ドンカラス育成論
ドンカラスの育成論。
ドンカラスの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ドンカラスの基本データ
全国 No.430 ドンカラス | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 電 氷 岩 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 草 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 地 超 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
ふみん | ねむり状態にならない。 | ||||||||||||||||||||
きょううん | 急所率のランクが1段階上がる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
じしんかじょう | 相手を倒すたびに攻撃のランクが1段階ずつ上がる。 |
ドンカラスのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ドンカラスを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ドンカラスの特徴
【良いところ】
- 特性「ふみん」を持つため相手の催眠技読みでの交代出しができます。
ゲンガーの「さいみんじゅつ」や草タイプの「ねむりごな」に無償降臨することができます。彼らに対してはタイプ的にも有利です。
また見せ合いありルールでは、パーティに入れておくだけで相手の催眠技を牽制する効果があります。 - 悪タイプのためエスパー・ゴースト技に耐性を持ち、「おいうち」による超霊狩りができます。フーディン・ゲンガーだけでなく、リスクはあるもののスターミーやアグノムも範囲に入ります。
特性「ふみん」を持つためゲンガーの「さいみんじゅつ」に強いことが特徴です。ハッサムやミカルゲなどの超霊狩り要員と違い、「さいみんじゅつ」読みで交代出しすることができます。
【悪いところ】
- 悪タイプのためフーディン・ゲンガーなどを狩る超霊狩りができます。
フーディン・ゲンガー狩りの最安定ポケモンはミカルゲです。ドンカラスはフーディンの「きあいだま」が等倍・ゲンガーの「かみなり」「10まんボルト」が効果抜群です。読み外すと逆にドンカラスが倒されてしまうケースがあります。特に「いのちのたま」持ちゲンガーの「かみなり」はコチラが特防特化でも中乱数1であり、催眠無効とはいえゲンガーに繰り出すにはリスクがあります。後出しが安定しません。
ミカルゲはフーディンの「きあいだま」が無効・ゲンガーの電気技で弱点を突かれないため安定します。特性「ふみん」により「さいみんじゅつ」に耐性があること以外は超霊狩りとしてミカルゲの方が上位です。 - 特性「ふみん」により催眠技読みでの交代出しができますが、ゲンガーや「ねむりごな」持ち草タイプ以外の催眠技持ちに対して安定しません。ゲンガーや草タイプ以外の催眠技持ちにはキノガッサやメガヤンマがいます。
ドンカラスは素早さ種族値でキノガッサを1だけ抜いています。最速にすればキノガッサを抜くことができますが、超霊狩りの安定のために耐久に振る必要があり最速にする余裕がありません。よって最速が多いキノガッサを抜くことはできません。メガヤンマはそもそも抜けません。彼らの催眠技読みで交代出しできたとしても次のターンに相手の先手の攻撃を受けることになります。
また交代際にキノガッサの「ストーンエッジ」や「みがわり」+「きあいパンチ」、メガヤンマの「むしのさざめき」を受けるとツライです。
ドンカラスは催眠対策のポケモンであるにも関わらず、命中100の「キノコのほうし」を持ったキノガッサに対応しきれないのは残念なところです。
ドンカラスの型
【超霊狩り型】
- 特性 :
- ふみん
- 性格 :
- しんちょう
- 努力値:
- 特防252 攻撃調整 素早さ調整
- 持ち物:
- こわもてプレート or ソクノのみ
- 確定技:
- おいうち / ふいうち / ブレイブバード
- 選択肢:
- ばかぢから / はねやすめ / いやなおと / ねっぷう / でんじは
ゲンガー・フーディンなどの超霊に出し、「おいうち」で逃がさずに狩ることができます。
相手の催眠技読みで交代出しすることもできます。
性格・努力値について。
超霊の特殊相手に交代出しするので特防に振ります。特防に性格補正をかけると、特攻全振り性格補正無しゲンガーの「かみなり」を特防振りだけで耐えるようになります。
「こわもてプレート」を持たせない場合、攻撃は交代際の「おいうち」で相手を確定で倒せるよう調整をかけます。同時に「ふいうち」でも相手が確1となります。調整相手はHP4振りスターミーやラティオスなど。ラティオスへの後出しは安定しませんが、死に出しや「じこさいせい」読みの後出しで潰せるようになります。
単なる火力UPのためにも、可能な限り攻撃に努力値を割きたいところです。
素早さは草タイプの「ねむりごな」に出すことを考えて調整しておきます。4振り85族抜き以上の調整がオススメです。「おいうち」の調整相手により攻撃に割く努力値と要相談です。
持ち物について。
「こわもてプレート」は攻撃に無振りでも交代際「おいうち」でHP4振りラティオスまで確定1にできるアイテムです。超霊狩りのための攻撃調整の必要がなくなり、素早さに割きやすくなります。
「ソクノのみ」は交代際にゲンガーに「かみなり」を撃たれたときの保険です。
技について。
「おいうち」「ふいうち」「ブレイブバード」「選択肢」という技構成とします。
「おいうち」はゲンガー・フーディンなど超霊への遂行技です。
「ふいうち」は「おいうち」を警戒して居座る超霊への遂行技です。相手の攻撃技読みで使います。それ以外の行動を読んだら「おいうち」で。先制技なのでバトル終盤の撃ち合いに使うこともできます。
「ブレイブバード」はフシギバナなど草タイプへの遂行技です。コチラは特性「ふみん」で相手の「ねむりごな」を無効化できる上に、草技が半減なので有利です。反動がない「ドリルくちばし」もありますが、相手への負担とフシギバナを倒しやすくなることを考えて「ブレイブバード」がオススメできます。飛行技はヘラクロスなど格闘タイプへの牽制技でもあります。
残りの技は選択肢となります。
「ばかぢから」はバンギラスと鋼タイプへの牽制技です。バンギラスとの撃ち合いにも強くなります。
「はねやすめ」は便利な再生回復技です。相手を見つつ、ドンカラスを延命させる必要があるときに使います。
「いやなおと」は高耐久のエスパーであるクレセリアやヤドランを素早く流すために使います。彼らに「いやなおと」を当てて防御を下げ、交代読みで「おいうち」を決めることができます。ドンカラスは特性「クリアボディ」のメタグロスや「とんぼがえり」で逃げるハッサムを呼び寄せますが、これらの相手に当たっても意味がないため一貫性のない技です。
「ねっぷう」はメタグロス・ドータクン・ハッサムなど「ばかぢから」で弱点を突けない鋼タイプを狙う技。特攻無振りだとHP振りメタグロス・ドータクンを確2にできず、特攻に努力値を割く余裕もないため微妙です。ハッサムに強くなりますが、「ブレイブバード」でも等倍をとることができます。
「でんじは」は相手の交代読みで使います。コチラ後続のためのマヒ撒きサポートですが、素早い相手を呼び寄せにくいことを考えると微妙です。
役割関係
【ドンカラスを繰り出せるポケモン】
【ドンカラスに繰り出されるポケモン】
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