エアームド育成論
エアームドの育成論。
エアームドの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
エアームドの基本データ
全国 No.227 エアームド | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 電 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 無 飛 超 霊 竜 悪 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 草 虫 | ||||||||||||||||||||
無効 | 毒 地 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
するどいめ | 相手のわざや特性で命中率のランクを下げられない。 手持ちの先頭にいると、レベルの低い野生ポケモンが出現しにくくなる。 |
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がんじょう | 「じわれ」などの一撃でひんしになるわざが効かない。 HPが全快のときに一撃でひんしになる攻撃を受けてもHPが1だけ残る。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
くだけるよろい | 物理技を受けると、防御のランクが1段階下がり、素早さのランクが1段階上がる。 |
エアームドのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 エアームドを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
エアームドの特徴
【良いところ】
- 防御種族値が140もあり、物理耐久が高いです。素の物理耐久ではバンギラスやメタグロスに負けてしまうため、タイプ耐性を生かして物理受けをしたいところです。
鋼タイプのため、タイプ耐性はとても多いです。マンムーなどの「じしん」が無効である点も評価できます。 - 「だいもんじ」を持たない物理アタッカーに対し強いです。マンムーやムクホーク、ハッサムなどに対し交代出しができます。「じしん」読みでならドサイドンやメタグロスへの交代出しもOK。
- 草技に1/4耐性があります。物理受けとは関係ありませんが、ロズレイドやフシギバナの「リーフストーム」読みでの交代出しができます。草ポケモンに対応したい場合、攻撃技に「ドリルくちばし」が欲しくなることがあります。ただし草ポケモンは耐久が高いコが多いため「ドリルくちばし」でムリに削って流すよりは、エアームドで「ステルスロック」などを撒いていき、相手が自分からエアームドを倒せるポケモンに交代してくれるようにした方が良いです。草ポケモンには「ねむりごな」持ちが多いことは考えつつ戦いましょう。
草技は半減しやすいので、ムリにエアームドで受ける必要はありませんが一応・・ - 「ステルスロック」「まきびし」という昆布撒き技を使うことができます。
「ステルスロック」は相手に確実にダメージが入るため、コチラを優先したいところ。ボーマンダやギャラドスなど、岩弱点の強力なポケモンにダメージを蓄積させることができます。
「まきびし」は持っていても良いですが、撒くヒマはないかも。 - 受けに便利な再生回復技「はねやすめ」を習得することができます。先制で「はねやすめ」すれば、単鋼タイプとなるため電気弱点を消すことができ、「かみなりパンチ」で弱点を突かれなくなります。
鋼タイプの物理受けであるドータクンは再生回復技を覚えることができないので、一応の差別化になります。 - 「ほえる」「ふきとばし」を習得することができます。これらの強制交代技により、相手の「のろい」など積み技コンボを封じることができます。
【悪いところ】
- 物理耐久が高く、特殊耐久は低いです。これより、ガブリアスやバンギラスなどの物理アタッカーはエアームド対策に特殊技「だいもんじ」を持っていることが多いです。
「だいもんじ」を持つ相手は基本的に受けられませんし、二刀流の相手ももちろんムリです。 - ヘラクロス、ドサイドンなど、「だいもんじ」がなくても「こだわりハチマキ」持ちのポケモンは受けきることができません。エアームドは耐性を生かして受けていくポケモンなので、格闘技や岩技などの等倍ダメージが辛いです。
カイリキーは「だいもんじ」を持たないことが多いですが、「ばくれつパンチ」の混乱が怖く、受けはほぼムリです。
