メガボーマンダ育成論

メガボーマンダの育成論。ポケモンオメガルビーアルファサファイア (ORAS) 対応版。

メガボーマンダの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

★ボーマンダの育成法はボーマンダ育成論の方を参照。

メガボーマンダの基本データ

全国 No.373 メガボーマンダ
メガボーマンダ 分類 : ドラゴンポケモン
タイプ : ドラゴン/ひこう
高さ : 1.8 m
重さ : 112.6 kg
種族値 タイプ相性
HP 95
攻撃 145
防御 130
特攻 120
特防 90
素早さ 120
×4
×2 岩 竜 妖
×1/2 炎 水 格 虫
×1/4
無効
特性
スカイスキン ノーマルタイプのわざがひこうタイプになり、威力が1.3倍になる。
隠れ特性 (夢特性)
-

メガボーマンダのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 メガボーマンダを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

メガボーマンダの特徴

【良いところ】

  • メガボーマンダはホウエン600族のボーマンダがメガシンカした姿。メガシンカしたことで防御と素早さが大きく伸び、他の能力も少しずつ上がっています。全体的に能力が高いため種族値合計は700に達し、伝説・幻ポケモンを除けば最高の種族値合計を持つメガシンカポケモンです。
  • メガボーマンダは特性「スカイスキン」を持つため「すてみタックル」などの高威力ノーマル技をタイプ一致の飛行技として使うことができます。威力120の「すてみタックル」をメインウェポンとする場合、特性「スカイスキン」の効果で威力が1.3倍になるので実質威力156の飛行技をメインウェポンに持つことができます。
  • 飛行技をメインウェポンにできることと素早さの高さから、ボーマンダはフェアリーポケモンに強いドラゴンといえます。相手がフェアリーに交代しても交代ターン+次ターンの飛行技2発で倒せるため、メガボーマンダはフェアリーでは対策しにくいです。
  • ボーマンダはメガシンカで素早さが上がり、素早さ120族となりました。ラティアス、メガラティアス、ラティオス、メガラティオス、ガブリアスなどメガシンカ前には抜けなかったドラゴンに加え、メガリザードンX、カイリューなども抜くことができドラゴン対決に強くなりました。

【悪いところ】

  • メガシンカにより素早さが大きく上がったことで、バトル終盤に先制攻撃して相手の残りポケモンを全抜きすることにも期待できます。しかし素早さ種族値は120と素早いポケモンの中では微妙な位置なので、全抜きを期待するなら「りゅうのまい」などでの素早さ上昇を狙いたいところ。
  • 1回のバトルでメガシンカできるポケモンは1匹までなので、ボーマンダをメガシンカさせると他の有用なメガシンカポケモンが使えなくなってしまいます。
  • ボーマンダはメガシンカしなくてもそこそこ強いアタッカーとして使用できますが、現在ほとんどのボーマンダがメガシンカするため相手にメガシンカ枠がバレやすいという欠点があります。これは他の有用なメガシンカポケモン全てに共通した問題です。

メガボーマンダの型

【りゅうのまい型】

特性 :
スカイスキン
性格 :
いじっぱりorようきorやんちゃorむじゃき
努力値:
攻撃252 素早さ調整 残り耐久
持ち物:
ボーマンダナイト
確定技:
すてみタックルorおんがえし/じしん/りゅうのまい
選択肢:
だいもんじ/からげんき/りゅうせいぐん/げきりん/ドラゴンダイブ/みがわり

◆型について

  • 高い攻撃と特性「スカイスキン」による高火力のアタッカー型です。バトル中盤以降に「りゅうのまい」で素早さを強化すれば全抜きも狙えます。
  • 地面や水ポケモンといった有利な相手に交代出しできますが、これらのタイプのポケモンは耐久が安定していることが多いため相手のHPが満タンだと返り討ちにあってしまうことがあります。格闘ポケモンなど飛行技に弱いポケモンに対して繰り出せれば相手の交代を誘いやすく、交代読みで「りゅうのまい」が積めます。

◆特性について

  • メガボーマンダにメガシンカすると特性が「スカイスキン」になります。
  • メガシンカ前のボーマンダの特性は「いかく」がオススメです。ボーマンダをメガシンカさせずにバトル中盤以降まで温存できた場合、「いかく」で相手の攻撃を下げつつ繰り出し、相手の交代を誘って「りゅうのまい」で全抜きを狙えます。また相手がボーマンダの「りゅうのまい」を読むことで交代しにくくなり、読み合いに持ち込めることも。
  • メガシンカ前のボーマンダの隠れ特性は「じしんかじょう」で、相手を倒す度にボーマンダの攻撃ランクを上げることができます。「りゅうのまい」で全抜き中に発動すれば相性の良い特性ですが、相手を倒す前にメガシンカしてしまうと意味がなく、「いかく」が使えないので交代出ししにくくなるというデメリットも大きいです。そのためボーマンダを繰り出すだけで発動する「いかく」の方がオススメです。

