グライオン育成論 (第4世代)
グライオンの育成論。
グライオンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
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グライオンの基本データ
全国 No.472 グライオン | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | 氷 | |||||||||||||||||||
×2 | 水 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 格 毒 虫 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 電 地 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
かいりきバサミ | 相手のわざや特性で攻撃のランクを下げられない。 | ||||||||||||||||||||
すながくれ | 天気がすなあらしのとき、回避率が1.25倍になる。 すなあらしによるダメージを受けない。 手持ちの先頭にいると、天気がすなあらしのときに野生ポケモンが出現しにくくなる。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
ポイズンヒール | どく状態になると、毎ターン最大HPの1/8だけ回復する。 |
グライオンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 グライオンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
グライオンの特徴
【良いところ】
- 物理耐久が高く、格闘技に耐性があるので格闘タイプを中心とした物理受けとなることができます。格闘タイプのサブウェポン「ストーンエッジ」で弱点をつかれません。受けた後はタイプ一致の「つばめがえし」を当てることができます。
格闘タイプだけでなく、ハッサムなど虫タイプ・カビゴン・「こおりのキバ」のないカバルドンなどを受けることもできます。 - 素早さ種族値も95と低くありません。格闘タイプを受けた後に、先制「はねやすめ」ですぐに回復することができるため長生きしやすいです。ヤドランなど遅いポケモンは、回復するまでに相手の攻撃を2回耐える必要がありますが、グライオンは素早いので1回耐えればOKです。
ただし、ヘラクロスの「こだわりスカーフ」には注意。グライオンの体力が減っていると、受けられないこともあります。 - 強力な格闘エースであるヘラクロスに対して強いです。ヘラクロスの2つのメインウェポンである「インファイト」「メガホーン」をどちらも半減で受けられます。ヘラクロスが「こだわりハチマキ」持ちでも、サブウェポン「ストーンエッジ」がグライオンに対して3~4発となり、余裕で受けられます。
- 砂パとの相性が良いです。砂パはバンギラスやエンペルトをアタッカーとする事もあり格闘タイプに弱め。グライオンはヘラクロスなど格闘タイプに強いですし、砂ダメージも受けません。オマケで特性「すながくれ」を活かすこともできます。
- 受けに便利な再生回復技「はねやすめ」を習得できます。コレを使えば、ヘラクロスなど格闘アタッカーを何度でも受けることができます。
- 一撃必殺技「ハサミギロチン」を習得できます。普段は「つばめがえし」「じしん」を使っていくので使う場面はあまりありませんが、勝敗を逆転できることがあるので持っていて損はありません。「ノーガード」カイリキーに強引に当てるということもできます。
- サポート技「とんぼがえり」を習得できます。相手の交代読みで「とんぼがえり」し、交代先のポケモンを見てからコチラも交代するサポートができます。
- 「バトンタッチ」を習得できます。格闘を受けたついでに「つるぎのまい」を積み、後続アタッカーに「バトンタッチ」する型もあります。特性「かいりきバサミ」で「いかく」も効きません。
グライオンが「つるぎのまい」をするターンに、相手のスターミーなど特殊アタッカーが出て来てしまうと「バトンタッチ」できず、逃げなければならない点に注意です。
【悪いところ】
- 火力がないです。攻撃種族値は95とそこまで低いわけではないですが、耐久と素早さに努力値を割く必要があるため攻撃に振る余裕がありません。グライオンで相手に与えられるダメージは小さいです。砂パで使い、砂嵐のダメージと合わせていきたいところです。
