ブーバーン育成論

ブーバーンの育成論。

ブーバーンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

ブーバーンの基本データ

全国 No.467 ブーバーン
ブーバーン 分類 : ばくえんポケモン
タイプ : ほのお
高さ : 1.6 m
重さ : 68.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 75
攻撃 95
防御 67
特攻 125
特防 95
素早さ 83
×4
×2 水 地 岩
×1/2 炎 草 氷 虫 鋼
×1/4
無効
特性
ほのおのからだ 直接技を受けたとき、30%の確率で相手をやけど状態にする。
手持ちにいると、通常の半分の孵化歩数でタマゴが孵化する。
隠れ特性 (夢特性)
やるき ねむり状態にならない。
手持ちの先頭にいると、レベルの高い野生ポケモンが出現しやすくなる。

ブーバーンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ブーバーンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

ブーバーンの特徴

【良いところ】

  • 特攻種族値が125と高く、「だいもんじ」が強力です。
  • 「10まんボルト」を習得できるので、水タイプを牽制することができます。素早さでギリギリギャラドスを抜いているため、炎タイプでありながらギャラドスに後出しされることがありません。
    ゴウカザルはギャラドスに後出しされやすいため、これはブーバーンの差別化点となります。
  • 「クロスチョップ」を習得できます。「いのちのたま」を持てば、特殊寄りのアタッカーでありながらハピナスを突破可能です。

【悪いところ】

  • 耐久が高くないため交代出しのチャンスが少ないです。ハッサムの後攻「とんぼがえり」サポートなどでバトルに出る回数を稼ぎましょう。また一度バトルに出たら、なるべく止まりにくくなる技構成にする必要があります。
    耐久が心配なので先手で相手を倒していきたいところですが、素早さも高くありません。進化前のブーバーに比べて素早さが下がってしまいました。
  • ブーバーンはゴウカザルとテンプレ技構成が似ています。
    よくある技構成の一例を比べてみます。
    ブーバーン:だいもんじ/10まんボルト/クロスチョップ/めざめるパワー氷
    ゴウカザル:だいもんじ/くさむすび/インファイト/めざめるパワー氷
    4つの技にはそれぞれ、
    メインウェポン/水タイプの牽制/ハピナス・カビゴンと岩タイプの牽制/ドラゴンタイプの牽制
    という意味があります。
    構成が似ているということは、単純に考えると「インファイト」をタイプ一致で使えるゴウカザルの方が得です。
    また素早さの高いゴウカザルの方が先制を取りやすく、抜き性能があるため使いやすいといえます。
  • 炎技がメインとなるため、ガブリアスやボーマンダなどの強力なドラゴンを誘い出してしまいがちです。ブーバーンの「めざめるパワー氷」で牽制できますが、ドラゴンの方が素早いため当てるチャンスは交代読みのみとなります。
    相手ドラゴンに繰り出されてしまうと、コチラ後続に大きな負担がかかります。ブーバーンの欠点です。
    素早さの高いゴウカザルならドラゴンに先制がとれるため、交代際に「めざめるパワー氷」を撃たなくても次のターンに先制で撃つことができます。そのため、ゴウカザルは炎タイプでありながらドラゴンを寄せつけにくいです。
  • 岩技が弱点なので「ステルスロック」でHPの1/4を削られます。パーティの「ステルスロック」耐性が悪くなります。

ブーバーンの型

【特殊アタッカー型】

性格 :
おっとり or ひかえめ or せっかち or おくびょう
努力値:
特攻252 素早さ252 HP6
持ち物:
いのちのたま
メイン:
だいもんじ
サブ技:
10まんボルト / めざめるパワー氷or草 / クロスチョップ / きあいだま
補助技:
みがわり / おにび

有利な相手に死に出しか、ハッサムでギャラドスを誘ったターンに「とんぼがえり」で登場します。

性格・努力値について。
基本的に特攻特化のおっとりorひかえめとします。マンムーが多い環境の場合は、繰り出されにくくするために最速のせっかちorおくびょうで。
「クロスチョップ」を使う場合は防御↓のおっとりorせっかちです。特防を捨てるのはもったいないので防御を下げます。
「クロスチョップ」を使わない場合は攻撃↓のひかえめorおくびょうです。
特攻に振った後は、ギャラドスに抜かれないために素早さに振ります。

持ち物について。
全ての技の威力を上げることができる「いのちのたま」がベストです。
どうしても他のポケモンに持たせたい場合は「たつじんのおび」「ひのたまプレート」などで妥協する手もありますが、突破できない相手がいろいろ出てきます。

技について。
「だいもんじ」「10まんボルト」「クロスチョップorきあいだま」「選択肢」という技構成とします。
「だいもんじ」はタイプ一致で必須です。ブーバーンはなるべく止まりにくい構成にしたいため、撃ち逃げの「オーバーヒート」よりも「だいもんじ」がオススメできます。ガブリアスやボーマンダが半減狙いで出てきますが、「いのちのたま」込みでHP4振りガブリアスに約4~5割、HP4振り性格補正↓ボーマンダに約5~6割のダメージを与えることができます。
「10まんボルト」は水タイプの牽制です。特にギャラドスに繰り出されなくなるという点でゴウカザルと差別化できるため必須です。
「クロスチョップ」「きあいだま」は特殊受けであるハピナス・カビゴン、岩タイプのドサイドン・バンギラスを狙う技です。対ハピナスについては、「クロスチョップ」なら「いのちのたま」と合わせて防御振り性格補正↑ハピナスを突破できます。特防振り「ハードロック」ドサイドンは「だいもんじ」+「クロスチョップ」だと落ちませんが、「だいもんじ」+「きあいだま」なら落とすことができます。HP振りバンギラスも「クロスチョップ」では落ちませんが、「きあいだま」なら落とせます。ハピナスを意識するなら「クロスチョップ」、ドサイドン・バンギラスを意識するなら「きあいだま」を選択しましょう。ドサイドンには「めざめるパワー草」で対抗するのもアリです。対特防振りカビゴンでは2つの技による差はあまりありません。
残りの技は選択肢となります。
「めざめるパワー氷」はドラゴンへの交代読みで撃てる牽制技。氷を選択すれば何度もドラゴンに交代出しされることはなくなりますが、実は半減「だいもんじ」でもかなりのダメージが入るため「めざめるパワー氷」が無くても何度も出されることはありません。また、ブーバーンはドラゴンより遅いため、使うチャンスが交代読みに限られてしまいます。
「めざめるパワー草」はラグラージやドサイドンに撃てる技です。「いのちのたま」込みならばHP振りラグラージが確1、特防振り「ハードロック」ドサイドンが乱数1となります。しかし「めざめるパワー」が草だとバレた時点で氷技がないと分かるため、ドラゴンへの強い牽制ができなくなります。
「みがわり」は交代読みで使います。相手の交代先を見てから攻撃できるのがメリットですが、「めざめるパワー」を持てなくなるのはイタイです。
「おにび」はガブリアス、ボーマンダやカビゴンへの交代読みです。物理アタッカー全般に刺さりますが、特殊アタッカーが出てきたら無意味ですし技スペースがきついです。交代が読めるなら攻撃技を撃った方がよいです。

役割関係

【ブーバーンを繰り出せるポケモン】

【ブーバーンに繰り出されるポケモン】


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