トドゼルガ育成論
トドゼルガの育成論。
トドゼルガの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
トドゼルガの基本データ
全国 No.365 トドゼルガ | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 草 電 格 岩 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 水 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 氷 | ||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
あついしぼう | ほのお・こおりタイプのわざで受けるダメージを半減する。 | ||||||||||||||||||||
アイスボディ | 天気があられのとき、毎ターン最大HPの1/16だけ回復する。 あられによるダメージを受けない。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
どんかん | メロメロ状態にならない。 |
トドゼルガのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 トドゼルガを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
トドゼルガの特徴
【良いところ】
- 特性「アイスボディ」が強力です。「たべのこし」と合わせて1ターンで最大HPの1/8だけ回復することができます。1ターンおきに「まもる」を使えば実質最大HPの1/4回復でき、「みがわり」分のHPを稼ぐことができます。天気が霰状態で条件が整えば、「まもる」+「みがわり」をPPが切れない限り連打することができます。相手はトドゼルガに攻撃できずに霰のダメージで倒れてゆきます。無限トドと呼ばれる戦法です。
無限コンボ中に相手の技が外れた・相手の攻撃で壊れなかったなどの理由で「みがわり」が残れば、「ぜったいれいど」を行動に挟むこともできます。 - 水・氷技に耐性があり、メイン水技+「れいとうビーム」という技構成の水タイプに交代出しができます。具体的にはスイクン・ミロカロス・シャワーズなど。彼らの「ぜったいれいど」「さいみんじゅつ」などを浴びにくくするために、素早さを抜けるように調整しておきましょう。
- 「みがわり」を使ってじわじわ長期戦に持ち込むポケモンにはワタッコがいます。ワタッコは「やどりぎのタネ」+「みがわり」(やどみが) コンボにより、自身よりも素早さが遅い相手を前にして居座ることができます。しかしやどみがの性質上、ワタッコよりも素早さが高い相手を出されるとやどみがをスタートさせることができません。
対してトドゼルガは「まもる」+「みがわり」(まもみが) により居座るので、コチラよりも相手が素早くても関係なしに居座ることができます。
【悪いところ】
- 無限トドで居座る型は相手が対策していなければ強力ですが、いくつかの弱点があります。
相手の「アンコール」「ほえる」などのコンボ封じで流されてしまう点はお約束です。
また、天候が霰であること前提の型なので、味方にユキノオーが必要となります。ユキノオーとトドゼルガはどちらも氷タイプなので弱点が偏りますし、パーティの「ステルスロック」耐性も悪くなります。相手に天候を上書きされやすい点も問題です。6on6でメジャーである砂パのバンギラスに天候を変えられてしまうだけで型が成り立ちません。
逆にトドゼルガを相手にするときは、これらの対策で1回流したら、死に出しで再び無限まもみがコンボの起点にされないように立ち回ればよいです。天候が霰であるときに、トドゼルガよりも遅いポケモンで相手を倒さないようにしましょう。
トドゼルガの型
【無限トド型】
- 特性 :
- アイスボディ
- 性格 :
- ずぶとい
- 努力値:
- 防御252、HP素早さ調整
- 持ち物:
- たべのこし
- 確定技:
- みがわり、まもる、ぜったいれいど
- 選択肢:
- なみのり、れいとうビーム、いかりのまえば
- 補助技:
- ほえる
死に出し・シャワーズなど水タイプに交代出し・半端な火力の物理技読みで交代出しなどで登場し、ターン終了時に「みがわり」が残るor相手の方が素早さが遅い状況をつくります。うまくいったらまもみが連打です。
特性について。
まもみがコンボのために「アイスボディ」です。
性格・努力値について。
カビゴンなど中途半端な火力の物理相手に交代出ししやすくするためと、「みがわり」を壊されにくくするために耐久ベースのずぶといとなります。
防御に振ると攻撃無振りハッサムの「とんぼがえり」程度では「みがわり」が壊れなくなります。
HPは調整です。
HP÷4 (切り捨て) >HP÷16 (切り捨て) ×4
(みがわり分のHP>「アイスボディ」「たべのこし」で回復できるHP2ターン分)
という状態だと切り捨て計算によりHPが減っていってしまうため、そうならないように調整しておきます。16n+l (l=1,2,3) となるように調整すればよいです。l=0でもHPは減っていきませんが、HPが4の倍数となってしまい「みがわり」を出せる回数が減ってしまいます。霰が切れたときのことも考えて、念のためl=1,2,3にしておいた方が便利です。
素早さは調整です。コチラよりも遅い相手が増えた方がまもみがコンボをスタートさせやすくなりますが、耐久も欲しいためあまり素早さに割きすぎるのも考えものです。スイクン・ミロカロスの攻撃に出したときに先手で「みがわり」を張れば次のターンに相手の技をかわすことができるので、彼らは抜いておきたいところ。無振りスイクン抜きよりも多少早めに調整しておきましょう。多めに振るほど、スイクン抜きに調整している物理エース (メタグロスなど) も抜きやすくなります。
持ち物について。
「アイスボディ」と合わせてまもみがに使う「たべのこし」です。
技について。
「みがわり」「まもる」「ぜったいれいど」「選択肢」という技構成とします。
「みがわり」「まもる」は霰中のまもみがコンボです。相手に対策がなければ、まもみがを連打しているだけで霰ダメージにより相手を倒すことができます。
「ぜったいれいど」は余裕ができたときに撃つ技。相手の素早さがトドゼルガよりも低く、ターン終了時に「みがわり」が残っているようなときに使います。相手の「ほえる」「ふきとばし」読みでも無償で1回撃つことができます。当たれば強力ですが、当たらないとノーダメージとなります。そのため、コチラ後続のために相手にダメージを与えておくことができません。トドゼルガの攻撃+後続の攻撃で相手を倒せるなら、「いかりのまえば」の方がよい場面もあります。
残りの技は選択肢となります。
「なみのり」はドサイドンの弱点を突くことができます。この技がないと、ドサイドンの「ロックブラスト」による「みがわり」破壊でトドゼルガの居座りが妨害されてしまいます。「アンコール」を持つゴウカザルの牽制にもなります。また大きなダメージは与えられないものの、バンギラスの弱点も突くことができます。
「れいとうビーム」はボーマンダなどドラゴンの釘づけに使います。天気が霰ならドラゴンも怖くありませんが、相手のバンギラスなどに天気を上書きされてしまい、まもみがコンボが使えなくなってしまったときの保険です。
「いかりのまえば」は相手の交代読みで使います。トドゼルガに対抗できる相手には「アンコール」「ほえる」持ちやバンギラスなどがいますが、この技は相手が誰であってもそこそこ刺さってくれます。バンギラスのHPを半分削れることはウレシイです。
「ほえる」は相手の交代読みで使うことにより、ゴウカザル・ラグラージなどトドゼルガの対策となるポケモンを何もさせずに引かせることができます。ついでに相手の最終的な交代先に霰のダメージが入ります。可能なら、味方で「ステルスロック」を撒いておくと相性がよいです。
役割関係
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