メガサーナイト育成論
メガサーナイトの育成論。ポケモンXY対応版。
メガサーナイトの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
★サーナイトの育成法はサーナイト育成論の方を参照。
メガサーナイトの基本データ
全国 No.282 メガサーナイト | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 毒 霊 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 超 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 格 | ||||||||||||||||||||
無効 | 竜 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
フェアリースキン | ノーマルタイプのわざがフェアリータイプになり、威力が1.3倍になる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
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メガサーナイトのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 メガサーナイトを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
メガサーナイトの特徴
【良いところ】
- メガサーナイトはサーナイトがメガシンカした姿です。メガシンカ前のサーナイトと比べて特攻が大きく上昇し、攻撃・特防・素早さも少しずつ上がりました。特に素早さが上がったのは嬉しく、先制しやすくなったことでタイマン性能の向上に期待できます。
- メガサーナイトはメガシンカで特性が変わり、「フェアリースキン」になりました。これによりメガサーナイトはノーマル特殊技の「ハイパーボイス」を威力117のフェアリー技として使えます。威力約120で命中100のメインウェポンを持てるだけでもメリットですが、「ハイパーボイス」は音を使った技なので相手の「みがわり」を貫通して当たることも評価できます。
- サーナイトは元々エスパータイプのポケモンでしたが、ポケモンXYでフェアリータイプが追加されました。フェアリータイプはドラゴンや格闘といった高威力メジャー技に耐性を持つ上、弱点は毒や鋼でマイナーなので優秀です。
サーナイトはフェアリーが追加されたことで格闘技を1/4ダメージで受けることができ、低い物理耐久にも関わらず格闘技読みでの繰り出しが可能です。またフェアリータイプの追加により、エスパーの弱点である悪・虫タイプが弱点でなくなりました。特に悪タイプが弱点でなくなったことで「おいうち」に強くなり、ハッサムなどが使うタイプ不一致の「おいうち」で倒されにくくなりました。
【悪いところ】
- メガサーナイトはサーナイトと比べパワーアップしていますが、メガシンカポケモンには他にも強力なポケモンがいます。より火力や素早さが高いメガバシャーモやメガルカリオ等の全抜きエースと比較すると、メガサーナイトはエースとしては見劣りしてしまいます。1回のバトルでメガシンカできるポケモンは1匹までという制限があるため、サーナイトをメガシンカさせるかはパーティと相談となります。
- メガサーナイトは火力UPアイテムを持てない関係で、火力は「いのちのたま」を持ったサーナイトよりも低いです。メガサーナイトはサーナイトより耐久と素早さが上がった分、火力を少し落としたポケモンと見ることもできます。
メガサーナイトは物理耐久に不安が残り、素早さも中途半端なポケモンですが「たべのこし」「こだわりスカーフ」といったアイテムを持つこともできません。アイテムが固定されることで通常サーナイトよりも戦略の幅が狭まってしまうのも難点です。
メガサーナイトの型
【めいそう型】
- 特性 :
- フェアリースキン
- 性格 :
- おくびょう
- 努力値:
- 特攻252 素早さ252 防御4
- 持ち物:
- サーナイトナイト
- 確定技:
- ハイパーボイス/めいそう
- 選択肢:
- きあいだま/シャドーボール/サイコキネシス/サイコショック/10まんボルト/
おにび/さいみんじゅつ/みがわり/アンコール/ねがいごと/まもる/みちづれ
◆型について
- メガサーナイトの高い特攻を生かせる瞑想型です。メガサーナイトはメガシンカにより素早さが上がった関係で、サーナイトよりもタイマン性能が高いです。
