クレセリア育成論

クレセリアの育成論。

クレセリアの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

クレセリアの基本データ

全国 No.488 クレセリア
クレセリア 分類 : みかづきポケモン
タイプ : エスパー
高さ : 1.5 m
重さ : 85.6 kg
種族値 タイプ相性
HP 120
攻撃 70
防御 120
特攻 75
特防 130
素早さ 85
×4
×2 虫 霊 悪
×1/2 格 超
×1/4
無効
特性
ふゆう じめんタイプのわざを受けない。
隠れ特性 (夢特性)
-

クレセリアのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 クレセリアを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

クレセリアの特徴

【良いところ】

  • 特性「ふゆう」により地面技読みでの無償降臨ができます。ガブリアスやラグラージなどの「じしん」読みで交代出しができます。
    ガブリアスが「じしん」ではなくドラゴン技を撃ってきても、防御特化クレセリアの体力を半分も削れないため大丈夫です。
  • 防御特化クレセリアは、特攻特化ボーマンダ@いのちのたま の「ドラゴンダイブ」+「りゅうせいぐん」を耐えて「れいとうビーム」を撃つことができます。受け不可能と言われるボーマンダを後出しで流すことができます。
  • その他中途半端な火力のアタッカーなら、耐性がなくとも耐久数値と「つきのひかり」により余裕で受けることができます。ライチュウやエレキブルなど攻撃範囲が広いアタッカーを耐性で受けられないパーティの場合でも、パーティの穴を一任する使い方ができます。また、本来パーティで対策できているはずの相手の「めざめるパワー」による奇襲などでコチラのポケモンが落ちてしまった場合にも、クレセリアに対応を任せられるので様々な局面での保険になります。

【悪いところ】

  • 格闘技に耐性があり、カイリキーやハリテヤマなどの格闘エースに交代出しができます。ゴウカザルの炎技は等倍ですが受けることができます。しかし、格闘タイプでメジャーであるヘラクロスには「メガホーン」で弱点を突かれるので対応できません。
    よって格闘全般に対応したいなら、ヘラクロスも守備範囲に入るボーマンダやギャラドスを使うことになります。彼らはヘラクロスのメイン技読みで出せるだけでなく、クレセリアよりも火力が高いことが評価できます。
  • 攻撃系の種族値が低く火力がありません。
    耐久数値は高いですがタイプ耐性が少ないため、ガブリアスのドラゴン技など多くの攻撃を等倍で受ける必要があります。そのため防御特化にする必要があるので特攻に振る余裕がありません。このことがさらに火力を下げています。
    相手に与えるプレッシャーが薄く、ラティオスやバンギラスなど高火力の相手が出て来たり、積み技の起点にされてしまったりします。
  • 相手の火力が半端なら、耐久を頼りに再生回復技「つきのひかり」で居座ることができます。しかし砂嵐などの天候変化とPPが8しかないことがツライです。本来クレセリアを突破できないような相手でも、状況によっては回復が追いつかずに流されてしまいます。

クレセリアの型

【いろいろ受け型】

性格 :
ずぶとい
努力値:
HP252、防御252、素早さ6
持ち物:
たべのこしorカゴのみorひかりのねんど
確定技:
れいとうビーム、つきのひかりorねむる
選択肢:
リフレクター、サイコキネシス、でんじは、ひかりのかべ

耐久を生かしてガブリアスなどに交代出しします。

性格・努力値について。
ガブリアスのドラゴン技など、耐性のない物理技を受けることがあるので防御特化のずぶといとします。

持ち物について。
「つきのひかり」と相性がよい「たべのこし」がオススメです。
「ねむる」で確実に回復する場合は「カゴのみ」で。
「リフレクター」「ひかりのかべ」を使うなら、サポート重視の「ひかりのねんど」も便利です。

技について。
「れいとうビーム」「つきのひかりorねむる」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「れいとうビーム」はガブリアスに撃つ技です。ラティオスへ交代読みで当てることもできますが、弱点を突いてもHP4振りラティオスに約3~4割しかダメージがありません。特殊エースへの交代読みでは「ひかりのかべ」の方が優秀です。
「つきのひかり」は便利な再生回復技です。6on6では特に砂パがメジャーなので、回復量が減ってしまうことが大きな欠点です。
「ねむる」は1度しか回復できない上に持ち物が「カゴのみ」に固定されてしまいますが、砂嵐などの天候変化のもとでも安定して回復することができます。コレで回復する場合、回復速度が遅いためラティオスやスターミー、メタグロスなどが交代出しできるようになってしまいます。呼び寄せる相手が増えてしまいます。
残りの技は選択肢となります。
「リフレクター」は物理エースへの交代読みで使います。ヘラクロスやバンギラスなど強力な物理エースを呼び寄せるため、相性はそこそこ良いです。
「サイコキネシス」はカイリキーなど格闘タイプの弱点を突ける技です。ヘラクロスへの牽制技でもあります。格闘タイプの受けは、「つきのひかり」があればコレがなくても十分です。
「でんじは」はマヒ撒きサポートとラティオスの牽制に使います。コチラの回復読みでヘラクロスに交代されて「こんじょう」を発動させてしまうことがあるので、見せ合いなしでの初手行動にはキケンです。
「ひかりのかべ」はラティオスへの交代読みで使えますが、天候が砂嵐でない&クレセリアのHPが8割以上残っていれば「つきのひかり」での回復により相手に突破されることはありません。6on6で天気を心配する場合や回復手段が「ねむる」であるときに使います。

役割関係

【クレセリアを繰り出せるポケモン】

【クレセリアに繰り出されるポケモン】


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