ブラッキー育成論

ブラッキーの育成論。

ブラッキーの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

ブラッキーの基本データ

全国 No.197 ブラッキー
ブラッキー 分類 : げっこうポケモン
タイプ : あく
高さ : 1.0 m
重さ : 27.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 95
攻撃 65
防御 110
特攻 60
特防 130
素早さ 65
×4
×2 格 虫
×1/2 霊 悪
×1/4
無効
特性
シンクロ 相手のわざでどく・まひ・やけど状態になると、相手も同じ状態にする。
手持ちの先頭にいると、同じ性格の野生ポケモンが出現しやすくなる。
隠れ特性 (夢特性)
せいしんりょく ひるまない。

ブラッキーのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ブラッキーを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

ブラッキーの特徴

【良いところ】

  • 悪ポケモンでは珍しく耐久が高いです。特に特殊耐久は高く、特防特化にすればゲンガーの「きあいだま」なども余裕で耐えることができます。
  • 弱点が少ないです。特殊アタッカーのサブウェポンで弱点を突かれるのは「きあいだま」くらいです。特殊アタッカーを受けての交代出しが安定します。
  • 特性「シンクロ」を持ちます。相手の「でんじは」「おにび」などを読み交代出しすれば相手に状態異常をうつすことができます。コチラは「ねむる」+「カゴのみ」で回復してしまえばOK。
  • 相手を交代できなくさせる技「くろいまなざし」を覚えることができます。「くろいまなざし」状態は「バトンタッチ」でバトン先に引き継ぐことができます。通称くろまなバトンです。
    これを使い、
    ブラッキーを、有利な相手ポケモンAに出す
    →相手 ポケモンAからポケモンBに交代→交代先のBを「くろいまなざし」で縛る
    →相手ポケモンB攻撃→ブラッキー「バトンタッチ」
    →Bに有利なポケモンにバトンする
    とすることにより、相手ポケモンBを逃がさずに倒すことができます。
    単純にBを倒すのではなく、「くろいまなざし」のせいで逃げられないBの前で、コチラのバトンを受けたポケモンが「りゅうのまい」「つるぎのまい」を積みまくれるとベターです。
    実は、相手ポケモンを逃がさずに倒すということだけなら、ソーナンス単体でもできてしまいます。砂パの苦手なスターミーをソーナンスで確実に狩ってから砂を撒いてガブリアスで暴れる・・などの戦法です。ブラッキーでくろまなバトンをやるならソーナンスとの差別化はしたいところ。有利な味方にバトンし、積み技を使って無双・・を狙いたいところです。
    具体的には、ラティアスにバトンして「めいそう」、ギャラドスにバトンして「りゅうのまい」を積む、などです。
  • くろまなバトンは相手の「ほえる」「ふきとばし」という強制交代技で無意味にされます。しかし強制交代技は後攻となるため、先手で「ちょうはつ」すれば相手の「ほえる」を封じることができます。“コンボ封じ”封じです。
  • 便利な再生回復である「つきのひかり」、味方を回復させることもできる「ねがいごと」を習得することができます。
    「シンクロ」で状態異常をうつしてから「ねむカゴ」か、「つきのひかり」で長生きするか、交代読み「ねがいごと」サポートをするか・・迷うところです。

【悪いところ】

  • 攻撃種族値が65と低いです。火力がなく補助技を使ってパーティのサポートをするポケモンなので、挑発で乙です。
    「のろい」を何度も積めば攻撃力を上げていくことができますが、逆に言えば何度も積まないと本当に火力がありません。積んでいる間に相手の高火力アタッカーに押し切られがちです。
  • 単悪タイプであり、半減で受けられるタイプがマイナー&少ないです。タイプ耐性による受けができないため、高火力の相手は受けきれません。努力値を割いて安定させるしかないので、特防特化をベースとしましょう。
  • コチラがブラッキーを出すと、相手はブラッキーを倒せるポケモンorブラッキーに倒されないポケモンに交代してきます。相手が低火力の耐久ポケモンの場合、「くろいまなざし」→「バトンタッチ」で獲物にしてしまえば良いですが、「くろいまなざし」をしたターンにヘラクロスやカイリキーが出てくると困りもの。攻撃力がないので、相手の強力なエースを呼び寄せてしまいやすいことが欠点です。
    相手アタッカーの牽制となる技を「くろいまなざし」の代わりに使うことにより、有利にバトルを進められることがあります。交代読み「あくび」「あやしいひかり」「あまえる」など。「あやしいひかり」は運ゲですが、コチラの後続ポケモンの負担を減らすことができますし、見せておくだけでアタッカーに対し牽制効果があります。
  • 「くろいまなざし」は、「バトンタッチ」「とんぼがえり」には無効で、相手に逃げられてしまいます。相手にこれらの技を持ったポケモンがいるとくろまなバトンが機能しにくくなります。
    「バトンタッチ」はサンダースやシャワーズなど、「とんぼがえり」はハッサムなどがメジャーな使い手です。サンダースなどブイズ兄弟は「バトンタッチ」だけでなく「あくび」などを使い、くろまなバトンを邪魔してくるので要注意。
  • 回復技として「つきのひかり」を選ぶと、雨・霰・砂パーティ相手のときに回復量が最大HPの1/4に減ってしまい、使い物になりません。特に砂パーティは使用率が高く、砂パを意識するなら回復は諦めるか「ねむる」を使いたいところ。
    くろまなバトン型だと回復しているヒマはなかったりしますが・・

