メガバシャーモ育成論

メガバシャーモの育成論。ポケモンXY対応版。

メガバシャーモの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

★バシャーモの育成法はバシャーモ育成論の方を参照。

メガバシャーモの基本データ

全国 No.257 メガバシャーモ
メガバシャーモ 分類 : もうかポケモン
タイプ : ほのお/かくとう
高さ : 1.9 m
重さ : 52.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 80
攻撃 160
防御 80
特攻 130
特防 80
素早さ 100
×4
×2 水 地 飛 超
×1/2 炎 草 氷 悪 鋼
×1/4
無効
特性
かそく 毎ターン素早さのランクが1段階ずつ上がる。
隠れ特性 (夢特性)
-

メガバシャーモのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 メガバシャーモを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

メガバシャーモの特徴

【良いところ】

  • メガバシャーモはホウエン御三家のバシャーモがメガシンカした姿。バシャーモと比べて全体的に能力が上がっています。特に攻撃が大きく伸び、種族値は160に達しました。
    高い攻撃に加え、バシャーモは「とびひざげり」「フレアドライブ」といった高威力技を覚えます。さらにタイプ一致の格闘+炎技は攻撃範囲が広く、メガバシャーモは物理エースとして火力にとても期待できます。
  • メガバシャーモは特性「かそく」により素早さが毎ターン上がります。その効果により、メガバシャーモが場に出て2ターン目にはほとんどの相手に先制できます。先制で高威力の攻撃を連打できるポケモンなので、バトル終盤の全抜きアタッカーに向いています。

【悪いところ】

  • バシャーモの使用技は反動技が多いです。格闘技の「とびひざげり」は外れたり、ゴーストポケモンに交換されると反動ダメージを受けます。炎技の「フレアドライブ」も反動技で、こちらは攻撃時に反動を受けるので避けられません。メガバシャーモはHPが高いポケモンではないため、何度も反動ダメージを受けると辛かったりします。
  • 1回のバトルでメガシンカできるポケモンは1匹までなので、バシャーモをメガバシャーモにすると他の有用なメガシンカポケモンが使えなくなってしまいます。バシャーモはメガシンカさせずに通常アタッカーにし、空いた枠で他のポケモンをメガシンカさせることも考えられます。
    「かそく」を持つバシャーモはそのままでも十分強いポケモンです。メガバシャーモはアイテムがメガストーンに固定される関係で、同条件下なら火力は物理・特殊共に「いのちのたま」持ちバシャーモ>メガバシャーモです。

メガバシャーモの型

【物理エース型】

特性 :
かそく
性格 :
いじっぱりorようきorやんちゃorむじゃき
努力値:
攻撃252 素早さ調整 残りHP
持ち物:
バシャーモナイト
確定技:
とびひざげり/フレアドライブorブレイズキックorだいもんじorオーバーヒート
選択肢:
ストーンエッジ/かみなりパンチ/はたきおとす/シャドークロー/じしん/
つるぎのまい/まもる/バトンタッチ

◆型について

  • 格闘+炎技で攻撃範囲が広い物理エース型。特性「かそく」により素早さが上がるため先制しやすいです。
  • 他のポケモンのサポートで天気を晴れにすると、炎技が火力アップしてさらに強力です。

◆特性について

  • メガバシャーモにメガシンカすると特性が「かそく」になります。

◆性格・努力値について

  • 基本的にいじっぱり攻撃特化で火力を高めます。性格はようきでもOKですが、メガシンカで素早さが上がったため多くの場合はいじっぱりで十分です。
    炎技を特殊技にする場合、特攻の代わりに特防を下げるやんちゃorむじゃきが候補になります。
  • 素早さに全振りしておくと、「かそく」1回発動後に最速150族を、2回発動後に「こだわりスカーフ」の最速130族まで抜けます。「かそく」が2回発動すれば実質全てのポケモンを抜けることになります。
    具体的に「かそく」で抜きたい相手が存在するときは、素早さを調整して残りをHPに振ってもOKです。

