クチート育成論

クチートの育成論。

クチートの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

★メガクチートの育成法はメガクチート育成論の方を参照。

クチートの基本データ

全国 No.303 クチート
クチート 分類 : あざむきポケモン
タイプ : はがね
高さ : 0.6 m
重さ : 11.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 50
攻撃 85
防御 85
特攻 55
特防 55
素早さ 50
×4
×2 炎 格 地
×1/2 無 草 氷 飛 超 虫
岩 霊 竜 悪 鋼
×1/4
無効
特性
かいりきバサミ 相手のわざや特性で攻撃のランクを下げられない。
いかく バトルに出たとき、相手の攻撃のランクを1段階下げる。
手持ちの先頭にいると、レベルの低い野生ポケモンが出現しにくくなる。
隠れ特性 (夢特性)
ちからずく わざの追加効果が発動しない代わりに威力が1.3倍になる。

クチートのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 クチートを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

クチートの特徴

【良いところ】

  • 珍しい単鋼タイプであり、いろいろなタイプの技に耐性があります。また特性「いかく」を持つため、タイプ耐性と「いかく」を生かした交代出しができます。耐久種族値は低いですが、耐性と特性で補えるケースもあります。
  • ドラゴン技に耐性があります。ガブリアス@こだわりスカーフ のドラゴン技や相手ドラゴンの「げきりん」に交代出しし、「れいとうパンチ」を当てることができます。
  • その他、「こだわりスカーフ」で技が縛られている相手の技をピンポイント読みして交代出しすることができます。ヘラクロスの「メガホーン」・バンギラスの「ストーンエッジ」などを読んで出すことができます。タイプ耐性が多いため、ピンポイント読みはしやすいです。技が縛られていない相手に出すと次のターンの先制「じしん」が怖いので、「こだわりスカーフ」持ちの相手に出していくことがオススメです。

【悪いところ】

  • 弱点のタイプがメジャーです。特に物理アタッカーは「じしん」の使用率が高いので、耐性を生かして交代出ししても次のターンに「じしん」で弱点を突かれてしまいがちです。
  • 耐久種族値が低いです。「いかく」とタイプ耐性込みでも、「こだわりハチマキ」持ちのバンギラスなど強力な物理アタッカーにはゴリ押しで負けてしまいがちです。耐久が安定しない上に火力がなく、相手を強力に流すことができないためゴリ押しには弱いです。かといって「こだわりハチマキ」を持たない相手には、次のターンの先制「じしん」で弱点を突かれてしまいます。ロトムのように、低い種族値を「おにび」などで誤魔化すこともできません。
    また、耐久を重視しすぎると同タイプで準伝説のレジスチルを使った方がよくなってしまいます。クチートが参戦するようなルールでは、準伝説は禁止されているかもしれませんが・・・
  • 弱点のメジャーさから交代出しできる場面が限られてしまいます。交代出しが安定しないので、単なるアタッカーとしてパーティに組み込むことも考える必要があります。
    タイプ一致技は「アイアンヘッド」で威力80と低いです。攻撃種族値も低めなので、アタッカーの割には火力がありません。マイナー縛りルールや、種族値制限ルールならそこまで問題ありませんが・・・
  • 「バトンタッチ」を習得できます。「つるぎのまい」+「バトンタッチ」が後続のアタッカーに成功すれば全抜きを狙えるかもしれません。しかし、「つるぎのまい」+「バトンタッチ」は舞ったターンにコチラを倒せる相手が出てくることが多いため成功しにくいです。「アンコール」「ちょうはつ」「ほえる」などのコンボ封じ技で完封されてしまう不安もあります。また、このコンボはハッサムでもできてしまいます。得意な相手への交代出しが安定し、汎用性のあるハッサムでやった方がよいと言えます。「だいもんじ」のダメージも、HP振りクチートの方が特防特化ハッサムよりも大きいものとなります。
    ハッサムではなく敢えてクチートで「つるぎのまい」+「バトンタッチ」をするメリットは、
    相手の交代際に「ちょうはつ」を当てて、相手のコンボ封じ技を封じられる
    ハッサムが禁止されているマイナー縛りのルールでも使える
    ことです。
    思い切って、ドーブルで「はらだいこ」+「バトンタッチ」をした方がよい気もしますが・・・

クチートの型

【物理型】

特性 :
いかく
性格 :
いじっぱり
努力値:
攻撃252、HP252、素早さ6
持ち物:
こだわりハチマキなど火力UP系orオボンのみ
確定技:
アイアンヘッド
選択肢:
れいとうパンチ、ふいうち、みがわり、きあいパンチ、いかりのまえば、かみなりパンチ

「こだわりスカーフ」持ちの相手の技をピンポイント読みするか、ドラゴンの「げきりん」に対して登場します。

性格・努力値について。
相手を流すための火力が必要なので、攻撃特化のいじっぱりとします。同じく単鋼タイプでより耐久に優れるレジスチルよりもアタッカー寄りのスタイルとなります。
物理アタッカーに交代出しするためにHPに振ります。防御に振ってもそこまで物理耐久が上がらないため、汎用性のあるHP振り推奨です。

持ち物について。
これといった固定アイテムはありませんが、「こだわりハチマキ」などの火力UP系がオススメです。「たつじんのおび」+「ステルスロック」では、HP4振りガブリアスや「いかく」ボーマンダを「れいとうパンチ」で倒せるようになります。
相手への交代出しを重視するなら「オボンのみ」が無難です。

技について。
「アイアンヘッド」「選択肢」「選択肢」「選択肢」という技構成とします。
「アイアンヘッド」はタイプ一致で威力が最高の物理技です。不一致でも「みがわり」+「きあいパンチ」の方が威力が高いですが・・・
残りの技は選択肢となります。
「れいとうパンチ」はボーマンダ・ガブリアスなどのドラゴンの牽制です。当てるチャンスは交代読みのみとなります。ガブリアス@こだわりスカーフ のドラゴン技読みで後出しした際にも撃つことができます。ボーマンダの「いかく」に強い「れいとうビーム」にする手もありますが、クチートは特攻が低くダメージが「れいとうパンチ」とほぼ変わらないためコチラを採用します。
「ふいうち」は素早さの遅いクチートと相性がよく、「れいとうパンチ」と合わせて出てきたドラゴンを狩れることもあります。また、コレがあることによりスターミーやラティオスを呼び寄せにくいです。使うターンには相手に無償で交代されてしまう点に注意です。
「みがわり」は相手の交代読みで張ります。交代際に「みがわり」を張っておけば、比較的安全にドラゴンに「れいとうパンチ」を当てることができます。「きあいパンチ」と組み合わせてもOKです。
「きあいパンチ」は交代読みで撃ちます。多くの相手に等倍ダメージを入れることができ、タイプ一致の「アイアンヘッド」よりも火力が高いです。交代読み「みがわり」と組み合わせて撃ってもよいです。ジバコイルへの牽制技にもなります。
「いかりのまえば」は交代読みで使い、相手のHPを一気に削る技。交代先が誰であってもそこそこダメージを与えることができます。ギャラドスなど耐久がある相手に当てたいところです。
「かみなりパンチ」はギャラドスやスターミーの牽制です。スターミーには「ふいうち」もあるため、実質ギャラドスピンポイントの技となります。4倍弱点を突けるとはいえ、HP振りギャラドスに「いかく」込みで6~7割のダメージとなります。基本的にドラゴンの対策である「れいとうパンチ」の方が優先されます。

役割関係


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