トリミアン育成論

トリミアンの育成論。ポケモンXY対応版。

トリミアンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

トリミアンの基本データ

全国 No.676 トリミアン
トリミアン 分類 : プードルポケモン
タイプ : ノーマル
高さ : 1.2 m
重さ : 28.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 75
攻撃 80
防御 60
特攻 65
特防 90
素早さ 102
×4
×2
×1/2
×1/4
無効
特性
ファーコート 物理技で受けるダメージを半分にする。
隠れ特性 (夢特性)
-

トリミアンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 トリミアンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

トリミアンの特徴

【良いところ】

  • トリミアンはポケモンXYで新登場した犬ポケモン。トリミアンは初めボサボサの姿ですが、ミアレシティポケサロン グルーミングでカットを受けることで9種類のフォルムに変えることができ、見た目が楽しいポケモンです。カットで変化するのはトリミアンの外見のみで、種族値などの強さがカットで変わることはありません。
  • トリミアンは専用特性「ファーコート」を持ち、物理技で受けるダメージが半分になります。トリミアンは種族値上の物理耐久は低いポケモンですが、「ファーコート」の効果でカバルドンに近い物理耐久を持ちます。

【悪いところ】

  • トリミアンは覚える攻撃技の種類が少なく、攻撃手段がかなり限られるポケモンです。物理サブウェポンでは「じしん」などの高威力技はおろか、三色パンチ (ほのおのパンチなど) や三色キバ (ほのおのキバなど) すら覚えてくれません・・・。
    トリミアンは特攻が低いのであまり関係ありませんが、「だいもんじ」「れいとうビーム」といったメジャーな特殊技を覚えることもできません。ノーマルタイプには色々なタイプの技を使えるポケモンが多いですが、トリミアンには当てはまりません。
  • トリミアンは特性「ファーコート」で物理耐久が高いポケモンです。トリミアンはノーマルタイプのためタイプ耐性を生かした交代出しはできませんが、高い物理耐久を生かして等倍物理技への繰り出しが期待できます。
    しかしトリミアンは攻撃力が低く、相手を強力に流す手段を持ちません。覚える技も少ないため弱点をついて流すことも困難で、「おにび」など補助技で誤魔化すこともできません。このため相手が交代してくれず、高火力の物理アタッカーにゴリ押しで突破される危険があります。また相手が交換してくれたとしても、攻撃種族値80からの攻撃では相手の交代先に大きなダメージを与えられません。
    トリミアンは攻撃力が低く相手を倒すのに時間がかかることから、「つるぎのまい」など積み技の起点にもなりやすいです。強力な物理エースに「つるぎのまい」「りゅうのまい」を積まれたら、トリミアンの物理耐久でも太刀打ちできません。
    相手の物理アタッカーが交代してくれなくても、最悪回復技を連打して居座ればいいという考え方もあります。居座りできる前提なら相手のPPが切れるまで粘ったり、「どくどく」などで相手に圧力を与えられます。しかしトリミアンは「じこさいせい」のような回復技を覚えないため、居座り戦法もできません。

トリミアンの型

【物理流し型】

特性 :
ファーコート
性格 :
わんぱくorようき
努力値:
防御252 素早さ調整 残りHP
持ち物:
たべのこしorオボンのみorカゴのみorゴツゴツメット
確定技:
おんがえしorふいうちorワイルドボルト
選択肢:
とんぼがえり/でんじは/ほえる/あまえる/つぶらなひとみ/ふるいたてる/
ねむる/いばる/コットンガード

◆型について

  • バトル序盤~中盤に、格闘以外の物理アタッカーに繰り出し、相手の交代を誘う型です。低火力のトリミアンは相手を流す力が弱く、相手が交代してくれないとゴリ押しされてしまったり、グダグダになりがちなので注意。