- 「めいそう」を積むことで突破力と特殊耐久が上がり、相手の特殊エースに倒されにくくなります。相手に素早い物理エースが残っていないときに限れば全抜きも狙えます。相手の素早いアタッカーをマヒ状態にしたり、物理アタッカーにやけどを負わせるなど味方でサポートすると全抜きに繋げやすくなります。
◆特性について
- メガサーナイトにメガシンカすると特性が「フェアリースキン」になります。
- メガシンカ前の特性は、一部の状況で役に立つ「トレース」がオススメです。
例えば特性「いかく」持ちのギャラドスとはち合わせたとき、サーナイトの特性が「いかく」に変わりギャラドスの攻撃を下げられます。
またヒードランから特性「もらいび」をトレースすれば、「ラスターカノン」を持たないヒードランに対して有利に立ち回れます。
このように特性「トレース」をうまく利用すれば、相手を交代させてサーナイトが「めいそう」を積むチャンスを作ることができます。
◆性格・努力値について
- 「めいそう」時の全抜き性能に期待したいので、おくびょう最速+特攻全振りがベースです。おくびょう最速にするとメガシンカで上がった素早さを最大限に生かせます。
◆持ち物について
- サーナイトナイト:
サーナイトをメガサーナイトにメガシンカさせます。
◆技について
「ハイパーボイス」「めいそう」「選択肢」「選択肢」という技構成です。
- ハイパーボイス:
威力90のノーマル特殊技ですが、メガサーナイトの特性「フェアリースキン」の効果でフェアリータイプとなり威力が117に上がります。「ムーンフォース」より高威力なのでオススメです。
フェアリー技はメインウェポンのほか、ドラゴンや格闘ポケモンへの遂行技でもあります。またポケモンXYでは音を使った技が強化されましたが、「ハイパーボイス」もその1つで相手の「みがわり」を貫通して攻撃できます。 - めいそう:
【めいそう型】なので確定です。 - きあいだま:
フェアリー技に耐性を持つ鋼ポケモンの弱点をつけるサブウェポン。毒ポケモンには残念ながら半減されてしまい、命中率も70と微妙です。 - シャドーボール:
格闘技が効かない鋼ポケモンであるギルガルドの弱点をつけます。ついでにゲンガーにも効果抜群です。 - サイコキネシス・サイコショック:
タイプ一致のエスパー技ですが、フェアリー技と攻撃範囲が被るため優先度は低めです。フェアリー技を半減してくる毒ポケモンの弱点をついたり、炎ポケモンに等倍ダメージを与えます。特にフェアリー技読みで交代してくるゲンガーやメガゲンガーへの強い牽制になります。
「サイコキネシス」は威力90のエスパー技です。
「サイコショック」は威力80に下がりますが、特殊技にも関わらず相手の防御でダメージ計算が行われます。また「めいそう」一積みでハピナスも突破できます。 - 10まんボルト:
ギャラドスの4倍弱点を突くことができます。サーナイトはギャラドスの「いかく」を「トレース」して攻撃を下げられることもあり有利に立ち回れます。
メインウェポンのフェアリー技と電気技の相性は特別良いわけではないため優先度は低いです。 - おにび:
相手の物理エースに当て、やけど状態にして攻撃を下げることで1匹ダメにできる強力な技です。ポケモンXYで命中率が85に上がったのも嬉しいところ。 - さいみんじゅつ:
相手をねむり状態にする厄介な技ですが、命中60と低いのが困り物です。 - みがわり:
相手の交代読みで使えば交代先を確認してからメガサーナイトの技を選択できます。また「でんじは」などの状態異常技をかわすのにも使えます。 - アンコール:
相手の積み技読みでメガサーナイトを繰り出せば、次のターンに「アンコール」することで積み技を縛ることができます。相手は交代せざるを得ないのでメガサーナイトが「めいそう」を積むチャンスを作れます。 - ねがいごと:
「めいそう」を積んだ後、相手に特殊アタッカーしか残っていなければ「ねがいごと」で回復することでかなり倒されにくくなります。またメガサーナイトが交代する前に使っておけば、味方の交代先を回復できます。 - まもる:
「ねがいごと」を使った次のターンに使えば、メガサーナイトを安全に回復できます。しかし「ねがいごと」+「まもる」を使うと攻撃技が「ハイパーボイス」1つになってしまう問題点も。 - みちづれ:
メガサーナイトが倒されるターンに先制で使い、相手を道連れにします。読み外して相手が攻撃してこないことも考えられるため、「めいそう」後なら素直に攻撃技を選択した方がいいかも。
役割関係
【メガサーナイトを繰り出せるポケモン】
【メガサーナイトに繰り出されるポケモン】
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