ドンファン育成論
ドンファンの育成論。
ドンファンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ドンファンの基本データ
全国 No.232 ドンファン | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 草 水 氷 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 毒 岩 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 電 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
がんじょう | 「じわれ」などの一撃でひんしになるわざが効かない HPが全快のときに一撃でひんしになる攻撃を受けてもHPが1だけ残る |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
すながくれ | 天気がすなあらしのとき、回避率が1.25倍になる |
ドンファンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ドンファンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ドンファンの特徴
【良いところ】
- 物理耐久と攻撃力が高めです。タイプ耐性に頼らずとも、カビゴンやガブリアス@こだわりスカーフ に交代出しして流すことができます。ガブリアス@こだわりスカーフ を流すには「こおりのつぶて」か「ねむる」が必要です。
ガブリアスは6on6バトル終盤に登場しやすいので、ドンファンはすでにボロボロになっているかもしれませんが・・ - 岩技に耐性があります。プテラやバンギラス、ドサイドン@こだわりハチマキ の「ストーンエッジ」読みでの交代出しができます。ドサイドン@こだわりハチマキ の「じしん」が当たってしまうとダメージが大きいので注意です。
- 撒かれた「ステルスロック」などを除去できる「こうそくスピン」を習得できます。コチラ後続のエースが「ステルスロック」に弱いときに便利です。具体的には、リザードンやファイヤーなどのエースを使うときにお供にすることになります。
- 氷タイプ先制技の「こおりのつぶて」を習得できます。地面タイプのポケモンはボーマンダを呼び寄せがちですが、ドンファンには「こおりのつぶて」があるため相手の残り体力によっては牽制できます。できれば交代読みで「ストーンエッジ」を当てたいところですが・・
【悪いところ】
- 物理耐久が高めですが、1ターンで再生回復できる技を持たないため長生きは難しいです。同タイプでより物理耐久が高く、再生回復の「なまける」を習得できるカバルドンの方が単純な物理受けとしては向いています。カバルドンは防御特化にして「なまける」を使い、タイプ耐性のない物理技にも交代出ししやすいです。ドンファンには回復技がなく耐久も足りないので、できるだけタイプ耐性を生かして出したいところです。交代出しできる範囲がカバルドンよりも狭いです。
- 劣化カバルドンとして使うのは微妙なので、攻撃に振って物理アタッカーとすることを考えてみます。地面タイプのメジャーな物理アタッカーには、
ドサイドン:攻撃種族値がドンファンよりも高く、交代出しできる相手が似ている
マンムー:攻撃種族値がドンファンよりも高く、タイプ一致で地面+氷技を使える
ラグラージ:交代出しできる範囲がドンファンよりも広く、火力もそこそこある
などがいます。単純に物理アタッカーとするなら、ドンファンよりも彼らの方が使いやすいです。 - ドンファンは「こうそくスピン」を使うことができるので、パーティに地面タイプが欲しい&味方にリザードンやファイヤーのようなエースがいるときに使うことになります。単純な物理流しとするとカバルドン、単純なアタッカーとすると↑のポケモンの方がよくなってしまいます。
パーティに強さだけを求めるケースなら当然「こうそくスピン」をするターンは無駄なので、リザードンやファイヤーのようなエースは使わない・「こうそくスピン」も必要ないということになってしまいますが・・そこはロマンということで。 - 地面タイプのため、サンダースやライコウなど電気相手の「10まんボルト」読みで交代出しできそうです。しかしドンファンは特防が低く、サンダースなどが持つ「めざめるパワー氷or草」でもそこそこダメージを受けてしまい安定しません。特殊技を使う相手にはできるだけ出したくないところです。
ドンファンの型
【物理流し&サポート型】
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- HP252 攻撃252 素早さ6
- 持ち物:
- オボンのみ or カゴのみ
- 確定技:
- じしん / ストーンエッジorこおりのつぶて / こうそくスピン
- 選択肢:
- ねむる / ステルスロック / ほえる / じわれ
プテラなどの岩技読みで出すか、カビゴンなど火力が半端なアタッカーに交代出しして流します。
流しターンに「こうそくスピン」「ステルスロック」「ねむる」など補助技を使います。
性格・努力値について。
単なる物理流しではなく火力も欲しいので、攻撃特化のいじっぱりとします。
プテラやカビゴンなどに後出しして流したいのでHPに振ります。
持ち物について。
延命アイテムの「オボンのみ」が無難です。
「ねむる」を使う場合は「カゴのみ」で。
技について。
「じしん」「ストーンエッジorこおりのつぶて」「こうそくスピン」「選択肢」という技構成とします。
「じしん」はメインウェポンです。カビゴンなどの体力を削ります。
「ストーンエッジ」はボーマンダやギャラドスなど飛行タイプの牽制です。交代で出てきたヘラクロスに等倍ダメージを入れることもできます。相手のプテラに後出ししてから弱点を突ける技でもあります。同じく岩技の「もろはのずつき」の方が威力が高いですが反動が痛く、その後のサポートがしにくくなるため「ストーンエッジ」を採用しています。
「こおりのつぶて」はボーマンダの牽制です。また、コレがあるとガブリアス@スカーフ を流せます。
「こうそくスピン」はコチラ後続のリザードンやファイヤーのサポートです。コレを使わないなら別な地面タイプを使った方がよくなってしまいます。
残りの技は選択肢となります。
「ねむる」はカビゴンなどの物理アタッカーに何度も交代出ししたいときに使います。コレがないと1回しか交代出しできないことも。相手を流せる回数が増えますが、味方との相談です。
「ステルスロック」はコチラの後続エースのサポートになる技です。コチラ後続のリザードンで全抜きを狙うケースでは、ギャラドスに「ステルスロック」のダメージを入れることによりタイマンでも倒せるようになったりで相性のよい技です。ドンファンが使うには技スペースがきついですが・・
「ほえる」は相手の交代読みで使います。またサンダースの「みがわり」+「バトンタッチ」・その他積み技コンボを封じることができます。吠えたターンに相手の強力なエースが無償降臨してくる可能性があること、サンダースに「めざめるパワー」を撃たれるとダメージが大きいことが欠点です。
「じわれ」は何度か使うチャンスがつくれるなら強力な技。何度も撃つことにより当たる確率が高くなります。特別に交代出ししやすいとはいえないドンファンとの相性は微妙です。
役割関係
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