◆特性について

  • トリミアンの専用特性「ファーコート」です。全ての物理技のダメージを半減できる優れた特性です。

◆性格・努力値について

  • 性格・努力値は、わんぱくの場合とようきの場合の2つが考えられます。
  • 性格をわんぱくにする場合、防御特化がベースになります。この努力値配分では100族をギリギリ抜ける素早さを生かせませんが、物理耐久が高まり「こだわりハチマキ」など火力UPアイテムを持つ相手に繰り出しやすくなります。また場に出るターンに受けるダメージが減るため、トリミアンを繰り出せる回数が増えます。「ほえる」「ふいうち」など素早さに関わらず先攻・後攻になる技を使うときにもオススメの努力値です。
    HPの努力値を減らし、抜きたい相手に合わせて素早さ調整をかけてもOKです。トリミアンは素早さ無振りのとき最速59族と同速ですが、素早さに振ることで最速88族と同速になります。この素早さ帯にはギルガルド、ジバコイル、バンギラス、ハッサム、メタグロス、ニョロトノなど多くのポケモンが含まれます。しかしトリミアンは覚える技が少ないため、素早さで抜いたからといって何かできるわけではないケースも多いです。
  • 性格をようきにする場合、最速100族を抜ける素早さを生かすことができます。ようきの場合は防御・素早さ全振りをベースとします。防御の代わりにHPに振ると特殊耐久も上げることができますが、「ファーコート」を最大限生かせる防御振りの方が安定です。

◆持ち物について

  • たべのこし・オボンのみ:
    トリミアンを繰り出せる回数を増やすことに期待できます。
  • カゴのみ:
    「ねむる」と合わせてねむカゴし、一度だけトリミアンを全回復できます。
  • ゴツゴツメット:
    直接技を受けると相手にダメージを与えるアイテム。物理技には直接技が多いため、物理技に繰り出すトリミアンと相性が良いです。

◆技について

「おんがえしorふいうちorワイルドボルト」「選択肢」「選択肢」「選択肢」という技構成です。

  • おんがえし:
    タイプ一致のメインウェポンですが、トリミアンの攻撃が低く弱点もつけないため火力は期待できません。
  • ふいうち:
    トリミアンよりも素早い相手とのタイマン戦で役立つことがあります。バトル終盤にゲンガーやラティオスとはち合わせても先制で相手の弱点をつけます。
  • ワイルドボルト:
    ギャラドスの4倍弱点をつけ、遂行技になります。電気技では他の水ポケモンの弱点もつけますが、水ポケモンは耐久が高いことが多いためダメージには期待できません。
  • とんぼがえり:
    交代読みで使えば、交代先の相手を見てから有利な自分のポケモンを繰り出せます。トリミアンの場合火力が低いため、タイプ一致で使えるハッサムのように与ダメージに期待できるわけではありません。
  • でんじは:
    素早いアタッカーをまひさせて素早さを下げることで、味方のポケモンが止まりにくくなるサポートです。
  • ほえる:
    積み技を使う相手を強制的に流せます。また「ステルスロック」などを予め別なポケモンで撒いておけば交代先のポケモンにダメージを与えられます。しかし相手の交代先のポケモンはランダムなので、特殊エースが無償降臨してくることがあるのが困り物。
  • あまえる:
    敵の攻撃を2段階下げられる補助技。相手の物理アタッカーが交代してくれないときに使えば交代を誘えます。また格闘ポケモンやバンギラス等、トリミアンが苦手な物理エースへの交代読みで使えます。
  • つぶらなひとみ:
    こちらは先制で攻撃を下げられますが、1段階しか下がりません。そこそこ素早さの高いトリミアンとの相性は微妙です。
  • ふるいたてる:
    自分の攻撃と特攻を1段階ずつ上げる積み技。攻撃を上げられるため、何度も積めれば相手にかなり圧力をかけられます。しかし特攻上昇がムダになってしまいます。
  • ねむる:
    「カゴのみ」と合わせてねむカゴし、トリミアンを全回復できます。また相手の物理アタッカーが交代してくれずグダグダになった場合、「コットンガード」を積んでから「カゴのみ」なしで素眠りしても余裕で回復が間に合ったりします。しかし素眠りに入ってから交代されると痛いので注意。
  • いばる:
    特殊アタッカーへの交代読みで使えば、「いばる」の攻撃上昇は相手の不利に働きます。相手を混乱させた上でトリミアンも後続に交代できます。
  • コットンガード:
    防御ランクを一気に3段階上げられる積み技。これを積めば物理アタッカーにかなり突破されにくくなりますが、積んだターンに相手が特殊アタッカーに交換してくると意味がなくなってしまいます。また「コットンガード」で粘っても、相手のゴリ押しで急所に当てられることがあるので注意。

役割関係


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