◆性格・努力値について

  • 攻撃・素早さ全振りがベースです。「りゅうのまい」を積んだ後に合わせて素早さ調整することも考えられますが、素早さに多めに振らないと「りゅうのまい」を積む前に先制しにくくタイマン戦に弱くなります。また素早さに全振りしないと同族対決に弱くなってしまいます。
  • 性格は攻撃重視のいじっぱりor素早さ重視のようきが基本です。性格をいじっぱりにすると、素早さに全振りしても最速105族と同速となり、最速106~118族が抜けなくなります。一応いじっぱりでも最速ガブリアス、最速メガリザードンXY、最速メガガルーラなどのポケモンは抜くことができます。
  • 「だいもんじ」「りゅうせいぐん」など特殊技を使うなら、特攻を下げない代わりに特防が下がる性格やんちゃorむじゃきも候補です。しかし特防を下げてしまうと相手の特殊炎技や水技読みで出したときのダメージが大きく、半減技読みで繰り出しにくくなります。
  • 以下は素早さ調整点の例です。

    【いじっぱり・やんちゃ】

    調整先 調整先の
    ポケモン例
    必要努力値 素早さ実数値
    無振り
    (りゅうのまい1回で最速135族抜き)
    メガミミロップ
    メガライボルト
    0 140
    りゅうのまい1回で最速145族抜き メガジュカイン
    メガスピアー
    36 145
    りゅうのまい1回で最速150族抜き メガフーディン
    メガプテラ
    68 149
    最速100族抜き メガリザードンX
    メガリザードンY
    メガガルーラ
    220 168
    全振り - 252 172

    【ようき・むじゃき】

    調整先 調整先の
    ポケモン例
    必要努力値 素早さ実数値
    最速110族抜き ラティオス
    ラティアス
    メガラティアス
    メガメタグロス
    180 179
    全振り - 252 189
    努力値調整は個体値Vを仮定しています。

◆持ち物について

  • ボーマンダナイト:
    ボーマンダをメガボーマンダにメガシンカさせます。

◆技について

「すてみタックルorおんがえし」「じしん」「りゅうのまい」「選択肢」という技構成です。

  • すてみタックル・おんがえし:
    ノーマル技ですが特性「スカイスキン」で威力が1.3倍され、タイプ一致の飛行技になります。
    「すてみタックル」は威力156と高威力の飛行技ですが、与ダメージの1/3だけ反動ダメージを受けてしまいます。
    「おんがえし」は威力132と、威力が少し下がってしまう代わりに反動ダメージがありません。一見こちらの方がボーマンダが長生きしそうですが、倒しきれなかった相手の反撃を受けて倒されてしまう確率も上がるので要注意です。
  • じしん:
    威力100の地面技です。飛行技を半減してくる相手は電気・岩・鋼タイプですが、地面技はその全てに効果抜群を取れるためサブウェポンとしてとても優秀です。
    地面技ではヒードランの4倍弱点を突くことができますが、ヒードランはたまに「ふうせん」を持っているので注意。
  • りゅうのまい:
    龍の舞型なので確定です。ボーマンダが有利な相手に出せば交代読みで積むことができます。攻撃力を上げることで相手の居座りを防げるほか、バトル中盤以降なら上がった素早さからの全抜きが狙えることも。
  • だいもんじ:
    威力110の炎特殊技です。飛行技を半減してくる鋼タイプに効果抜群です。ボーマンダが特攻↓の性格でも、鋼ポケモンは防御>>特防であることが多いため特殊技の方が有効です。
    大抵の鋼ポケモンは「じしん」で弱点を突けますが、「ふうせん」を持つ鋼ポケモンやエアームドには地面技が当たりません。「だいもんじ」ではこれらの「じしん」が効かない相手を狙えます。
    炎技ではハッサムやナットレイなど地面技で弱点を突けない鋼相手の4倍弱点を突けますが、これらの相手は飛行技で等倍ダメージを与えることもできます。
  • からげんき:
    威力70のノーマル技ですが、こちらが状態異常のとき威力140に上がります。さらに「スカイスキン」により威力182と高威力の飛行技に。
    「からげんき」はメガボーマンダがやけど状態にされても、やけどの攻撃ダウンを無視して攻撃できるためやけど対策になります。
  • りゅうせいぐん:
    威力130のドラゴン特殊技です。ドラゴン物理技は不安定な技が多いので、ボーマンダが特攻↓の性格でも特殊技も候補に入ります。使うと特攻が2段階下がってしまいますが、この型のメインウェポンは物理技なのであまり気になりません。
    タイプ一致のドラゴン技については、確定技の飛行技+地面技の攻撃範囲が広いためあまり必要ではありません。ドラゴン技ではウォッシュロトムなど飛行+地面技に耐性を持つ相手に等倍ダメージが入るほか、メガボーマンダより遅いドラゴンポケモンをほぼ確実に倒せます。
  • げきりん:
    タイプ一致威力120のドラゴン物理技ですが、使うと2~3ターン攻撃し続けた後に混乱してしまうためとても隙の大きい技です。特性「スカイスキン」を考慮すると、高威力とはいえ「すてみタックル」どころか「おんがえし」よりも威力が低いため優先度も低いです。
    バトル序盤に使うと相手に鋼やフェアリーといったポケモンに交代されてしまうので注意。相手の鋼やフェアリーポケモンを倒したバトル中盤以降に限り使用候補になります。
  • ドラゴンダイブ:
    威力100のドラゴン物理技です。命中率が75と低く、飛行技との相性が良いわけでもないためあまりオススメできません。
  • みがわり:
    相手の交代読みや状態異常技読みで使えば、次のターンに安全に「りゅうのまい」が積めます。また読み外して相手が攻撃してきても、メガボーマンダ本体が攻撃されずにすみます。

