ドータクン育成論
ドータクンの育成論。
ドータクンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ドータクンの基本データ
全国 No437 ドータクン | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||
種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
|
×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 地 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 無 草 氷 飛 岩 竜 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 超 | ||||||||||||||||||||
無効 | 毒 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
たいねつ | ほのおタイプのわざで受けるダメージを半減する。 | ||||||||||||||||||||
ふゆう | じめんタイプのわざを受けない。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
ヘヴィメタル | 自分の重さが2倍になる。 |
ドータクンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ドータクンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ドータクンの特徴
【良いところ】
- 耐久が高めです。鋼タイプであり「ストーンエッジ」「コメットパンチ」などに耐性を持つので物理受けにすることが多いのですが、特殊耐久も低くはありません。ガブリアスなどの物理アタッカーがエアームド対策に「だいもんじ」を持っていることがありますが、ドータクンはエアームドよりも「だいもんじ」に強いです。
- 特性「ふゆう」で地面技が無効であり、ガブリアスやドサイドンの「じしん」読みでの無償降臨ができます。特にドサイドンは「こだわりハチマキ」持ちが多く、ドータクンに「じしん」を撃たせることができれば、何もさせずに流すことができます。
- 岩技に耐性があります。ドサイドンなどの「ストーンエッジ」読みで交代出しができます。
「じしん」無効と合わせて、ドサイドン受けに向いたポケモンです。交代読み「メガホーン」に注意。 - 氷技に耐性があります。マンムーやユキノオーの氷技読みでの交代出しができます。マンムーの「じしん」、ユキノオーの「ウッドハンマー」に耐性があるのもポイントです。
- 鋼技に耐性があります。メタグロスの「コメットパンチ」を半減で受けることができます。ロトムやサンダーなどのメタグロス受けは「しねんのずつき」で崩れてしまいますが、ドータクンは「しねんのずつき」にも1/4耐性があるため問題ありません。メタグロスを受けて苦労することはないでしょう。
- ノーマル技に耐性があり、カビゴンなどのノーマル物理アタッカーを受けることができます。カビゴンの「じしん」も「ふゆう」で効きません。
- ドラゴン技に耐性があり、ボーマンダなどの「りゅうせいぐん」読みでの交代出しができます。「りゅうせいぐん」で特攻が下がれば、1度は流すことができます。しかし鋼タイプへの交代は相手も予想済みであるため、初めから「だいもんじ」が飛んでくることもありますので注意。
- 上記のように、ドータクンは耐性が多いため完封できる物理アタッカーも多いです。対応範囲も広く、いろいろなポケモンを受けられるのでバトルに出しやすいです。
- 味方をサポートできる技をたくさん覚えます。
「リフレクター」「ひかりのかべ」「ステルスロック」など設置系の技を覚えることができます。ドータクンは物理受けのため特殊アタッカーを呼び寄せやすいので、「リフレクター」よりも「ひかりのかべ」がオススメ。
その他、「トリックルーム」「にほんばれ」「あまごい」など天候系のサポートもできます。これらを使い、バトル後半に味方が全抜きをするサポートをするのも奇襲性が高く強力です。
【悪いところ】