ブラッキーの型

【特殊受け型】

性格 :
おだやか
努力値:
HP252 特防252 素早さ6
持ち物:
たべのこし
メイン:
なし
サブ技:
なし
補助技:
くろいまなざし / バトンタッチ / あくび / ちょうはつ /
ねがいごと / あやしいひかり / あまえる / つきのひかり

相手の交代を読んで「くろいまなざし」→有利な味方に「バトンタッチ」。
6on6向けの型です。
初めから「くろいまなざし」する必要はありません。
初めは相手の交代読みで「あくび」を撃ち、相手の再度の交代を読んで「くろいまなざし」で縛るといい感じです。

性格・努力値について。
特防特化とし、特殊相手に交代出しします。攻撃技は使わないので、混乱したときの自滅ダメージが少なくなるおだやかにしています。
防御に振らなくても、カビゴンの「おんがえし」程度の火力になら交代出しができます。

持ち物について。
基本的に、相手の攻撃を2発耐える必要があります。「オボンのみ」だと発動しないことがあるので、延命アイテム「たべのこし」がオススメです。

技について。
「くろいまなざし」「バトンタッチ」「あくび」「選択肢」という技構成とします。
「くろいまなざし」「バトンタッチ」はこの型で必須です。相手を縛れる技は、パーティを早い段階で崩せるという点で強いです。コチラの方が有利な状況でも、相手は逃げられないワケですから・・
「あくび」はくろまなバトン型では第2のメインといえる技です。
ブラッキーが「くろいまなざし」をしたターンに相手がヘラクロスなどに交代してきた場合、
 相手ヘラクロスに交代→ブラッキー「くろいまなざし」
→ブラッキーこのままだと倒されるので逃げる→相手「インファイト」
という流れとなり、くろまなバトンが失敗してしまいます。しかし、ここで「あくび」を使っていくと、
 相手ヘラクロスに交代→ブラッキー「あくび」
→相手眠るのを避けるために別なポケモンに交代→ブラッキー「くろいまなざし」
→相手の攻撃→ブラッキー「バトンタッチ」
という流れをつくることができ、くろまなバトンを成功させることができます。
ここでヘラクロスが眠るのを覚悟で「インファイト」してくる場合も考えられるため、一概には言えませんが・・
残りの技は選択肢となります。ここに入る技により個性が出せます。
「ちょうはつ」は相手の「ほえる」「ふきとばし」を防ぐために使います。ラグラージ・エアームドなどが交代出しされた場合、強制交代技によるくろまなバトン封じを狙っているため「ちょうはつ」を撃っておきましょう。
「ねがいごと」は味方のサポートです。相手の交代を読んで「ねがいごと」を使い、有利な味方に交代したときの交代際ダメージを回復させてあげることができます。
「あやしいひかり」は相手の交代先に当てる技です。運ゲとはいえ、交代際にアタッカーが混乱状態になることはなるべく避けたいので、相手のエースを牽制できる効果があります。催眠制限があり「あくび」を使えない状況でも使うことができます。使われるとイヤな技です。
「あまえる」は相手の物理アタッカーに交代読みで撃つ技です。ブラッキーは特防特化が多く、相手は物理アタッカーに代えてくることが多いため相性の良い技です。しかし「あくび」で事足りることが多いためそこまで必要ないです。
「つきのひかり」は便利な再生回復技です。しかしこの型では、くろまなバトン1回を終えた時にはブラッキーがボロボロになっていることが多いため、回復しにくいです。素早さが遅いため回復する前に倒されてしまいます。どうしても回復技が欲しい方限定で。

役割関係


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