マフォクシー育成論

マフォクシーの育成論。ポケモンXY対応版。

マフォクシーの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

マフォクシーの基本データ

全国 No.655 マフォクシー
マフォクシー 分類 : キツネポケモン
タイプ : ほのお/エスパー
高さ : 1.5 m
重さ : 39.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 75
攻撃 69
防御 72
特攻 114
特防 100
素早さ 104
×4
×2 水 地 岩 霊 悪
×1/2 炎 草 氷 格 超 鋼 妖
×1/4
無効
特性
もうか 自分の残りHPが最大HPの1/3以下になると、ほのおタイプのわざの威力が1.5倍になる。
隠れ特性 (夢特性)
マジシャン 相手を攻撃したとき、同時に相手の持ち物を奪う。

マフォクシーのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 マフォクシーを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

マフォクシーの特徴

【良いところ】

  • マフォクシーは特攻と素早さが高めのポケモンで、炎技をメインウェポンに持つ特殊エースとして活躍が期待できます。マフォクシーはエスパー複合タイプなので、炎技が効かない相手にはタイプ一致のエスパー技で等倍ダメージを入れられるのもポイントです。
  • マフォクシーはタイプ耐性の数が多く、フェアリー・草・氷・鋼などの技読みでの交代出しができます。格闘ポケモンにも強いですが、相手が「ストーンエッジ」など岩技を使ってくる点には注意が必要です。

【悪いところ】

  • マフォクシーは素早さ種族値が104と低いわけではありませんが、特別素早いわけでもありません。バトル終盤の全抜きアタッカーとして登場するプテラ、スターミー、ラティオス、ラティアス、ゲンガー、テラキオンなどよりマフォクシーは素早さが遅く、しかもタイプ的に不利です。そのためマフォクシーで終盤の全抜きを狙うのは厳しいといえます。マフォクシーは「めいそう」を覚える上に「バレットパンチ」「マッハパンチ」に耐性もあるため、もっと素早ければ全抜きエースとして期待できただけに残念です。
  • マフォクシーは炎/エスパータイプのポケモンですが、炎タイプにはヒードランやウルガモス、エスパータイプにはラティオスやラティアスなど、さらに能力が突出したポケモンが存在します。マフォクシーには特別に目立つ能力がないため、準伝説や600族を含めたポケモンが参加できる一般ルールでは厳しい戦いになることがあります。
  • マフォクシーは炎技+草技の組み合わせで戦うのが攻撃範囲を広くとれるため、エスパー技は必須ではありません。エスパータイプがついたことでメリットもありますが、デメリットも多いです。
    マフォクシーはエスパーポケモンの宿命で「おいうち」に捕まります。バンギラスや悪ポケモンが使う「おいうち」は危険です。「ふいうち」「かげうち」などの先制技で弱点を突かれることにも注意。
    またエスパータイプを持つことで格闘技読みでの繰り出しができますが、格闘ポケモンは「ストーンエッジ」などマフォクシーの弱点を突く技を覚えていることが多いため繰り出しは安定しません。攻撃力の高い格闘ポケモンに弱点を突かれると、マフォクシーが一撃で倒されてしまうリスクもあります。
    マフォクシーはエスパータイプを持つことで虫耐性を失ったため、ハッサムに繰り出しにくくなったこともちょっとデメリットです。

マフォクシーの型

【特殊アタッカー型】

特性 :
もうかorマジシャン
性格 :
おくびょう
努力値:
特攻252 素早さ252 防御4
持ち物:
いのちのたまorひのたまプレートorこだわりメガネ等
確定技:
だいもんじorかえんほうしゃ/くさむすび
選択肢:
サイコキネシスorサイコショック/シャドーボール/めざめるパワー氷/
めざめるパワー格闘/さいみんじゅつ/めいそう/おにび/ねがいごと

◆型について

  • マフォクシーの耐性を生かした半減技読みや、死に出しでバトルに繰り出します。バトル場に出たら炎技などで攻撃するシンプルな型です。
  • バトル終盤までに相手の素早いアタッカーを倒しておけば、マフォクシーで全抜きできることもあります。しかしマフォクシーよりも素早いアタッカーは多いため厳しいです。

