが、とても高いわけではありません。「こだわりメガネ」「いのちのたま」などを持った強力な特殊エースは受けきることができません。
    特殊耐久が高めだからといってただの特殊受けとすると、ハピナスの劣化となります。タイプこそ違いますが、ベトベトンは特殊耐久で大きく劣っている上に、ハピナスの「タマゴうみ」のような再生回復も習得できません。
    特殊を受けて交代出しするのはベトベトンもハピナスも同じ。ハピナスとの差別化をマジメに考える必要があります。
    ハピナスはノーマルタイプであり、「インファイト」を持つゴウカザルを受けることができません。ベトベトンは格闘技に耐性があるため、一見ゴウカザルを受けられそうです。しかし、特攻全振り性格補正無しゴウカザル@いのちのたま の「だいもんじ」で、特防特化ベトベトンにおよそ4~5割のダメージが来るため受けは安定しませんし、ゴウカザルを流せる技もありません。ゴウカザル受けなら、「なみのり」の使えるドククラゲの方が優秀です。ついでにドククラゲでも、ベトベトンと同様に「どくびし」を除去できてしまいます。
    ベトベトンが呼び寄せる相手は、メタグロスなど鋼タイプやガブリアスなど地面タイプの強力なアタッカーです。ハピナスに対してもこれらの相手が交代出しされることがあります。しかし、ハピナスは交代際に「みがわり」を張っておけば「だいもんじ」「れいとうビーム」などの牽制技を撃てるため、メタグロスやガブリアスもハピナスに対しうかつに出て行くことはできません。ベトベトンなら攻撃技はどうせ「ダストシュート」だろう、とナメられている面があり、強力なアタッカーがわらわら出てきます。相手の物理アタッカーの牽制という面でもハピナスの方が優秀です。
    ハピナスとのマジメな意味での差別化は、残念ながらできません。
    ベトベトンはマイナーであるため、技がバレにくいというメリットを生かして戦うことはできますが・・
  • 耐性のあるタイプは草・格闘・毒・虫ですが、マイナーなタイプが多いです。特殊受けとなるなら電気・水・氷技あたりを半減できたらラクだったのですが、それらの技は等倍で受ける必要があります。
  • 特殊受けにする場合、「なみのり」「10まんボルト」などを等倍で受ける必要があるため特防特化としたいところです。しかし攻撃面に振る余裕がないので火力が低くなります。 ミロカロスなどの「なみのり」を受けたいのですが、電気技を使っても相手を流すことができません。「いたみわけ」で嫌がらせをするか、「どくどく」して流すしかありません。
    また火力が低いため、ガブリアスなど相手の強力なアタッカーを呼び寄せてしまいます。
  • 耐久型っぽくすることが多いのですが、1ターンで再生回復できる技を習得できません。回復手段は「いたみわけ」「ねむる」のみとなります。

ベトベトンの型

【特殊受け型】

特性 :
ねんちゃく
性格 :
しんちょう
努力値:
HP252 特防252 素早さ6
持ち物:
くろいヘドロ or カゴのみ
メイン:
ダストシュート
サブ技:
だいばくはつ / だいもんじ / れいとうパンチ
補助技:
いたみわけ / みがわり / ねむる / どくどく

「なみのり」「10まんボルト」など火力のない特殊技を中心に受けます。
相手の交代を読んで「みがわり」を張り、ガブリアスに「れいとうパンチ」を当てて驚かせましょう (笑)

◆性格・努力値について

特防特化のしんちょうとします。しんちょうの場合特攻↓となります。「だいもんじ」を使うので特攻を下げたくない場合、素早さ↓のなまいきも考えられます。しかし元から特攻が低く、下降補正でもほとんど火力が変わらないためしんちょう推奨です。ベトベトンが呼び寄せるカバルドン (47族) を素早さで抜いておけば、場合により先制で「だいばくはつ」し、コチラの後続がカバルドンを突破する助けとなることもできます。

◆持ち物について

延命アイテム「くろいヘドロ」がオススメです。
「ねむる」で回復する場合は「カゴのみ」で。ベトベトンの仮想敵であるサンダースなどはバトル終盤まで生き残ることが多いため、「ねむる」で長生きして後半戦に備えるのも悪くありません。オマケとして、ミロカロスの「さいみんじゅつ」に対する一度の保険にもなります。

◆技について

「いたみわけorねむる」「だいもんじ」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「いたみわけ」「ねむる」は回復手段です。ミロカロスなどのHPを削っていける「いたみわけ」がオススメですが、相手のHP次第の回復量であり安定しません。スターミーで全抜きを狙うパーティなどで、バトル終盤に相手のサンダースを確実に受けていきたい場合は「ねむる」を使いましょう。
「だいもんじ」はベトベトンが呼び寄せてしまうポケモンの牽制です。メタグロス・ハッサムなど鋼タイプだけでなく、マンムーにも効果抜群をとることができます。鋼タイプは防御>特防であるポケモンが多いため、物理技の「ほのおのパンチ」でなく特殊技の「だいもんじ」を使います。
残りの技は選択肢となります。
「ダストシュート」はタイプ一致の威力120技です。命中率が70と低い上に、攻撃に振れないため火力も高くはありません。呼び寄せる鋼タイプに無効化されてしまうため、初めからこの技を撃つのはキケンです。
「だいばくはつ」は後続が相手を突破することを助ける技。交代読みで「みがわり」を張り、爆破すべき相手と判断したら即爆発するのもアリです。カバルドンやガブリアスに大ダメージを与えましょう。
「れいとうパンチ」はガブリアスに撃つ技です。交代読みで撃つか、ガブリアスが出てくるターンに「みがわり」を張って撃つことになります。
「みがわり」は相手の交代を読んで使います。HPが削られるため、ベトベトンが特殊受けできる回数は減ってしまいます。しかし出てきた相手を見てから弱点をつける技を撃つことができるため、交代読みを外すとキビシイベトベトンとは相性の良い技です。「みがわり」を張るメリットはもう1つあります。ベトベトンはメタグロスやドサイドンなど、「こだわりハチマキ」持ちの多いポケモンを呼び寄せます。「みがわり」を張っておけば、相手の拘った技を見てからコチラの有利な味方に交代することができます。
「どくどく」は相手のミロカロスの居座りを防ぐことができる技です。ミロカロスやカバルドンに当てることができれば、コチラの後続ポケモンで突破しやすくなる効果もあります。

役割関係

【ベトベトンを繰り出せるポケモン】

【ベトベトンに繰り出されるポケモン】


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