ネンドール育成論
ネンドールの育成論。
ネンドールの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ネンドールの基本データ
全国 No.344 ネンドール | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||
種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
|
×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 草 水 氷 虫 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 格 毒 超 岩 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 電 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
ふゆう | じめんタイプのわざを受けない。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
- |
ネンドールのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ネンドールを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ネンドールの特徴
【良いところ】
- 特性「ふゆう」により地面技読みでの無償降臨ができます。ドサイドンやカバルドンの「じしん」読みで交代出ししましょう。「ストーンエッジ」を撃たれても半減できます。
ネンドールは「れいとうビーム」を覚えるため、ガブリアスの「じしん」読みで降臨して流すこともできます。交代際のドラゴン技に注意。 - エスパータイプのため格闘技に耐性を持ちます。カイリキーの「ばくれつパンチ」読みなどで交代出しができます (混乱が入るため運ゲですがコチラへのダメージが少ないため大丈夫) 。ネンドールはタイプ一致「サイコキネシス」が使えるため、相手は逃げてくれるでしょう。格闘ポケモンがよく持っている「ストーンエッジ」にも耐性があります。
- 地面タイプのため、サンダースやライコウの「10まんボルト」読みでの無償降臨ができます。ネンドールは特防が高く、相手の「めざめるパワー氷」のダメージを抑えられることも評価できます。コチラがHP振りなら、特攻全振り性格補正無しライコウ・サンダースの「めざめるパワー氷」が確3となります。
- 上記のポケモンに交代出しし、相手を流すターンに「ステルスロック」「ひかりのかべ」「リフレクター」などの補助技を使っていくことができます。
- 地面技読みで無償降臨できる点・耐久寄りの種族値・技構成はドータクンと似ています。ドータクンとの差別化を考える必要があります。
ネンドールはドータクンと違い電気・格闘タイプに後出しができる点で差別化ができます。 - ドータクンと違い「れいとうビーム」を習得できます。氷技によりガブリアスを流したり、ボーマンダの牽制をすることができます。
ドータクンは氷技を習得できないため、ボーマンダを呼び寄せます。ドータクンのボーマンダへの対抗手段は、「ひかりのかべ」で後続の負担を減らすか「だいばくはつ」で道連れにするくらいしかありません。 - 特性「ふゆう」により「まきびし」「どくびし」が無効となります。「ステルスロック」にも耐性があり、昆布系の技に強いです。またドータクンと違い「こうそくスピン」を習得できるため、昆布撒き物を除去することもできます。
【悪いところ】
- 1ターンで再生回復できる技を習得できません。回復手段は「ねむる」のみとなります。
- 「コスモパワー」「めいそう」を習得できるため、耐久を上げて居座りたくなります。しかし弱点が多いため苦手な相手が多く、居座りにくいです。
ネンドールには、自身の能力UPをする積み技よりも「ひかりのかべ」などを張って逃げるスタイルの方が向いているといえます。 - ネンドールはドータクンと同様に地面技読みでの無償降臨ができ、岩技に耐性を持ちます。ドータクンのようにドサイドンやバンギラスのメインウェポンを受けていきたいところです。
ドータクンはバンギラスの「かみくだく」やドサイドンの「メガホーン」で弱点をつかれることがないため、読み間違っても一撃で倒れることはありません。しかしネンドールは「かみくだく」「メガホーン」で弱点をつかれるため、読み間違うと致命的です。特にバンギラスは初手行動が「かみくだく」である場合も多いので、うかつに出ていくことはできません (ドータクンもですが) 。これらのポケモンに対応するならドータクンの方が安定します。 - ドータクンに比べてタイプ耐性が少ないです。物理耐久の数値がそれほどでもないドータクンが物理受けと呼ばれるのは、タイプ耐性の多さにより対応できる相手が多いためです。しかしネンドールには耐性の多さという武器がありません。
ドータクンなら、メタグロス・マンムー・ユキノオーなどのメインウェポンに耐性を持ち、交代出しができます。ネンドールでこれらのポケモンを相手にするのはキビシイです。
ネンドールは、ドータクンよりも対応できる範囲が狭いです。
ネンドールの型
【物理流し型】
- 性格 :
- のんきorわんぱく
- 努力値:
- HP252、防御252、あと何か6
- 持ち物:
- オボンのみorカゴのみ
- メイン:
- だいちのちからorじしん、サイコキネシス
- サブ技:
- だいばくはつ、くさむすび、れいとうビーム
- 補助技:
- こうそくスピン、ステルスロック、ひかりのかべ、リフレクター、ねむる
ネンドールが耐性のある攻撃読みで登場します。「じしん」読みでの無償降臨が理想。
性格・努力値について。
物理アタッカーに後出しすることが多いので防御特化とします。
特殊技を使うならのんき、使わないならわんぱくで。
持ち物について。
延命アイテム「オボンのみ」がオススメです。
「ねむる」を使う場合は「カゴのみ」で。
技について。
「だいちのちからorじしん」「だいばくはつ」「選択肢」「選択肢」という技構成にします。
「だいちのちから」「じしん」は、ドサイドンなど岩タイプとサンダースなど電気タイプに交代出しした時に弱点をつける技です。物理耐久>特殊耐久であることが多い岩タイプを意識するなら「だいちのちから」、物理耐久<特殊耐久であるサンダースを意識するなら「じしん」を入れます。地面技は「じしん」を選び、ドサイドンには「くさむすび」を撃つという手もあります。
「だいばくはつ」は役割を終えた後に使うことが理想ですが、場合により早めに爆発してもOKです。
残りの技は選択肢となります。
「サイコキネシス」はカイリキーなど格闘タイプの弱点をつくことができます。格闘タイプの対策を重視するなら入れましょう。地面技読みで出てくるヘラクロス・ゲンガーの牽制にもなります。
「くさむすび」はドサイドンに撃つ技です。ラグラージの「じしん」読みで無償降臨した後に撃つこともできますが、HP振りラグラージに約5~6割しかダメージがありません。
「れいとうビーム」はガブリアスの「じしん」読みで出した後に撃つことができます。ボーマンダの牽制技でもあります。HP4振りガブリアスに約7~8割、HP4振り性格補正↓ボーマンダに約8~10割のダメージがあります。
「こうそくスピン」は味方のサポートです。「ステルスロック」に弱いリザードンをエースとしたパーティなどで使えます。相手が昆布パーティで、いろいろ撒いてきたものを全て撤去できることもあります。
「ステルスロック」は相手を流すターンに使うことができます。火力のないネンドールに向いたサポート技です。
「ひかりのかべ」は、スターミーなどの特殊アタッカーを呼び寄せてしまった時に交代読みで張ります。後続のサポートです。
「リフレクター」も後続のサポートです。ネンドールは物理アタッカーを受けて登場することが多いため、特殊アタッカーの方が出されやすいです。そのため「ひかりのかべ」が優先されますが、パーティとの相談でコチラを選択するのもアリです。物理アタッカーを流すときにネンドール自身のサポートとして使うこともできます。
「ねむる」は唯一の回復手段です。長生きする必要があるかはパーティと相談で。
役割関係
【ネンドールを繰り出せるポケモン】
【ネンドールに繰り出されるポケモン】
スポンサーリンク