この高火力時代でエアームドを活躍させることは難しいです。 - 攻撃に努力値を割くことが難しく、強力な攻撃技もないため、ボーマンダやゴウカザルなど相手のエースを呼び寄せてしまいます。攻撃無振りの「ドリルくちばし」では、HP振りカイリキーすら確2にできません (威力120の「ブレイブバード」を習得できますが、反動技のため受けには向きません) 。
相手の交代際に「ステルスロック」を撒くことはできますが、相手のエースにダメージを入れることができないという点で弱いです。
また火力がなく補助技メインのため、挑発で乙です。 - 鋼タイプの物理受けには特性「ふゆう」ドータクンがいます。「ふゆう」ドータクンは弱点が炎タイプのみでありエアームドよりも安定します。どちらも「じしん」は無効ですが、ドータクンは「ストーンエッジ」や氷技にも耐性があり、ドサイドンやマンムーをより受けやすくなっています。
特攻無振りガブリアスの「だいもんじ」を、HP振りドータクンは2発耐えることができますが、HP振りエアームドは1発しか耐えることができません。
ドータクンもエアームドも、共に火力はないためボーマンダなど相手のエースを呼び寄せてしまいます。
しかしドータクンなら
「ひかりのかべ」を張ることによりコチラの後続の受けるダメージを減らしたり、
場合により「だいばくはつ」で散ることにより相手に大ダメージを与えたり、
最悪「さいみんじゅつ」で相手を眠らせることができます。
エアームドはどれもできません。
「ふゆう」ドータクンの方がタイプ的にも物理受けとして優秀で、特殊耐久も安定し、しかも器用なポケモンだといえます。 - 特性「じりょく」を持つジバコイルに捕まると終わります。ジバコイルを警戒するなら、持ち物は「きれいなぬけがら」がオススメ。しかし、相手にジバコイルがいないと意味のない持ち物となってしまうため、ジバコイルの多い対戦環境かどうかにもよります。
- 先制「はねやすめ」をすると単鋼タイプとなりますが、読まれて「きあいパンチ」「じしん」をされると弱点をつかれ、大ダメージです。「はねやすめ」のタイミングは読まれやすいことも欠点です。
エアームドの型
【昆布型】
- 性格 :
- わんぱくorずぶとい
- 努力値:
- HP252、防御252、素早さ6
- 持ち物:
- たべのこしorオボンのみorきれいなぬけがら
- メイン:
- ブレイブバードorドリルくちばし
- サブ技:
- こごえるかぜ
- 補助技:
- ステルスロック、ふきとばし、はねやすめ
「だいもんじ」を持たない物理アタッカーに交代出しして「ステルスロック」を撒きます。
性格・努力値について。
防御特化とします。
「ブレイブバード」「ドリルくちばし」を使う場合はわんぱく、「こごえるかぜ」を使う場合はずぶといで。
持ち物について。
延命アイテム「たべのこし」「オボンのみ」がオススメです。
ジバコイルが流行っている環境にいる人は、「じりょく」から逃れる「きれいなぬけがら」で。
技について。
「ステルスロック」「ふきとばし」「はねやすめ」「選択肢」という技構成とします。
「ステルスロック」は最重要技です。相手のボーマンダやギャラドスが出て来れる回数を減らす事ができます。エアームドは物理アタッカーに対して交代出ししやすいポケモンですから、相手の「こうそくスピン」で撤去されてしまっても「ステルスロック」を撒き直しやすいです。
「ふきとばし」は相手の積み技コンボを封じる技です。オマケで、相手の交代読みで使うと交代先に「ステルスロック」によるダメージを入れることができます。しかし吹き飛ばした後に出てくる相手はランダムのため、強力なアタッカーがほぼ無償で出てくることがあるのが困りもの。
「はねやすめ」は再生回復技です。相手の方がエアームドより遅い場合、「かみなりパンチ」読みで使えば弱点を突かれなくなります。ただし、読まれて「きあいパンチ」「じしん」で弱点を突かれるため注意。
残りの技はオマケで、選択肢となります。
「ブレイブバード」は物理受けが終わった後、することが無くなった時に撃つ技です。反動ダメージで死亡するので、相手の物理アタッカーが生きている間は使ってはいけません。
「ドリルくちばし」はバトルの終盤で、カイリキーなどと戦わざるを得なくなったときに役立つことがあります。
「こごえるかぜ」はボーマンダへの交代読みです。氷技なので一応4倍弱点を突いているのですが、耐久無振りボーマンダにも3~4割程度のダメージしかありません。しかし素早さを確実に1段階下げる追加効果があり、後続ポケモンの助けとなります。
役割関係
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