◆持ち物について

  • バシャーモナイト:
    バシャーモをメガバシャーモにメガシンカさせます。

◆技について

「とびひざげり」「フレアドライブorブレイズキックorだいもんじorオーバーヒート」「選択肢」「選択肢」という技構成です。

  • とびひざげり:
    威力130の格闘技で、バシャーモのメインウェポンです。相手がゴーストポケモンに交代すると外れた扱いになり、与えるはずだったダメージの半分をメガバシャーモが受けてしまうので注意。見せ合いありのバトルではゴーストがいるか確認できますが、見せ合いなしのバトルで相手の残り手持ちが分からないとき使うには中々勇気のいる技です。
  • フレアドライブ・ブレイズキック・だいもんじ・オーバーヒート:
    炎技は格闘技に耐性を持つほとんどのポケモンに等倍以上のダメージを入れられます。
    「フレアドライブ」は威力120の炎物理技で、与えたダメージの1/3だけ反動ダメージを受けます。
    「ブレイズキック」は威力85で急所に当たりやすい炎物理技。反動ダメージはありませんが、低威力のため反動のデメリット以上に火力が下がってしまいます。
    「だいもんじ」はメガバシャーモの高い特攻を生かせる威力110の炎特殊技。反動ダメージがないのが魅力ですが、この型では「フレアドライブ」の3/5程度に火力が下がり相手を確定圏内に入れにくくなります。特殊技ではトゲキッスやニンフィアといった特防の高い相手を倒しにくくなり、また「つるぎのまい」で火力が上がらないのも問題です。
    「オーバーヒート」は威力130の炎特殊技。使うと特攻ががくっと下がるため2発程度までしか連続使用できません。
  • ストーンエッジ:
    格闘技に耐性を持つ飛行ポケモンに有効で、特に格闘+炎技を両方半減してくるギャラドス・ボーマンダ・カイリュー等の弱点を突けます。ついでにシャンデラにも効果抜群で、ブルンゲルには等倍ダメージを与えられます。
  • かみなりパンチ:
    ギャラドスの4倍弱点を突けるほか、マリルリ・ブルンゲル・ドククラゲといった相手にも効果抜群です。
  • はたきおとす:
    相手の持ち物を叩き落として使えなくする効果の悪技。ポケモンXYで威力65に上がり、相手が持ち物を持っていればさらに1.5倍の威力になるため「つじぎり」よりもオススメです。悪技はゴーストに効果抜群ですが、ゴーストは炎技でも等倍ダメージが入り、炎技に耐性があるシャンデラやブルンゲルには「ストーンエッジ」「かみなりパンチ」があるため優先度は低めです。相手の道具を叩き落とすことに期待するなら入れても面白い技です。
  • シャドークロー:
    ゴースト技は悪技と同様、ゴースト相手の弱点をつくための技です。ゴースト技と悪技の違いは半減される相手ですが、ゴースト技に耐性があるノーマル・悪タイプはいずれもメガバシャーモの格闘技で弱点をつけます。よってメインウェポンの格闘技との相性という意味ではゴースト技の方が優秀です。
  • じしん:
    ギルガルドの弱点を突けます。ギルガルドは炎技でも弱点を突けますが「フレアドライブ」は直接技なので注意。メガバシャーモが「フレアドライブ」を使うターンにギルガルドに「キングシールド」を使われると、メガバシャーモの攻撃が2段階下がってしまいます。直接技でない「じしん」なら「キングシールド」で攻撃を下げられる心配はありません。
    「じしん」ではギルガルドの他にも、シャンデラやドラミドロといった相手の弱点もつけます。しかし格闘技との攻撃範囲の相性は岩技等の方が上なので優先度は低いです。
  • つるぎのまい:
    相手の交代読みで積むことで全抜きのプレッシャーを与えられる技。一度積むだけでかなり止まりにくくなります。
  • まもる:
    メガバシャーモが場に出た初めのターンに使うことで、安全に「かそく」を発動させられます。また「こだわりハチマキ」のマリルリが出てきたときに使えば相手の技がどれに縛られたか分かります。
  • バトンタッチ:
    メガバシャーモが倒せない相手が登場したとき、「かそく」で上がった素早さを「バトンタッチ」で後続ポケモンに引き継げます。メガバシャーモは再び死に出しで繰り出せばアタッカーとして再利用できます。

役割関係

【メガバシャーモを繰り出せるポケモン】

【メガバシャーモに繰り出されるポケモン】


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