◆特性について

  • 特性を「もうか」にすると、マフォクシーのHPが少し残っているときに炎技が火力UPします。発動すれば強力ですが、うまく発動するとは限りません。基本的にデメリットのない「もうか」を選択します。
  • 隠れ特性「マジシャン」にしてマフォクシーに持ち物を持たせないor消費アイテムを持たせて消費させると、相手の持ち物を奪って戦略を崩せます。例えばラッキーなどが持つ「しんかのきせき」を奪って耐久を下げるなどの使い方ができます。
    ただし「マジシャン」は肝心のメガストーンを奪えない仕様の上に、マフォクシーが「こだわりハチマキ」など役に立たないアイテムを持ってしまうと最悪です。面白いですが使いどころの難しい特性といえます。

◆性格・努力値について

  • 先制高火力で攻撃しやすくなる特攻全振り+おくびょう最速がオススメです。

◆持ち物について

  • 全ての技の威力を上げる「いのちのたま」がオススメです。
  • 「ひのたまプレート」や「たつじんのおび」にすると反動ダメージがなくなり、マフォクシーの特殊耐久を温存できます。
  • マフォクシーの行動回数を稼げるなら、「こだわりメガネ」で大きく火力を上げてもOKです。

◆技について

「だいもんじorかえんほうしゃorマジカルフレイム」「くさむすび」「選択肢」「選択肢」という技構成です。

  • 「だいもんじ」「かえんほうしゃ」「マジカルフレイム」はタイプ一致の炎技。エスパー技よりも高威力なので、基本的にメインウェポンは炎技となります。
    「だいもんじ」は「かえんほうしゃ」と異なり命中率が85ですが、確定で倒せる相手が増えるので「だいもんじ」の方がオススメです。
    「マジカルフレイム」はマフォクシーの専用技。必ず相手の特攻を下げるのが魅力ですが、威力が65と低すぎます。
  • 「くさむすび」はメインウェポンの炎技に耐性を持つ水や岩といったポケモンに効果抜群です。相手ポケモンの体重が重いほど高威力となる技ですが、攻撃対象のポケモンは重いことが多いので「めざめるパワー草」よりも効果的です。ただし体重の軽いシャワーズなどにはあまりダメージを与えられません。
  • 「サイコキネシス」「サイコショック」はタイプ一致のエスパー技。炎技に耐性を持つ炎・水・岩・ドラゴンポケモンに等倍ダメージを与えます。
    「サイコキネシス」の方が高威力ですが、「サイコショック」は特殊技にも関わらず相手の防御でダメージ計算が行われるため一長一短です。炎・水ポケモンは防御<特防のポケモンが多いため「サイコショック」の方が期待できますが、岩ポケモンは防御>特防のことが多いです。
    「サイコショック」は特殊耐久が高いポケモンを突破することにも使えますが、防御振りハピナスはマフォクシーが「いのちのたま」を持っても「サイコショック」で確定2発にならないため微妙です。
  • 「シャドーボール」はラティオス・ラティアスやスターミーなどに交代読みで使うと弱点を突けます。
  • 「めざめるパワー氷」はマフォクシーが苦手なドラゴンポケモンの弱点を突ける技。特にガブリアス、ボーマンダ、カイリューなどの4倍弱点を突けます。
  • 「めざめるパワー格闘」は炎技+草技+エスパー技に耐性があるヘルガーや特性「もらいび」のヒードランなどの弱点を突けます。バンギラスの4倍弱点も突けますが、バンギラスに対しては「くさむすび」と同威力です。
  • 「さいみんじゅつ」は命中60で相手をねむり状態にできる技。命中率が不安ですが、当てただけで1匹ダメにできるのは魅力です。
  • 「めいそう」は相手の交代読みなどで使い、特攻と特防を同時に上げます。しかし「めいそう」を積んだターンに「こだわりメガネ」を持つラティオス・ラティアスやテラキオンといったポケモンに交代されてしまうと厳しいところです。積む前に相手の残り手持ちを考慮する必要があります。
  • 「おにび」はバンギラスなどの物理アタッカーに交代読みで使います。うまく当たればやけどで相手の攻撃を落として1匹ダメにできますが、ラティアスやスターミーなどに当ててもあまり意味がないので注意。
  • 「ねがいごと」は相手の交代読みで使い、次のターンに自分も交代すればこちらの交代先のポケモンを回復できます。マフォクシーはそこまで場に繰り出しやすいポケモンではないため、「ねがいごと」サポートをするならシャワーズなど繰り出しやすいポケモンの方が向いています。

役割関係


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