- 氷タイプに4倍弱点を持つため、「れいとうパンチ」「こおりのキバ」がイタイです。氷技は強力なエースであるガブリアス、ボーマンダの対策のために持たせるものですが、同じく氷4倍弱点のグライオンまで被害を受けています。
- ヘラクロスなど格闘タイプに強いのですが、相手に格闘エースがいない場合、グライオンは必要ないことが多いです。火力のないグライオンの代わりに違うポケモンを入れておいた方がパーティの火力も上がり、有利に戦えるケースも・・・
相手に格闘ポケモンがいないと活躍しにくいので、6匹見せ合い3on3ルールでの方がオススメできるポケモンです。 - 「はねやすめ」のタイミングが読まれやすいです。先制「はねやすめ」のターンは格闘技に対して耐性がなくなるので要注意。
また、グライオンの回復ターンに相手の強力な特殊アタッカーが無償降臨してきやすいです。
グライオンの型
【格闘受け型】
- 特性 :
- すながくれ推奨
- 性格 :
- ようき
- 努力値:
- HP252、素早さ調整、残り防御
- 持ち物:
- たべのこしorオボンのみ
- メイン:
- つばめがえし、じしん
- サブ技:
- ハサミギロチン、ストーンエッジ、とんぼがえり、はたきおとす
- 補助技:
- はねやすめ、ちょうはつ
ヘラクロスを初めとした格闘タイプの受けです。格闘タイプに弱いパーティのお供にどうぞ。砂パでの使用がオススメです。
特性について。
砂パなら、強力な特性である「すながくれ」をオススメします。相手の攻撃力が高くても、最悪グライオンで「はねやすめ」を連打して攻撃が外れるまで粘るということができます。砂パでないなら「かいりきバサミ」です。グライオンは特性「いかく」を持つボーマンダを呼び寄せてしまいやすいので、「かいりきバサミ」にして交代際に「ストーンエッジ」を撃つという手もあります。
性格・努力値について。
格闘タイプを受けるので防御特化としたいところです。グライオンの体力が満タンならば、ヘラクロスに素早さで負けてしまっても受けることができます (ヘラクロスが「こだわりハチマキ」持ちでも大丈夫) 。しかし体力が減った状態でヘラクロスを受ける場合もあるので、先制で「はねやすめ」できるように、素早さを最速ヘラクロス抜きに調整しておきましょう。性格はようきにする必要があります。グライオンの素早さ個体値がVなら、180だけ振ることにより最速ヘラクロスを抜くことができます。スカーフヘラクロスは抜けませんが・・・
残りは耐久に振りましょう。
持ち物について。
延命アイテム「たべのこし」「オボンのみ」がオススメです。
技について。
「つばめがえし」「じしん」「はねやすめ」「選択肢」という技構成とします。
「つばめがえし」はヘラクロスなど格闘タイプに使う技です。HP振りヘラクロスが中低乱数1となります。
「じしん」はメインウェポンで、「つばめがえし」よりも威力が高いです。それでも火力はないですが、砂嵐ダメージと合わせて少しでも相手の体力を削りたいです。
「はねやすめ」は再生回復で、これにより何度でも格闘タイプを受けることができます。
残りの技は選択肢となります。
「ハサミギロチン」は当たれば一撃で相手を突破できる技です。グライオンの場合、撃つヒマがそこまでないため運ゲになりがちであり安定してオススメできません。まして砂パで使うなら、砂ダメージと合わせて少しでも相手にダメージを与えておき、コチラの後続エースが相手を突破する助けとしたいので「ハサミギロチン」よりも「じしん」を撃った方がよいです。しかし意外と当たり、戦況を逆転できることもあるため見過ごせない技です。相手が「のろい」などの積み技を使って居座ることを防ぐ効果もあります。
「ストーンエッジ」は、グライオンが呼び寄せやすいボーマンダ、ギャラドスに効果抜群です。しかしグライオンの攻撃力が低くて微妙なので、この技を使うよりは味方で「ステルスロック」を撒いた方がいいです。
「とんぼがえり」は相手の交代を読んで使うことで、交代先の相手を見てからコチラも交代できます。
「はたきおとす」はグライオンに対し交代出しされるポケモンの持ち物を消します。ヤドランの「たべのこし」やボーマンダの「いのちのたま」を落とすことができれば大きなメリットとなります。
「ちょうはつ」はヤドランなどの受けに交代読みで撃ち、積み技などを封じることができます。
役割関係
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