ハリテヤマ育成論
ハリテヤマの育成論。
ハリテヤマの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ハリテヤマの基本データ
全国 No.297 ハリテヤマ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||
種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
|
×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 飛 超 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 虫 岩 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
あついしぼう | ほのお・こおりタイプのわざで受けるダメージを半減する。 | ||||||||||||||||||||
こんじょう | 状態異常になると、攻撃のステータスが1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
ちからずく | わざの追加効果が発動しない代わりに威力が1.3倍になる。 |
ハリテヤマのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ハリテヤマを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ハリテヤマの特徴
【良いところ】
- 攻撃種族値が高めで、威力120の格闘技である「インファイト」をタイプ一致で使うことができます。また格闘タイプなので一貫性の高い「ストーンエッジ」を使うこともできます。ギャラドスやボーマンダに交代読みで当てましょう。
耐久も低くなく、相手の攻撃を1発は耐えることが多いです。 - 攻撃ランクを一気に最大まで上げる積み技「はらだいこ」を覚えることができます。「はらだいこ」+「インファイト」は強力です。「はらだいこ」使いの中では耐久が高めであり、交代読み「はらだいこ」+「オボンのみ」でHPを3/4残したまま攻撃できます。とはいえHPを削るのはやはりイタイので、ハリテヤマが先手で相手を倒せるマヒ撒きサポート・耐久を生かせる「リフレクター」「ひかりのかべ」張りサポートなどが欲しいところです。
素の攻撃力も高く「インファイト」が使えるので、「はらだいこ」を積みそこねてもそこそこ戦うことができます。
【悪いところ】
- 格闘タイプによくあることですが、メジャーなタイプに対する耐性が少なく交代出ししにくいです。
地面技読みで交代出しできる格闘ポケモンであるヘラクロスの方が交代出ししやすい上に攻撃種族値も高いです。よって「こだわりハチマキ」を持たせて撃ち逃げ仕様にするならヘラクロスの方が向いています。素の耐久はヘラクロスよりも高いですが、交代出ししにくいのでその耐久が生きるかは相手により、役立つという保証がありません (この点はミロカロスと似ています) 。これよりヘラクロスの方が活躍の場が予想しやすく、使い勝手がよいといえます。
交代出ししにくいポケモンは止まりにくくする必要があります。しかし素早さが遅いので、普通に戦って全抜きはキビシイです。 - 格闘タイプなので、相手の交代読みで「みがわり」+「きあいパンチ」(みがきあ) をタイプ一致で使うことができます。タイプ一致の「みがわり」+「きあいパンチ」使いとしてはキノガッサが挙げられます。キノガッサよりも遅い相手に出て行き「キノコのほうし」で確実に「みがわり」の起点をつくることができるので成功しやすいです。ハリテヤマでもみがきあできますが、催眠技を持つキノガッサでやった方が読み外す心配がないため確実です。またキノガッサは攻撃種族値が130あるためハリテヤマのみがきあよりも火力があります。
- 「はらだいこ」を使うことができますが、素早さが遅いため自力で全抜きするのは難しいものがあります。味方のサポートが失敗した場合、全抜きはキビシイでしょう。先制技である「バレットパンチ」で素早さを補うことができますが、タイプ不一致の威力40技なので「はらだいこ」を積んでもそこまで火力がないです。また先制技で全抜きを狙うなら、「つるぎのまい」+「しんそく」のルカリオの方が使いやすいです。先制技が効かない相手に先制で「インファイト」を撃ちやすいからです。