【二刀流アタッカー型】

特性 :
スカイスキン
性格 :
ひかえめorおくびょうorうっかりやorむじゃき
努力値:
特攻252 素早さ調整 残り攻撃
持ち物:
ボーマンダナイト
確定技:
りゅうせいぐん
選択肢:
だいもんじ/ハイパーボイス/じしん/すてみタックル/げきりん/はねやすめ

◆型について

  • 「りゅうせいぐん」など特殊技をメインウェポンに持つ二刀流型です。物理技も持っておくことで「りゅうせいぐん」で特攻が下がっても居座れたり、物理技でダメージを与えた相手に特殊技でトドメという戦法ができます。
  • メガボーマンダには「りゅうのまい」で攻撃力を上げる物理エース型の方が多いため、これを迎え撃つために出てきたウォッシュロトムやメガヤドランなどを特殊技で返り討ちにできます。

◆特性について

  • メガボーマンダにメガシンカすると特性が「スカイスキン」になります。
  • 進化前のボーマンダの特性は、相手の物理アタッカーの攻撃を下げつつ繰り出せる「いかく」がオススメです。

◆性格・努力値について

  • 特攻・素早さ全振りがベースですが、素早さを調整にして残りを攻撃に振ると物理技の火力が上がります。素早さ調整は【りゅうのまい型】を参照です。
  • 性格をひかえめorおくびょうにすると物理技の火力が下がってしまいますが、耐久が安定して炎や水タイプの特殊技に対して繰り出しやすくなります。性格をうっかりやorむじゃきにすると特殊技に対して交代で出しにくくなる代わりに物理技の火力が上がり、相手を物理技+「りゅうせいぐん」で倒しやすくなります。

◆持ち物について

  • ボーマンダナイト:
    ボーマンダをメガボーマンダにメガシンカさせます。

◆技について

「りゅうせいぐん」「選択肢」「選択肢」「選択肢」という技構成です。

  • りゅうせいぐん:
    威力130のドラゴン特殊技で、メガボーマンダが使える特殊技の中では最高火力です。
  • だいもんじ:
    威力110の炎特殊技。「りゅうせいぐん」を半減してくる鋼ポケモンに効果抜群で、ドラゴン技が効かないフェアリーにも等倍ダメージが入ります。
  • ハイパーボイス:
    威力90のノーマル特殊技ですが、特性「スカイスキン」の効果で威力117の飛行技になります。「りゅうせいぐん」と異なり連打できるタイプ一致技です。
    フェアリーポケモンに等倍ダメージが入りますが、鋼ポケモンにはドラゴン技同様に半減されてしまいます。
  • じしん:
    威力100の地面物理技で、「りゅうせいぐん」を半減してくる鋼ポケモンに効果抜群です。「だいもんじ」と異なり、特性「もらいび」を持つヒードランの4倍弱点を突けます。また特殊耐久の高いバンギラスの弱点も突くことができます。
  • すてみタックル:
    特性「スカイスキン」込みで威力156の飛行物理技です。メジャーなフェアリーポケモンは特防>防御であることが多いため、特殊技の「ハイパーボイス」よりもダメージが通りやすいです。また物理技はラッキーなど特殊耐久が高いポケモンと対峙してしまったときにも効果的です。
  • げきりん:
    威力120のドラゴン物理技。2~3ターン連続攻撃し続けてから混乱する技で、高威力ながら隙も大きいです。ドラゴン技は「りゅうせいぐん」もあるためあまり必要ではありません。
  • はねやすめ:
    交代読みなどで回復することでメガボーマンダを長持ちさせます。メガボーマンダは素早さが高めなので、相手パーティに素早さの低いポケモンしか残っていなければバトル終盤に先制攻撃して活躍できます。

役割関係

【メガボーマンダを繰り出せるポケモン】

【メガボーマンダに繰り出されるポケモン】


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