- 物理耐久は高めですが、カバルドンやスイクンなどに比べると低いです。タイプ耐性のない攻撃は受けきることができません。コチラのドータクンの存在がバレると、相手ドサイドンが交代読み「メガホーン」・メタグロスが交代読み「アームハンマー」を撃ってきてツライです。ドータクンで彼らを受けられるのは1度までと考えた方がよいです。2周目からはドータクンへの交代読みの技を撃たれてしまうでしょう。ドータクンが受けるべき相手には「こだわりハチマキ」持ちのポケモンが多く、タイプ不一致の技でも結構なダメージが来ます。
- 物理受けにする場合、攻撃面に努力値を振ることができないため火力はないです。よってボーマンダなど相手の強力な特殊エースを呼び寄せてしまいます。ドータクンで相手の交代際に「ひかりのかべ」「さいみんじゅつ」など補助技を使い、コチラの後続ポケモンの負担を減らしたいところです。
- 1ターンで再生回復できる技を習得できません。回復手段は「ねむる」+「カゴのみ」のみとなり、1度しか回復できません。「ひかりのかべ」などのサポート技を多く使っていきたいため、回復するヒマはほぼないですが・・
基本的に使い捨てとなってしまいます。最後は「だいばくはつ」で散るのが理想です。
ドータクンの型
【物理流し型】
- 特性 :
- ふゆう
- 性格 :
- のんきorわんぱく
- 努力値:
- HP252、防御252、素早さ6
- 持ち物:
- イバンのみorオボンのみ
- メイン:
- ラスターカノン
- サブ技:
- だいばくはつ、じしん、くさむすび
- 補助技:
- ひかりのかべ、ステルスロック、さいみんじゅつ、トリックルーム
「じしん」「ストーンエッジ」など、耐性を持つタイプの物理技を中心に受けて出していきます。
場に出したら、相手の交代読みでサポート技を使うのが基本です。
性格・努力値について。
防御特化とします。物理技しか使わない場合は特攻↓のわんぱく、特殊技も使う場合は素早さ↓ののんきとします。
持ち物について。
先制「だいばくはつ」で奇襲したいので「イバンのみ」がオススメです。
「こだわりハチマキ」持ちの高火力アタッカーを受けるときの助けとなる「オボンのみ」でもOKです。
技について。
「ひかりのかべ」「だいばくはつ」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「ひかりのかべ」は相手の交代読みで使います。相手はドータクンを倒せる特殊アタッカーに交代してきますから、「ひかりのかべ」を張って逃げましょう。
「だいばくはつ」は役目を終えた後に使います。「イバンのみ」との相性もよいです。HP4振りボーマンダ (「いかく」込み) に8~9割程度のダメージが入ります。
残りの技は選択肢となります。
「ラスターカノン」はタイプ一致であり、仮想敵であるドサイドンやマンムーの弱点をつくことができます。ドサイドンは物理耐久>特殊耐久なので、特殊技の方がダメージが大きいです。
「じしん」はドサイドン、メタグロスなどの弱点をつくことができます。「じしん」を撃ったターンにボーマンダを出されてしまうと無償降臨されてしまう点に注意です。
「ラスターカノン」「じしん」いずれかは持っておきたいところですが、実際には相手に速攻で逃げられてしまうことが多く、あまり使わないので選択肢としておきます。技スペースもきついですし。
「くさむすび」はドサイドンの4倍弱点 (「ハードロック」で3倍) をつくことができます。特防振りドサイドンに7~8割程度のダメージがあり、さっさと流したいときに便利ですが、技スペースがきついです。撃ったらボーマンダに交代された・・のようになったら最悪です。
「ステルスロック」は後続のアタッカーが確実に相手を倒す助けとなる技です。相手のボーマンダやギャラドスが何度も場に出られなくなる効果もあります。
「さいみんじゅつ」は命中率が不安ですが、当たればヘタな攻撃より強力です。ドータクンはボーマンダ・ゴウカザルなど相手のエースを呼び寄せやすいため、交代際に当てることができれば相手は大幅な戦力ダウンです。
「トリックルーム」は、お互いにダメージが蓄積してきたバトル後半に使います。相手が素早さの高いポケモン中心に生き残っていて、かつコチラが素早さの低いポケモン中心に生き残っているという状況を意識してつくってから使います。コチラの鈍足アタッカーが先制をとれるので、全抜きできるときもあります。他にも、「あまごい」で後続ポケモンの「すいすい」発動など応用が考えられます。
役割関係
【ドータクンを繰り出せるポケモン】
【ドータクンに繰り出されるポケモン】
【その他】
スポンサーリンク