元から素早さが高く、味方のマヒ撒きサポートがなくても活躍しやすいマッスグマやリザードンの方が「はらだいこ」使いとしてはメジャーです。彼らは「あくび」「アンコール」などのサポートを受けて「はらだいこ」+「カムラのみ」を発動させ、全抜きを狙うことができます。ハリテヤマは「はらだいこ」に失敗してもそこそこ火力がある点は評価できますが・・
ハリテヤマの型
【はらだいこ型】
- 特性 :
- どちらでも
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- 攻撃252、HP2n調整、残り耐久素早さ調整
- 持ち物:
- オボンのみ
- 確定技:
- はらだいこ、かわらわりorインファイト、バレットパンチ
- 選択肢:
- ストーンエッジ、かみなりパンチ、れいとうパンチ、しっぺがえし
味方のマヒ撒き・壁張りサポートの後に登場します。できれば交代読みで「はらだいこ」を積みたいところです。味方があまりにもサポートに徹すると戦略がバレて積みにくくなること&積めないと終わることに気をつけます。
ギャラドスやボーマンダなど邪魔な相手は予め呼び寄せて倒すか、マヒさせておいてください。
「はらだいこ」が積めなかったら、開き直って戦います。
特性について。
どちらも役に立つかもしれないという程度なのでお好みで。
「こんじょう」は状態異常を受けることにより発動します。味方でマヒ撒きサポートをする場合ハリテヤマがマヒすると意味がないですし、やけどやもうどく状態は寿命が縮んでしまい「はらだいこ」との相性が悪めです。ヘラクロスと違い、この型のハリテヤマは進んで状態異常を受けにいくことはありません。
「あついしぼう」では炎・氷技を半減できます。炎・氷タイプのポケモンはマイナーです。実戦で炎技を持っているのはドラゴンタイプであり竜技を撃ってきますし、氷技を持っているのは水タイプであり水技を撃ってきます。ドラゴン・水タイプに交代出しするわけでもないため、ハリテヤマにとってはいつ役立つか予想しにくい特性です。
性格・努力値について。
攻撃特化のいじっぱりとします。「はらだいこ」を積み損ねても火力を保つためです。
「はらだいこ」使用で「オボンのみ」を発動させたいのでHPを2n調整します。
耐久は調整です。HP種族値が高すぎるので防御と特防に分けて振った方が堅くなります。「はらだいこ」を積めなかった場合ですが、バンギラス@こだわりハチマキ の「ストーンエッジ」2発くらいは耐えて流せるように調整できます。
素早さは無振りでもよいですが、4振りハピナスかラグラージ抜き辺りに調整しておくと役立つことがあります。
持ち物について。
耐久を生かせる「オボンのみ」です。
技について。
「はらだいこ」「かわらわりorインファイト」「バレットパンチ」「選択肢」という技構成とします。
「はらだいこ」は交代読みや、味方のサポートから繋げて使います。サポートからの繋げ方については、はらだいこサポートを見てください。
「かわらわり」「インファイト」は選択です。攻撃ランクが最大なら、「かわらわり」でもHP振りラグラージ程度の耐久の相手は余裕で確1となります。防御特化カバルドンやHP振り「いかく」ギャラドスは確2なので、この辺りを味方で削っておけないなら「インファイト」でもよいです。撃つと耐久が下がってしまいますが「はらだいこ」が積めなかったときにも使い勝手がよいです。
残りの技は選択肢となります。
「ストーンエッジ」はボーマンダやギャラドスの牽制です。味方のマヒ撒きサポートが決まっていれば先制で当てることもできます。ゲンガーにも無効化されません。
「かみなりパンチ」はギャラドスの牽制です。ヤドランに撃つこともできますが、「はらだいこ」を積んでいない状態だと突破できません。
「れいとうパンチ」はボーマンダやグライオンの牽制です。ドラゴンとのタイマン戦に強くなる効果もあります。ギャラドスも一緒に狙える「ストーンエッジ」の方が広範囲ですが、「はらだいこ」後に使える命中率の高い技が多い方が便利です。
「しっぺがえし」はゲンガーなどゴーストタイプに交代読みで撃つことができます。しかし「はらだいこ」済みならHP4振りゲンガーは「バレットパンチ」でも確1となります。
役割関係
スポンサーリンク